EOS R7 Mark IIの噂
2026年前半には、新しいAPS-Cカメラが発表される見込みである。そのうちの1台はEOS R7 Mark IIになる予定だ。これらのカメラは、2月末に開催される日本のCP+ショーの前に発表される可能性がある。昨年のPowerShot V1の発表よりも、今年はキヤノンからより大きな動きがあると予想している。
キヤノンは、最大8K 60pの動画撮影が可能な4000万画素のAPS-Cセンサー搭載カメラを発表する予定だという。この動画性能自体は写真家にとって大きな魅力ではないかもしれないが、解像度の高さは注目に値する。
現在、富士フイルムが4000万画素の裏面照射型APS-Cセンサーを搭載したカメラを展開しており、これは現時点で最高画素数のAPS-Cセンサーである。
EOS R7 Mark IIに4000万画素センサーが搭載される可能性は高いと考えられる。現行のEOS R7は3250万画素であり、4000万画素への移行は線形解像度で約15%の向上に過ぎない。この「40」という数字はマーケティング的にも有利である。
キヤノンがこの方向に進むのであれば、同社初の裏面照射型または積層型APS-Cセンサーを採用することになるだろう。次世代のフラッグシップAPS-Cセンサーとして、今後4〜5年使用されることを考えると、他社が進む中でこの方向に進まないのは現実的ではない。
EOS R6 Mark IIIとの違いは、EOS R5 Mark II、EOS R3、EOS R1といった上位機種に積層型センサーの選択肢がある点である。APS-C機では、EOS R7 Mark II以上の上位モデルは存在しない。
8K 60p撮影が可能なもう一つのAPS-C機として、EOS C50の下位モデルのようなCinema EOS機の可能性もある。以前、ソニーのFX30に対抗するカメラの存在が示唆されたことがあるが、FX30の人気については不明である。
一方、EOS R50 Vは魅力的なカメラではあるが、ソニーの同クラス機とは同列には語れない。
現在、キヤノンは3機種の新型EOSカメラを認証プロセスに通しており、そのうちの1台はEOS R7 Mark IIであると見られている。残りの2機種については現時点では不明である。初代EOS R7と同時に発表されたEOS R10の後継機が今回も同時発表されるかどうかは不明である。
もしキヤノンが新しい4000万画素APS-Cセンサーを開発しているのであれば、それは複数のカメラに搭載されると考えるのが妥当である。キヤノンは「ハイブリッド」カメラのみの展開から脱却し、EOS C50やEOS R50 Vのような動画特化型モデルの展開を進めている。
したがって、EOS R7 Mark IIとCinema EOS C5のような2機種が登場する可能性もある。
現時点ではこれ以上の確証はないが、2026年初頭にはより明確な情報が得られることを期待している。
4000万画素で2026年前半に登場か?
キヤノンの新製品の噂をCanonRumorsが伝えています。
記事では、当サイトもすでにお伝えしていますが、いまキヤノンが認証を受けている3台のカメラがあることを念頭において、新製品の予想をしています。全体的に読むと、何かしらの情報筋からの情報ではなく、どうやら単純な予想となるようですね。
予想では、2026年に複数のAPS-C機が登場することが示唆されていて、そのうちの一台はEOS R7 Mark IIになるだろうと予想しています。そして、もしEOS R7 Mark IIが登場するのであれば、裏面照射型か積層型のセンサーになるのではとしています。もし積層型のセンサーが搭載されたら、かなりキヤノンが力を入れて開発した製品ということになりそうですね。
さらに、キヤノンがEOS C50のAPS-C版を登場させる可能性もあると指摘。これは、EOS C50とEOS R6 Mark IIIが同じセンサーを搭載していることを念頭に、おそらくEOS R7 Mark IIとAPS-C版EOS C50も同じセンサーを搭載し、そのための高速読み出しが可能なイメージセンサーを採用するのではないかと考えているようです。
このセンサーの画素数は、4000万画素クラスになる可能性が予想されているようですが、これも何かしらの確証があるような情報ではないようです。しかし、キヤノンが動画に力を入れているのは間違いないので、高速読み出しのAPS-Cセンサーが登場しても、まったくおかしくないと思いますね。
さらにキヤノンがカメラの認証を受けたことについて「キヤノン カメラ認証状況 最大で3台のカメラが登場か? その内訳を探る」で詳しくお伝えします。
EOS R7 Mark II 関連情報アーカイブ!
EOS R7 Mark II 最新情報
キヤノン 最新情報
現在噂されている新製品情報
ニコン
| カメラ | |
| Nikon Z9II | 2026年第1四半期 |
キヤノン
| カメラ | |
| EOS R7 Mark II | 2026年 |
| EOS R3 Mark II | 2026年 |
| レトロデザインカメラ | 2026年 |
| EOS R1、R5 Mark II 新ファーム | 2026年 |
| レンズ | |
| RF20-50mm F4 PZ | 2026年 |
| RF70-200mm F2.8 STM | 2026年 |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF150-600mm F5.6 L IS USM | 計画中? |
| フルサイズAFレンズをサードに解禁? | 2026年 |
ソニー
| カメラ |
富士フイルム
| カメラ | |
| X-T6 | 2026年後半 |
| 1インチセンサーコンデジ | 2026年 |
タムロン
| レンズ | |
| 25-200mm f/2.8-5.6 | 2025年秋 |




コメント
コメント一覧 (2件)
R6Ⅲとほぼ同じ画素数のR7ならば、R7Ⅱはそれと同じ進化形態で十分なのでは?
7K動画のオープンゲート対応で
40MPにするメリットは感じられない
高感度性能の問題は付きまとうから
ISO3200が使えないなら、40MPにする意味がないから
どうしてアメリカ人ってこんなにも短絡的なんだろう?
今年は結局のところR7IIやR10IIは出ずAPS-C機はR50Vだけでしたね。
来年こそはR7IIが出るのか、出るとしたら積層型の4000万画素に?
そのセンサーを搭載したシネマ機C70IIも出るのでしょうか?
R10IIには現行R7の3200万画素センサーが下りてきたり?
来年はAPS-C機が活発な年となるのでしょうか。