α7R VI 読み出し速度はα1 IIほどではなかった
α7R VIを見たことで、このカメラが「α1 IIキラー」ではないことが明確になった。その最大の理由は、読み出し速度がα1 IIより4〜5倍遅い点にある。
私はエンジニアではないが、ソニーがなぜ完全積層型センサーを採用しながら、その最大の利点である超高速読み出し性能をフル活用しなかったのか疑問に思う。もしかすると、読者の中の詳しい人なら、この設計選択の理由を説明できるかもしれない。
とはいえ、真のα1 IIキラーではないとしても、プリキャプチャ、30コマ/秒連写、高解像度、そして3500ドルも安い価格を考えると、α1 IIを選ぶにはかなり特殊なニーズが必要になるだろう。
これまで究極の万能機はα1 IIだったが、その座は今やα7R VIへ移りつつあるように思える。将来的にはα1 IIの販売を食い合う可能性すらある。
4500ドルという価格を見る限り、これは明らかに勝ち筋のある製品だ。読み出し速度の遅さや、一部動画機能の不足に不満を述べる人もいるが、全体としてソニーは非常に魅力的なパッケージを作り上げたように見える。
α1 IIとの差別化は読み出し速度か
先日発表されたソニーのデジタルカメラα7R VIの読み出し速度が遅いことについてSonyAlphaRumorsが伝えています。
記事ではα7R VIの読み出し速度がα1 IIより4から5倍ほど遅いと指摘しています。α1 IIまでの読み出し速度は得られないとしながらも30コマ/秒の連射が可能で画素数も増えていることから、ほとんどのケースではα7R VIで十分に活躍してくれると述べていますね。
そしてα1 IIと比較すると読み出し速度が遅いとしていますが、高画素機としては十分に高速化しているため旧モデルなどと比較すると必要十分な速度にまで達していると考えられそうです。
海外のSNSなどではα1 IIとα7R VIの読み出し速度については以下のような数値になるのではと推測されています。
- α1 II 読み出し:約3〜4ms級
- α7R VI:約17〜20ms前後
また、まだダイナミックレンジのテスト結果が公開されていませんが、α7R VIのセンサーではデュアルゲイン出力の機能が搭載され高ダイナミックレンジを実現しているのではとの指摘もあります。デュアルゲインは一つの画素から高ゲイン系と低ゲイン系の信号を合成しているため、この両方を扱う場合データー量が非常に多くなるため読み出し速度も遅くなるのではとの指摘もあるようです。
そのためα7R VIの積層型センサーは読み出し速度に特化したタイプではなく高画素でありながら高ダイナミックレンジを狙った設計になっているのではという声もありますね。このため読み出し速度という点においてα1 IIとの差別化ができているということになるのかもしれません。
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さらにデュアルゲイン出力について「なぜα7 VやS1IIがZ6IIIより階調が優れるのか 解明されてきた部分積層型の性能」で詳しくお伝えします。
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α7R VI 主な仕様
| センサーサイズ | 35mmフルサイズ Exmor RS CMOSセンサー |
| 画素数 | 静止画時: 最大約6680万画素 |
| センサークリーニング | アンチダスト機能 |
| イメージプロセッサ | BIONZ XR2 |
| 手ぶれ補正 | センサーシフト方式5軸補正 |
| 手ぶれ補正効果 | 中央最大8.5段、周辺最大7.0段 |
| 高速連続撮影 | 電子シャッター 最大約30コマ/秒 メカシャッター 最大約10コマ/秒 |
| 動画撮影 | 最大8k 30p |
| 静止画シャッター速度 | 電子シャッター 1/8000-30 秒 メカシャッター 1/8000-30 秒 |
| フラッシュ同調 | 1/250 秒 |
| ISO | 標準:100 – 32000 拡張:下限ISO 50、上限ISO 102400 |
| フォーカスポイント | 静止画時: 最大759点 |
| EVF | 0.64型 約943万ドット |
| 背面液晶 | 3.2型3方向タッチパネル式液晶 約209万ドット |
| メモリカードスロット | SD (UHS-I/II)カード、CFexpress 2 Type Aカード用マルチ デュアル |
| サイズ | 約132.7 x 96.9 x 82.9 mm |
| 質量 | バッテリーとメモリカードを含む 約713 g |



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