富士フイルムがX-Trans CMOS 5の新センサーを発表する?
富士フイルムの新センサーに関する噂が流れているようです。どのようなセンサーなのか、この記事では詳しくお伝えします。
富士フイルムは次世代のミッドレンジビデオカメラ(例えばX-Sシリーズ)向けに、X-Trans CMOS 5イメージセンサーを発表する可能性がある。これは基本的にX-Trans CMOS 4の速度とフォーカスの進化版だ。
像面位相差AFの密度はX-Trans CMOS 5世代の基準に達し、動画の読み取り速度は12ビット全画素読出し60fps、および4Kポイントツーポイント120fpsを実現。これは2600万画素裏面照射積層型X-Trans CMOS 5 HSの非積層版と見なすことができる。X-Trans CMOS 5 HRと比較して動画撮影と連写に適している。
動画向けX-Trans 5を発表する?
富士フイルムの新センサーに関する噂が流れています。ただし、この情報は中国版XのWeiboからのもので、何かしらの情報筋からの情報ではない可能性があり、確度が低い可能性があることに注意してください。
噂によれば、富士フイルムは既存のX-Trans CMOS 5 HRセンサーの派生型のセンサーを開発している可能性があるとしています。これは動画撮影向けとして設計されていて、動画の撮影に適したタイプになり、X-Trans CMOS 5 HRセンサーから積層構造を無くしたようなタイプになるとしています。
積層型ではないということになると、読み取り速度が低下してしまう可能性があると思うのですが、この構造でどうして動画向けとなるののかちょっと不思議です。
そして、もしミドルレンジの動画向けのセンサーを開発中ということは、当然ですが、動画撮影向けのカメラが発売されるか、APS-Cのシネマカメラが計画されている可能性があるということで、どのようなカメラに搭載されるのかも気になりますね。
さらに「富士フイルムは2025年に4台の新製品を発表か!? 可能性のあるカメラのリストとは」では富士フイルムの新製品の噂について詳しくお伝えします。
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(source)E8M_8888
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コメント
コメント一覧 (1件)
動画撮影時では積層型のセンサーにメリットはなく(というか静止画と違い挿画は積層のメモリを使わないので素の読込速度が問題になる。これはZ9/8やその他ソニーの積層型カメラも同じ構造なので富士も同様と思われる)、センサー自体の値段を下げて4世代目より素の読込速度を上げたもの、ではないでしょうか。
また基本的にX-Trans CMOS 5 HRから積層構造をなくしただけならば、センサー自体の部品供給数を増すことで価格を下げるといった狙いもありそうですね。
センサーそのものの読込は前世代より速くなっているんじゃないかと予想されるので、ローリングシャッターの影響を受けにくいことから動画向けといっても良いかと思います。
とはいえ動画もそこそこに静止画も今のX-S20等で困っていないようでしたらこのセンサー目当てでカメラを交換するまではないのかな、という気がします。スキャン速度改善によるAF向上もあるかもしれませんが、もしかしたらX-Trans CMOS 4のほうが(ごく僅かとはいえ)画質が良いかもしれませんので…。