デジカメ売れ筋ランキング
1 キヤノン EOS Kiss M2 ダブルズームキット ホワイト
-BCNより
2 キヤノン EOS Kiss M2 ダブルズームキット ブラック
3 キヤノン EOS Kiss X10 ダブルズームキット ブラック
4 キヤノン EOS Kiss X10i ダブルズームキット
5 キヤノン EOS RP・RF24-105 IS STM レンズキット
6 ソニー α6400 ダブルズームレンズキット シルバー
7 ソニーα6100 ダブルズームレンズキット ブラック
8 ソニー α6400 ダブルズームレンズキット ブラック
9 オリンパス OLYMPUS PEN E-PL10 EZ ダブルズームキット ホワイト
10 富士フイルム FUJIFILM X-T30 ズームレンズキット ブラック
BCNがデジカメ売れ筋ランキングを公開しています。ランキングは50位までありますので、あなたの気になるカメラのランキングは記事元リンクからご覧ください。今回の集計期間は1月3日~9日の1週間です。
ランキングでは1位から5位までキヤノンが独占し、キヤノン圧勝という状況になっています。それに続きソニーが6位から8位に3機種がランクインしています。
たぶん半導体不足の影響を受けていないキヤノンがカメラを安定的に供給することができているため、上位を独占している可能性が高いのかなと思います。そして、キヤノンのAPS-Cミラーレスはコスパが高いので人気がでるのも理解できるところです。
キヤノンのあとにソニーが続いていますが、こちらは製品の供給が不足している可能性も考えられると思いますね。それでもE-PL10より上位にランクインしているのはすごいなと思います。
ところで前回のランキングでは上位にランクインしていたNikon D5600ですが、今回のランキングではTOP10に入ることはありませんでした。
ランキングではD5600ダブルズームキットが23位に、標準ズームキットが27位にランクインしていますが、やはりD5600の一時的なランキングの急上昇は福袋として売られていたからという可能性が高くなってきました。
安定して上位にランクインするkissシリーズ
それではランキングのこれまでの推移をみてみましょう。
この推移グラフをみればわかりますが、やはりキヤノン製品が安定的に上位にランクインしている様子がわかりますね。ソニーは年末に一時的にランキングから姿を消しましたが、これは供給不足が原因と思われます。最近の価格.comをみるとα6400やα6100は在庫が復活している傾向がみられるので、それで年始にかけて復活してきているのかなという印象ですね。このあたりはいずれ調べてみたいと思っています。
それでも寂しいのはニコン製品がまったくTOP10圏内にランクインしていないことでしょうか。Nikon Z fcはまだ供給が不足しているようで在庫不足ですし、Z 50も良いカメラとは思いますが価格が高いのでなかなかランキングの常連にはなりきれません。コスパの高い製品を投入しないと売れないと思いますが、ニコンは利益率の低い商品からは撤退する意向のようですので、今後も上位にランクインするのは難しいのかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (4件)
ランキング上位常連の特徴は「10万円前後」「ダブルズームキット」「ファインダーあり」「ブラックだけじゃなくてホワイトやシルバーのカラーバリエーションあり」といったところでしょうか?
E-PL10 はファインダーがありませんがダブルズームキットで価格コム最安値 73,380 円と圧倒的に安いですね。
ニコンのミラーレスのダブルズームキットというと Z50 になりますが、133,000円で価格競争力が弱いですね。ボディもレンズもワンランク上の作りなのだと思いますが、やはり多くのユーザーは値段をまず見るのでしょうね。
低利益率の製品から手を引く判断は正しい側面もあるんでしょうけど、カメラマニアではない一般層からニコンという選択肢を狭めてしまうのはどうか、という気もします。
ファミリー層はダブルズームキットだけで終わる傾向が強いでしょうけど、例えば子供がそのカメラから興味を持って5年後には買う、なんてこともあるかもしれません。その時の選択肢は同一メーカーの可能性が割と高いんじゃないでしょうか?
利益率重視だとしても、1機種くらいは廉価モデル(Z30?)があった方がいいように感じます。
儲からないものは作らない。レンズを買わないファミリー層は相手にしない。ニコンの判断は営利企業として極めて正しいと思います。
個人的な観測範囲では、D5x00 からカメラを始めた人で写真を撮るのが好きな人、写真家の人って結構多い気がしていて Kiss の方はそうでもない印象なので、
ニコンのエントリー機ってファミリー向けを越えて写真愛好家を増やす力があるんじゃないかとちょっと思っています。
とはいえ儲からない事業を無理にするべきではない、というのも一理あります。
Z fc, Z 50 さらには来るべき Z 30 ? がそのあたりを担ってくれるのでしょうか。