キヤノンの超広角ズームの特許
キヤノンが超広角ズームの特許を出願していたことがわかりました。実際にどのようなレンズの特許なのか内容をみてみます。
■ 実施例
・焦点距離 11.33 17.56 23.30mm
・f値 4.08 4.08 4.12
・半画角 59.63 50.70 42.88度
・像高 19.33 21.64 21.64mm
・レンズ全長 135.40 127.26 130.90mm
・バックフォーカス 13.63 16.01 14.26mm■ 実施例
・焦点距離 14.42 24.42 33.95mm
・f値 4.08 4.08 4.12
・半画角 53.26 41.34 32.50度
・像高 19.33 21.64 21.64mm
・レンズ全長 125.87 118.34 125.87mm
・バックフォーカス 14.99 14.99 14.99mm■ 実施例
・焦点距離 15.45 25.03 33.95mm
・f値 2.91 2.91 2.91
・半画角 51.37 40.70 32.51度
・像高 19.33 21.64 21.64mm
・レンズ全長 149.62 134.58 135.96mm
・バックフォーカス 15.11 15.11 15.11mm(当サイトによる解釈です)
特許情報プラットホーム
特許では複数の実施例があるのですが、似たような仕様なのは代表的なもの一つにまとめています。というわけで内容をまとめてみると、レンズの仕様としては以下のようなレンズの特許になっているようです。
・10-24mm f/4
・15-34mm f/4
・15-34mm f/2.8
像高とバックフォーカスから考えると、これはフルサイズミラーレス用の超広角ズームになっていることがわかります。10-24mmのほうは開放f値がf/4で、15-34mmのほうはf/4バージョンとf/2.8のバージョンの二つにわかれているようです。
ちなみに現在のRFマウント用広角ズームのラインナップは以下のようになっています。
・RF14-35mm F4 L IS USM
・RF15-35mm F2.8 L IS USM
上記の特許からは、これらのどちらのレンズの可能性も高いと思われます。ちなみに、それぞれのレンズのレンズ構成図を調べてみました。すると似ているのですが、微妙に違う部分もあり、確実に同じ特許からの製品とは言えないのだろうと思います。
たぶん、一般的にはこれらの実施例のなかでは超広角の10-24mm f/4のレンズが欲しい人のほうが多いのではないかと思いますが、実際に発売されるでしょうか?
お詫び
本特許について、誤ってニコンのレンズに関する特許として記事を記述していました。お詫びして訂正いたします。ご指摘ありがとうございました。
2022/06/13 19:00
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コメント
コメント一覧 (2件)
私の方のミス他あるやもしれませんが、特許情報プラットフォームにクリックしていくとキャノンの特許が出てきていますが、どうなのでしょう。私のミスでなく、もし間違い等があるのであれば特に私の名前、投稿他出さず(すでに他の方もいるやもしれません)で訂正他でも構いません。私のミスであれば、このコメントは必要ありませんし。
ご指摘ありがとうございます。
こちらのミスでニコンの特許だと思い記事を作成してしまいました。
その後、改めて記事を訂正して公開いたしました。
ご指摘ありがとうございます。
今後とも当サイトをよろしくお願い申し上げます。