購入すべき4台のAPS-Cカメラと避けるべき1台のカメラ
ベストなAPS-Cミラーレスカメラ4台と、オススメできないカメラ1台を紹介する記事が公開されています。どのカメラが勧められ、どのカメラが勧められないのでしょうか?
EOS R7
EOS R7は最高級のカメラと同様に非常にパワフルで、防塵防滴性能がある。3,200万画素センサーを搭載し、30コマ/秒の高速連写が可能で、EOS R3と同じオートフォーカスシステムがある。手ブレ補正は7段分に達し、カメラ内の多重露光やパノラマ撮影機能もある。このカメラは優れたオートフォーカスと防塵防滴性能があり、メニューも操作しやすく、軽量で高感度ISOの画質も素晴らしく、手ブレ補正も非常に優れている。
X-Pro3
X-Pro3は多重露光機能と180度チルト可能な液晶画面がある2,610万画素のAPS-Cカメラだ。4K動画の撮影、最大ISO 12,800までの高感度、そして防塵防滴性能がある。このカメラのフィルムシミュレーションは優れており、オートフォーカスも素晴らしく、多重露光モードも同様に素晴らしい。画質もよく、JPEGは編集する必要もなく、がっかりすることがないカメラだ。レビューで述べたように、イベントやポートレートを撮影する写真家は、その美しい画質に加え、このカメラのデザインを高く評価するだろう。静かなメカシャッターや無音の電子シャッターと組み合わせれば、素晴らしいカメラになる。
α6400
このカメラは2,400万画素のセンサー、13種類の画質向上モード、そして最大ISO 102,400までの高感度機能がある。また425点の測距点、236万ドットのEVF、そして92万ドットの液晶も特徴だ。その他の機能にはAFでの顔優先、11コマ/秒の連写速度があり、質量は403gだ。手ブレ補正はないが、高速なオートフォーカスと画質が優れている。リアルタイム瞳AFとトラッキング機能は、動きの速い環境での撮影をより良くするだろう。さらに、ハイブリッドシャッターに最適な4K動画撮影モードもある。
Nikon Z30
Nikon Z30はローパスフィルターのない2,090万画素のセンサー、EXPEED 6プロセッサ、そして209点のフォーカスポイントがある。最大30pの4K UHD動画の撮影も可能で、3インチの104万ドットの背面液晶があり、質量はわずか350gだ。ただし、このカメラにはファインダーと手ブレ補正がない。しかし、高感度ISOでの優れた画像、シンプルなメニュー、そして良好な防塵防滴性能がある。レビューでも述べたように、コンパクトサイズ、800ドル以下、そして暗所での優れた画質は、このカメラを検討する強力な理由だ。
避けるべき1台:Nikon Zfc
Nikon Zfcは人気の高いNikon Zfの弟分だ。このカメラは2,000万画素センサー、ISO 51,200までの高感度、209点のAFポイントを特徴としている。また236万ドットのEVF、103万ドットの背面液晶、そして最大1/4000秒のシャッタースピードもある。このカメラは素晴らしい画像を生成してくれるが、いくつかの問題点がある。例えば、ジョイスティックがなく、背面液晶が安く感じられ、サムレストがない。EVFは感度が高く、オートフォーカストラッキングは優れておらず、動物AFは機能しない。私たちは以下のようにレビューしている。「これは期待外れだ。強力なファームウェアアップデートがあれば、もっと楽しめるだろう。それでも今のところは富士フイルムにこだわる方が良いと思う。そして、これは悲しいことだ。なぜなら、ニコンは本当にレトロなカメラの分野で富士フイルムに挑戦できる存在と信じているからだ。」
避けるべきカメラはNikon Zfc
ThePhoblographerが、APS-Cミラーレスカメラのベスト4台と避けるべき1台という記事を公開しています。上記は一部を要約したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
ベストなAPS-Cカメラについては、それぞれ特徴があり優れたカメラなので、選ばれる理由はわかります。EOSについてはEOS R7ではなくEOS R10のほうが価格とのバランスで素晴らしいカメラではないかとも思いますが、こういう選択もアリといえばアリですね。
X-Proはデザインが優れているのもわかりますしαも小型なカメラが欲しい人にはいいと思いますし、Nikon Z30も低価格でEVFが必要ないという人にはいい選択だと思います。
一方で避けるべきカメラとしてNikon Zfcが挙げられていますが、まずこのカメラはクラシックデザインを採用したカメラで、フルオートで撮影することもできますが、1コマ1コマ、自分でフォーカス、絞り、シャッタースピードを設定して撮影するカメラだということを念頭に置いておく必要があると思います。もちろんフルオートの撮影も可能なので、デザインを気に入ったということで購入する人もいると思いますね。
またオートフォーカス性能としてはNikon Z30と同等のはずですし、動物AFが機能しないという表現は、搭載されていないと勘違いしているのか、搭載しているものの実用的でないと表現しているのかは不明です。また取り扱いの悪さについては、別売りのエクステンショングリップがありますので、それを装着すればある程度は解決すると思いますね。
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コメント
コメント一覧 (3件)
ZfcもR7ももうすぐ後継機出るから、買うタイミングじゃないね
α6400は発売6年半経過し、バリアングルでもないし、クリエイティブルックもなく時代遅れ
Z30はEXPEED6世代でAFが悪いから来年後継機出てからにすべき
基準がいまいちわかりづらいですね・・・。
R7と比べるならせめてZ50IIやX-S20辺りでしょうし、ZfcとX-Pro3では価格帯が違いますし、価格帯が違えばボディの造りも違います。これは一体何を基準に選出したんでしょう。Z30のAFでは何も言わないのにZfcではあれこれ言うのも意味不明ですね。あとZfcって動画向けのZ30よりAF重視のカメラではないでしょう。またX-Pro3とZfcでAF性能にそんな差がありますかね。機能性の部分での比較といった感じでもないですし、正直よく分かりません。
おすすめしやすい価格帯のカメラってことでしょうかね。それなら管理人さんの仰る通りR7よりR10のほうが良い気がしますし、X-Pro3も性能を考えるとおすすめしやすい価格帯とは言い難いですね。ソニーのα6400はまだ分からないでもない、というかソニーがα6400を更新してないのだからまだ理解できます。
ThePhoblographerはちょくちょく訳のわからない主張をするので、話半分がいいかと。
そもそもベストが4台あること自体疑問ですし、選定基準も不明です。純粋な性能ならX-H2SのがR7より上な部分あるとか、コスパで行くならZ50IIやR10が出てくるだろうとか、色々。ま、この人が好みだったか嫌いだったか、なんでしょう。