CIPA 2022年3月のデジカメ出荷数量を公表
CIPAが2022年3月のデジカメ出荷数量を公表しています。上記はレンズ交換式の出荷数量で、レンズ固定式(コンデジ)の出荷数量などもありますので、すべての出荷数量については記事元リンクからご覧ください。
このグラフをみると前月の2022年2月よりも若干、出荷数量が上向いていることがわかります。しかし、2021年3月よりも大幅に減少していて、素直に喜べるような数値ではないと思いますね。
2020年の3月よりはかなり売れているのですが、この頃は新型コロナウィルスが日本でも蔓延しつつある状況で、多くの人が外出を自粛したり、リモートワーク、リモート授業が検討されだした頃ですので、2020年と比較して売れていると判断するのは無理があると思います。
出荷数量が上向かないのは半導体不足が原因か
このようにカメラの出荷数量が増えていない状況ですが、これは恐らく半導体不足がかなり影響を与えているのではないかと思います。キヤノンではEOS R3が、ソニーではα7Cやα6400が、ニコンではNikon Z 9やZ fc、OMデジタルではOM-1が供給不足を告知しています。これらは半導体不足、物流の混乱、中国の再ロックダウンによるサプライチェーンの混乱、ロシアのウクライナへの侵攻など、様々な要因が重なっていることが理由と思われます。これらは同時にすぐに改善するとは思えないので、この混乱はしばらく続くことになると思います。
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