キヤノン 1.4倍テレコン内蔵 400mm f/2.8、600mm f/4ほかの特許

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キヤノン 望遠レンズの特許

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焦点距離 389.00
Fナンバー 2.91
半画角(°) 3.18
像高 21.64
レンズ全長 406.00
BF 53.83

焦点距離 544.00
Fナンバー 4.19
画角(°) 2.28
像高 21.64
レンズ全長 406.01
BF 53.83

焦点距離 582.00
Fナンバー 4.12
画角(°) 2.13
像高 21.64
レンズ全長 486.10
BF 81.91

焦点距離 814.80
Fナンバー 5.88
画角(°) 1.52
像高 21.64
レンズ全長 486.10
BF 81.91

焦点距離 300.00
Fナンバー 2.91
画角(°) 4.12
像高 21.64
レンズ全長 320.00
BF 49.68

焦点距離 420.00
Fナンバー 4.12
画角(°) 2.95
像高 21.64
レンズ全長 320.00
BF 49.68

1.4倍テレコン内蔵望遠レンズ

キヤノンが新たなレンズの特許を出願しています。これは分割の特許ですので、すでに以前に提出されていた特許の再提出板ということになりますが、当サイトで記事にしていなかったので取り上げました。上記がそのレンズの実施例です。まとめると以下のようなレンズになるようです(当サイトの解釈です)

  • 400mm f/2.8
  • 550mm f/4.2
  • 600mm f/4
  • 800mm f/5.8
  • 300mm f/2.8
  • 400mm f/4

このように大口径超望遠単焦点レンズの特許であることがわかります。像高からいずれもフルサイズ用のレンズとなっています。

この特許のレンズの特徴ですが、まず主光学系となる通常の撮影レンズに加えて、変倍光学系EXT、いわゆるテレコンバーターを組み合わせた構成が採用されています。主光学系だけでも撮影が可能ですが、必要に応じてテレコンを挿入することで焦点距離を拡大し、望遠側の画角を得られるようになっています。

このテレコンは位置が特徴的で、絞りと像面の間、つまり像側の限られた空間に挿入されるよう設計されています。この位置に配置することで、テレコンに入射する光束が小さくなり、内部ユニットを小型化しやすくなるほか、挿入時の収差変動を抑えられるというメリットがあるようです。

また、テレコンの ON/OFF によってレンズ全長が変化しないように構成されている点も重要な特徴のようです。前玉から像面までの距離が一定に保たれるため、撮影時のバランスが崩れにくく、設計上の収差補正も安定し、取り扱いやすいレンズとなっているようです。

1.4倍のテレコン内蔵で、さらに上記のように超望遠、かつ大口径ということで、ものすごいレンズになりそうですね。登場する可能性はあるのでしょうか?

さらにキヤノンの新レンズの特許を「キヤノン 200mm f/1.8、300mm f/2.0レンズの特許を出願」で詳しくお伝えします。

J-Plat-Pat

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