EOS R6 Mark IIIのセンサーの仕様は何か
要約
ここ数週間は非常に忙しく、EOS R6 Mark IIIの仕様のうち、ほんの数点を除いてほぼすべてがリークされている。EOS R6 Mark IIIは解像度が3420万画素に向上し、そのうち3200万画素が写真モードで使用可能になると伝えられている。
しかし、センサーの種類とフレームレートに関する情報はまだリークされていない。EOS R5 Mark IIに搭載されていたDIGICアクセラレーターチップも仕様リストから省かれている。キヤノンは積層型センサーを搭載せず、DIGICアクセラレーターチップを省くことでコスト削減を図っているのだろうか?
匿名の情報提供者が現れ、EOS R6 Mark IIIには積層型センサーが搭載されないと述べている。この情報は一部の人々を苛立たせるかもしれない。しかし、EOS R6 Mark IIIに搭載されるすべての仕様を見渡すと、キヤノンがカメラの性能を制限しているとは言えない。むしろ逆である。OpenGate、Canon Log 2、2400万画素から3200万画素への移行、CFexpress Type Bカードスロットの搭載、H.265、H.264のAll-IntraおよびLong GOP、そして改良されたオートフォーカスシステムなどが含まれている。
だが、もしこれが事実であれば、それは良いことなのか?EOS R5 Mark IIは積層型センサーを搭載しており、多くのユーザーが満足している。私もその一人である。しかし、その積層型センサーには一つ問題があった。EOS R5 Mark IIは、Mark Iよりも高ISOでノイズが多かったのである。これは奇妙である。なぜなら、積層型センサーは通常、高ISOでノイズが少ないとされているからだ。これは、チップの前面から背面に回路を移動させることで、より多くの光を集めるスペースを確保できるという構造上の理由による。
では、何が問題だったのか?実際には、特に問題はなかった。キヤノンはR5シリーズの読み出し速度を、Mark Iの16.3ミリ秒からMark IIでは6.3ミリ秒に大幅に短縮した。これは、解像度が2倍であるにもかかわらず、EOS R3と同じ読み出し速度である。読み出し速度を上げると、ノイズが入る。私は積層型センサーの方が好ましいが、キヤノンが読み出し速度をあまり上げなければ、高ISOでのノイズに大きな違いは見られないはずである。
EOS R6 Mark IIIは非積層型か
EOS R6 Mark IIIのイメージセンサーの噂についてOrdinaryFilmmakerが伝えています。
動画ではEOS R6 Mark IIIのセンサーの種類や連写性能に関する情報はまだ流出していないとしています。流出してはいないのですが、EOS C50のセンサーが採用されるのではと見られており、基本的な性能はほぼ判明しているような状況です。
従って匿名の情報筋が積層型ではないというのはおそらく間違いなくて、残念ながらEOS R6 Mark IIIには非積層型センサーが搭載されることになりそうです。
動画では積層型センサーについて、画素層とロジック層を積み重ねることで画素数の面積が増えるためノイズが減るという記述がありますが、これは概ねその通りですが積層型は構造が複雑なので、そのためノイズが入りやすいと言われています。
しかし、画素層のなかでも、さらにフォトダイオードと画素トランジスタをさらに別々の層に分けて積層する技術をソニーが開発しており、これが実用化すれば積層型のノイズの問題はかなり解消されるものと見られています。
今回は残念ながらEOS C50のセンサーを流用すると思われるため積層型のセンサーは搭載されない可能性が高いです。しかし動画機のEOS C50で使われているセンサーということで読み出し速度は十分に速い可能性もありますので期待できると思いますね。
さらにEOS R6 Mark IIIの製品ページを誤掲載したことについて「海外サイトがEOS R6 Mark III製品ページを誤掲載か R6 Mark III発表は確定」で詳しくお伝えします。
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コメント
コメント一覧 (1件)
むしろC50のセンサーなら上々ではないでしょうか。十分な読込速度に画質もC50である程度判明し、ある意味安心して購入できる新機種になるかと思います。R6IIは読込速度が速かったと言われがちですがこれはあくまでも12bitモードのみのため、もし14bitで同じ連写速度が維持できるのならば十分な進化を感じます。
二層トランジスタはあくまでもソニー側の技術であるため、将来的な話はともかく今のキヤノンは採用しないでしょう。今回の話とは無縁の技術かと思います。