ニコン 互換レンズ排除は逆効果!? 顧客離れを指摘する声

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ニコンの互換レンズに対するアプローチは間違っている?

要約

ニコンは目に見えて混乱したシグナルを発している。ニコンはハイエンドカメラを目標にすると大々的に打ち出した後、Nikon Z50IIとNikon Z5IIを発売し、エントリーモデルがあまりにも多く売れたために平均販売単価が下がるという事態になった。そこへ中国勢がやってきて、新たな低価格帯カメラの購入者に低コストのレンズを売りつけている。「ああ、なんということだ」と経理担当者は思ったことだろう。「自業自得だ」と私は言いたい。

最終的にはNikon Z50IIに合わせてさらに2本のAPS-Cレンズが追加されることにはなった。しかしそれでも合計7本に過ぎず、ラインナップには明らかな空白がある。もちろん顧客は他を探してレンズを揃えることになる。Nikon Z5IIでも同様のことが起きている。Nikon Z5IIのサイズと価格帯に見合ったフルサイズ単焦点はおそらく4本、フルサイズズームは5本しかない。空白地帯を作っておいて、顧客が他へ行かないはずがない。

Zマウントへの低価格中国製レンズの参入を阻止しても、ニコンの問題は解決しない。それどころか新たな問題を生み出す。Zマウントはオープンだと2年間思ってきたユーザーが、マウントはクローズドだったと思い始めている。これをきっかけに、よりオープンなマウントの方針を持つカメラの購入を検討する者も出てきており、特にニコンが市場シェアの面で最も脅威と感じている2社、富士フイルムとソニーへの乗り換えが視野に入っている。

誤解しないでほしい。ニコンは特許を守るべきだ。しかし、そうすることで、完全な成功を収めるためには、次の2つのいずれかを行う必要がある。(1) システムに必要なすべてのレンズを生産する、または(2) すべての人を平等に扱い、サードパーティ製レンズがシステムに迅速に導入されるよう促す公正、合理的、かつ非差別的なライセンスソリューションを見つけることだ。ニコンは現在、(3) 自社に利益をもたらすと考えているものの、顧客を動揺させている小規模なマネジメントを行っている。

私自身の立場からこの問題にアプローチしてみよう。どれだけ多くの人をNikon Z50IIのようなカメラと1〜2本のニコンのAPS-Cズーム、そしてニコンのレンズラインナップでは埋まらない穴を補う1〜2本の中国製大口径単焦点レンズで始めてきたのか、とても数えきれない。ニコンが中国製レンズを排除しようとするならば、インフルエンサーは富士フイルムXがより優れた出発点かもしれないと指摘し始める。単純に、より多くのレンズの選択肢を提供しているからだ

すべてのカメラ会社が次世代カメラの発売に困難を抱えており、その分を取り戻すべくレンズをできる限り多く売りたがっているという事実が、事態をさらに複雑にしている。

ニコンはこれを「殻にこもる必要がある」出来事と誤解しているのだろうと私は考える。もしかすると、より多くのレンズを売ることで販売を維持できると考えているのかもしれないが、今のやり方では実現しない。レンズマウントのライセンス問題は即刻解決する必要がある。

ライセンス問題はすぐに解決する必要

追記:間違った趣旨で受け取られかねない要約をしていましたので、あらためて要約の加筆修正を行いました。お手数をおかけいたしますが、再読いただければありがたく思います。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。今後とも当サイトをよろしくお願い申し上げます。

ニコンが中国の互換レンズメーカーを特許侵害で提訴していることについて、Z SYSTEM USERが意見を掲載しています。上記は要約したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。

記事では、ニコンが利益を得るために互換レンズの販売を取りやめさせようとしているように見えるが、それは逆効果であると指摘しています。これまではニコンがZマウントを解放していたため、純正レンズではカバーしきれない領域を互換レンズが補っており、それが販売できなくなると“空白”が生まれてしまうとしています。その結果、Zマウントを購入したいという人が減り、他社システムへ流れてしまうのではないかと懸念していることがわかります。

そのため、ニコンは「システムに必要なレンズをすべて自社で製造するのか」、あるいは「サードパーティーメーカーを平等に扱い、ライセンスを付与していくのか」という今後の方針を、早急に顧客に伝える必要があるとしています。これは、ニコンのスタンスが不明確なままだと、カメラ購入時の選択に大きな影響を与える可能性があるからだということのようです。

確かに、完全に互換レンズを排除してしまえば、他のマウントへ移行したり、そもそもZマウントカメラを購入しなくなるというジレンマを抱えることになりかねず、難しい判断が求められるところですね。基本的にはZマウントを開放しつつも、ニコンがサードパーティーレンズからも利益を得られるような仕組みを整えるのが、最適な戦略となるのかもしれません。

一方で、Eマウントもテレコンバーターや連写制限といった制約があり、緩やかに“閉じたマウント”へと移行しつつあるようにも見えます。ソニーも今後、同様の方向に進む可能性があると考えられそうですし、各社の判断は非常に難しい局面にあるようですね。

さらに互換レンズの問題について「Zマウント特許問題 Viltroxから中国全体に波及か? 全メーカーに影響の可能性」で詳しくお伝えします。

Z SYSTEM USER

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コメント

コメント一覧 (5件)

  • いやいやいや、レンズの選択肢が減ろうがなんだろうが、仮に特許侵害の上に成り立っているレンズだとしたら、それ以前の問題です。

    価格が安いってのはいわゆるタダ乗りしてる分安いだけであって、それは違法行為のおかげで安いだけ。違法行為によって成り立っているようなレンズを消費者は選んではいけない。

    特許侵害してるのだとしたら、正しくライセンス料を払えばいいだけの話。

    こんなのがまかり通るようになれば、世の中めちゃくちゃになる。

  • 「特許侵害を許容せよ」という主張ではないですね。少なくとも文面上は明確に否定しています。(1)自前で充足させるか、(2)サードを平等に受け入れるかを定め、どちらの立場なのかハッキリ示せ、と言っています。

    全面同意はしません((3)で示された個別許可でもいいでしょう)が、立場を示すべきなのは同意ですね。
    ニコンはタムロンにはFFも許可するがシグマはAPS-CもNG、数年放置の中華系無許可レンズに訴訟、とどうもあやふやです。(訴訟は特許開始日等で最速が今だった可能性あり)
    特に、シグマに最初の3本しか許可を出さず、タムロンも18-300以外はAPS-C無し、というのが……CP+現地で聞いた「シグマ側は出したい」の前提に立ちますが、拒否するならするで早く拡充してくれということでしょう。
    (もしサード側意向なら、Z APS-Cのビジネス的魅力不足ということになりますが……)

  • 一言で言うなら「泥棒の主張」ですね。
    頭おかしいんじゃないかと。

  • ニコンは毎年DXのレンズを2本ずつ出せ
    20本もラインナップできれば殆ど完成する
    ニコンは毎年6本レンズ出してフルサイズ4本APSC2本にする
    フルサイズはズームレンズ2本単焦点2本
    APSCはズームレンズ2本か、ズームレンズと単焦点レンズ1本ずつ
    APSCのカメラは発売6年経過
    それなら15本位レンズあっても不思議でないのに10本も揃ってない
    8本しかない
    それが問題

  • ソース元記事書いた人間は、サードはライセンス契約制のキヤノンが、ミラーレス世界シェア一位独走中なのを知らないのだろうか。

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