富士フイルムの第6世代センサーが登場するのは早ければ2025年末との予想

当ページには広告が含まれています。
Fujifilm X GFX
  • URLをコピーしました!

富士フイルムの次世代センサーが登場するのはいつか

富士フイルムの第6世代のセンサー、イメージプロセッサが登場するのはいつになるのでしょうか?この記事で詳しくお伝えします。

将来的に登場が予想されるX-T6、X-H3、X-H3S、X-Pro4、X-S30などが、すべて第6世代のプラットフォームをベースにしていると仮定した場合、本質的な疑問はこうなる。

富士フイルムはセンサーやイメージプロセッサのプラットフォームをどの程度の周期で刷新しているのか?

以下は過去のデータだ。

  • X-Trans 1 → X-Trans 2:12ヶ月(1年)
  • X-Trans 2 → X-Trans 3:36ヶ月(3年)
  • X-Trans 3 → X-Trans 4:32ヶ月(2年8ヶ月)
  • X-Trans 4 → X-Trans 5 HS:44ヶ月(3年8ヶ月)
  • X-Trans 4 → X-Trans 5 HR:48ヶ月(4年)

最初の刷新は非常に速く行われており、これは例外と考えられる。それ以降では、富士フイルムは刷新のサイクルをかなり遅くしている。実際、過去で最も短い刷新のサイクルをベースにしていたら、2024年末には新しいセンサーが登場していたはずだが、そうはなっていない。

上記の期間をベースに平均を計算すると第6世代のプラットフォームの登場予測は以下の通りとなる。

  • 平均的なケース:2025年6月
  • 最も遅いケース:2026年1月

現時点では、第6世代に関する情報はまったく聞こえていない。したがって9月中旬までに発売される可能性は、ますます低くなっている。

ここで私の推測を述べると、第6世代のカメラが登場するのは、おそらく2025年後半から2026年初頭になるだろう。これが現在の傾向に基づいた最も早く、かつ楽観的なシナリオだ。

そしてもう一つの不確定要素がアメリカの関税問題だ。現在の関税の不透明さを考えると、富士フイルムのX-T6のような大量の販売が見込まれる第6世代のカメラの投入を、状況が安定するまで遅らせるのは賢明な判断だと思われる。つまり、データが示す最も早い時期は2025年末か2026年初頭だが、関税などの外的要因によって、さらに遅れる可能性があるということだ。

早ければ年内にも登場?

富士フイルムの第6世代のイメージセンサー、イメージプロセッサの登場はいつになるのかFujiRumorsが予想しています。

記事では、これまでのプラットフォームの更新サイクルを計算し、その平均から第6世代のプラットフォームがいつ登場するかを予測しています。その予想によれば、2025年の年末か、2026年の初頭に登場するというのが楽観的なシナリオだとしています。

予測ではこれまでの開発サイクルを元に計算をしているわけですが、実際にはそう簡単にはならない可能性も考えられます。

技術の向上に関しては、初期は技術レベルも低いため短期間で大幅な技術の向上が可能となりますが、ある程度技術が高まってくると、同じ開発期間では向上する技術レベルの幅がどんどん少なくなっていきます。これを技術のS字カーブと呼びます。具体的なグラフにすると以下のようになります。

技術のS字カーブ

X軸が時間や投資する開発資金を表し、Y軸が達成する技術レベルを表しています。最初は緩やかなものの、ある程度時間が経過すると短時間で爆発的に技術力が向上します。しかし、ある程度の一定レベルまで達すると、今度は多くの時間や開発資金を投資しても、以前ほどの技術レベルの向上が達成できないようになってしまいます。

このように富士フイルムのイメージセンサーやイメージプロセッサも、第5世代まで開発が進んでいることから、短時間で大幅な技術の向上は見込めない状態になっており、次のプラットフォームを開発するまでに時間がかかる可能性があると思います。

記事では楽観的なシナリオとしていますが、楽観的ではないシナリオを考えた場合、最悪では2027年の発表になる可能性もあるかもしれません。何より富士フイルムは現在、比較的製品の販売が好調なので、売れているうちには第6世代のプラットフォームを登場させる必要はないということも言えそうです。

さらに富士フイルムの新製品の最新の噂について「X-T30 II後継機種の予想される仕様 ボディ内手ぶれ補正なしで低価格機になる?」にて詳しくお伝えします。

FujiRumors

Fujifilm X GFX

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 来年の後半から徐々に出して、再来年のCP+位までの9ヶ月に3台カメラ出すと思うよ
    そこから後の展開はその時々の展開次第だろうね
    全然納期間に合ってないなら、その次の機種は遅れて行くだろうから

  • もうカメラは一通り品種が揃えば慌てて新製品を出す必要も無いかなと
    思います。
    もう技術的な伸びしろはかなり少なく買い換える必要も無いわけで
    市場は少しづつ小さくなって行くように思えます。(国内)
    望みがあるとすれば伸びしろが大きい途上国かなと思います。
    フジは在庫が積み上がらないように生産調整しているので今後も
    その方向で行くのかなと思います。
    フジからしばらくは新製品が出ないような気もします。

コメントする