Nikon Z90 登場するのではとの憶測
暗い所での手持ち撮影に効果的なレンズシフト方式手ブレ補正(VR)機構
最大5.0段(中央)※1の高い手ブレ補正効果を発揮する、レンズシフト方式手ブレ補正(VR)機構を内蔵。手ブレを気にすることなく暗いところでも手持ち撮影が可能です。旅行先や混雑した場所での撮影、近所を撮り歩く場合や、夜間の撮影でもクリアーでシャープな画像を撮影するために三脚を持ち歩く必要はありません。さらに、対応カメラ※2と組み合わせることで、シンクロVRが画面中央部と周辺部で最大5.5段※3の補正効果を発揮し、特に望遠側で高い効果を発揮します。旅行中や人混みの多い場所、近所の散歩など、三脚を持たずに、夜景でもクリアでシャープな画像を撮影できます。
Z DX 16-50mm f/2.8 VRに協調手ぶれ補正の説明
ボディ内手ぶれ補正を搭載したニコンのAPS-Cミラーレスカメラが実際に登場するのではないかとの憶測が、海外のSNSなどで伝えられています。
その憶測の根拠となっているのが、NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRの仕様です。NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRの製品特徴が記載されているページには、上記のような機能が説明されています。
それは光学手ぶれ補正に関する説明ですが、そこにはNIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRにはレンズシフト方式の手ぶれ補正のほか、対応カメラではシンクロVR(協調手ぶれ補正)の機能に対応していることが説明されています。
現在、シンクロVRに対応しているカメラは、記事執筆時点でZ9、Z8、Z6III、Z5II、Zf、ZRのみとなっています。したがって、これらのカメラに取り付けて利用した場合、シンクロVRが利用できるということが説明されていることになります。
ここからが憶測(想像)です。NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRにシンクロVR機能が搭載されているのは、ボディ内手ぶれ補正機能を搭載したAPS-Cミラーレスカメラが発売されるからなのではないかというのが、今回の憶測の根拠となっています。
確かにNIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRをフルサイズカメラで利用する人もいると思いますが、わざわざフルサイズにAPS-C用のレンズを利用して撮影する人は、それほど多いといえるのでしょうか?もちろん使用する人はいると思いますが、確かに言われればそれほど多いとは思えません。
さらに、手ぶれ補正のあるDXレンズは何本か出ていますが、いずれもシンクロVRには対応していないようです(製品特徴ページを見る限り)。このことから、もしAPS-C用のレンズとして開発されているのならば、他のレンズと同様にシンクロVRに対応しなくてもいいはずとも考えることもできます。
これらのことから、ニコンはボディ内手ぶれ補正機能を搭載したAPS-Cカメラの開発をしていて、そのためにNIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRにシンクロVR機能を搭載して発売したのではないかと考えている人がいるようです。
言われてみればそうかも⋯と思ってしまいますが、実際に登場することはあるのでしょうか?
さらにニコンのAPS-Cフラッグシップの噂を「ニコン APS-Cフラッグシップ Nikon Z90開発中との新情報が急浮上」で詳しくお伝えします。
–ニコン
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コメント
コメント一覧 (1件)
NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRが、DXレンズながらシンクロVRに対応している点は、確かに気になる仕様ですね。
現時点でシンクロVRに対応しているのはボディ内手ぶれ補正を搭載したフルサイズ機のみで、APS-C機は存在しません。
このため、将来的にIBIS搭載のAPS-C機が登場することを見据えた設計ではないか、という見方が出てくるのは自然だと思いますね。
一方で、Nikonの場合、APS-C機へのIBIS搭載はコストや機種構成の面で簡単ではなく、この点だけでZ90のような機種の登場を断定することはできません。現段階では、気になる伏線ではあるものの、現状では今後の新型機との連携対応を含めた、新型機の可能性の一つとして冷静に見守るべき話題という感じですかね。