ソニーのミラーレスカメラの納期状況
キヤノンとニコンのカメラが供給不足になっている可能性があることを過去にお伝えしました。今回はソニーのカメラの供給状況を調べてみようと思います。現在のソニーのカメラの納期はどのような設定になっているのでしょうか?
それではソニーのカメラの納期についてみてみましょう。
α1 ボディ | 納期約2週間 |
α9 III ボディ | 納期約1-2週間 |
α7R V ボディ | 納期約1-2週間 |
α7S III ボディ | 納期約1週間 |
α7 IV ボディ | 納期約1-2週間 |
α7 IV ズームレンズキット | 納期約1-2週間 |
α7CR ボディ ブラック | 納期約1-2週間 |
α7C II ボディ ブラック | 納期約1-2週間 |
α7C II ズームレンズキット ブラック | 納期約1-2週間 |
ZV-E1 ボディ ブラック | 納期約1-2週間 |
E1 ズームレンズキット ブラック | 納期約1-2週間 |
ZV-E10 ボディ ブラック | 納期未定 |
ZV-E10 パワーズームレンズキット ブラック | 納期未定 |
ZV-E10 ダブルズームレンズキット ブラック | 納期約2-3週間 |
α6700 ボディ | 納期約1-2週間 |
α6700 高倍率ズームレンズキット | 納期約1-2週間 |
α6400 ボディ ブラック | 納期未定 |
α6400 高倍率ズームレンズキット ブラック | 納期未定 |
α6400 ダブルズームレンズキット ブラック | 納期未定 |
というわけで、上記はカメラのキタムラにおける記事執筆時点の各カメラの納期です。ご覧の通り、すべてのカメラで納期が設定されていることがわかります。中には納期未定となっているカメラもあり、それがα6400とZV-E10です。
ひょっとしたら新製品の発表が近く、もうソニーが生産をかなり絞っている可能性はあるのかもしれません。ZV-E10については、Mark IIの噂がかなり前から流れていて、もしその発表が遅れているのだとしたら、この納期未定は予定通りの可能性はあると思います。しかし、それではソニーは新製品が発売されても旧製品を併売して値が下がるままに任せていたやり方とは異なります。戦略が変わったのでしょうか?
さて、これはもちろんカメラのキタムラだけの納期で、他のショップではまだ在庫がある店舗もあるのは事実です。しかし、価格.comなどのサイトをみても在庫がないショップがチラホラみられ、どうやら供給が不足しているらしいことがわかります。
当サイトでは、過去にキヤノンとニコンの製品の在庫状況も調査しています。それが以下の記事になります。
![](https://mirrorless-camera.info/wp-content/uploads/2024/04/20240430_003.jpg)
![](https://mirrorless-camera.info/wp-content/uploads/2024/03/20240321_001.jpg)
これらの今月に調査したものですが、最新の情報ではないので、今では少し状況が変わっているかもしれません。しかし、ほぼ納期は変わっていないようです。従って、ソニー、キヤノン、ニコンのカメラのほとんどで納期が設定されていて、ネットショップでは在庫がないことがわかります。
どうして、このような状況になっているのでしょうか?
最初は欧州のAI規制法が関係しているのではという説があり、その後にマグネシウム不足になっているからではという説もありました。しかし、いずれもしっくりくるような答えではないように思えます。
一方でハマスとイスラエルの衝突で、ハマスを応援する武力勢力がスエズ運河を通るコンテナ船を攻撃しており、一部のコンテナ船が南アフリカの喜望峰経由でアジアと欧州を結んでおり、それによりコンテナ船やコンテナが不足しているのではないかという噂もありました。
いずれにせよメーカに関係なくカメラの在庫がないということは、それぞれのメーカ単独の問題ではなく、カメラメーカに関連する何かに問題が生じている可能性が高いと思います。今後、どうなるのか、このまま納期がどんどん延びていって、国内ではまったくカメラを購入できなくなってしまうのか、ちょっと心配になりますね。
(記事元)カメラのキタムラ
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コメント
コメント一覧 (2件)
何でしょうね??
全てのメーカーが同じような状態というのは不思議です。
また年間数千億から数兆円の売り上げを誇るメーカーが犇めいているのに
新型機の生産で従来機の生産に影響が出るなどありえません。
100%とは言い切れませんが今時、まともに生産管理が出来ない大企業など
あるはずがありません。
何か分かりませんが外的要因なんでしょうね。
単純に納期未定と掲載あるのはもうすぐディスコンになるから
α6400とZVE-10の2機種
その位の事は察して欲しい
α6400はいい加減後継機出せよと強く言いたい
バリアングルにして出せば普通に売れるし
その上、クリエイティブルックが入ってるなら、それだけで大抵のユーザーは満足
可能ならEVFは367万ドット希望
それで最低4年戦うつもりならば
必ずAI-AF載せなくても良い気もするし
載せると2〜3万は高くなるだろうから
何なら裏面照射センサーにしなくても良いのでは?
それで3万高くなるなら
AI-AFと裏面照射載せると今のソニーなら6万も高くなる
それはソニーのAPSCユーザーは6万も上がるなら望んでない気がする
そういう人はフルサイズに行くから
15万超えると売れなくなるから