ついに中国製ズームレンズが登場か
2025年に中国製のAFズームレンズが登場するという噂が流れています。ついに廉価で高性能なズームレンズが登場する可能性があるのでしょうか?
Weiboの信頼できる情報筋が次のように投稿している。
中国のオートフォーカスズームレンズが開発中だ。馬氏はニュースチャンネルを通じて、現在、2つの国内のブランドが新しいAFズームレンズを開発中であることを確認した。そのうちの1社は2本のフルサイズAFズームレンズと少なくとも1本のAPS-C AFズームレンズを承認しており、最初に発売されるマウントはEとZだ。
さらに国内のf/1.4フルサイズ大口径AFレンズのニュースも確認されている。すべてが順調に進めば2024年には1本または2本のf/1.4の大口径AFレンズが発売される予定で、1本は確実で2本の発売を目指しており、一般的に使用される焦点距離で、最初に発売されるマウントはEとZになる。
Viltroxや7Artisansのような企業は、すでに単焦点AFレンズを提供している。ズームレンズを製造するのははるかに難しいが、それはオートフォーカスのアルゴリズムが非常に複雑になるためだ。今、中国のメーカはこの問題に取り組み、今年すでにEとZマウントのズームレンズ3本を入手しようとしている。
私の予想ではViltroxが2025年に最初の中国企業としてAFズームレンズを発売するだろう。
閉じたマウント戦略が成功か
噂によれば中国製のオートフォーカスズームレンズが2025年に登場する可能性があるそうです。最初に発売されるマウントはEマウントとZマウントが考えられているとしています。
これまでの中国製のレンズというと、ほとんどが単焦点のマニュアルフォーカスレンズでした。しかし、その後に技術的な進化があったのか、少しずつオートフォーカス可能な単焦点レンズが発売され、いまでは多くのメーカがオートフォーカス単焦点レンズを発売しています。価格も安く、性能も高いということで、今では日本製と性能で肩を並べつつあると言われています。
そして、いよいよ設計が難しいオートフォーカス可能なズームレンズを発売する可能性があるということで、もし発売されたとしたらメーカとしては利益を奪われる可能性があり、気が気ではない状態にあるかもしれません。
メーカとしてはレンズの選択肢が増えることで、自社のカメラを購入してくれる可能性が増える反面、レンズの販売による利益を奪われる形になるので、これはジレンマです。しかし、キヤノンは一部のメーカのみにレンズを作ることを認め、認めていないメーカのオートフォーカスレンズの発売は許可しない方針のようです。
いま中国のサードパーティレンズメーカがどの程度の性能のズームレンズを発売してくるかは未知数ですが、光学的にも素晴らしくオートフォーカスも速く、高画質で、フレアやゴーストもなく、光芒やボケ、美しく丸い玉ボケなどが可能なズームレンズを発売してくると、相当な脅威になることは間違いないと思いますね。
もしそうなると他社にAF可能なレンズの発売を認めないキヤノンが最も利益的には有利なメーカになる可能性も考えられそうです。今後の動向が興味深いですね。どのようなレンズを発売してくるのでしょうか?
(記事元)MirrorlessRumors
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コメント
コメント一覧 (0件)
キヤノンは公式には特許を侵害しなければAFレンズを自由に作ってかまわない
といったスタンスですね。
とは言え縦線を検出できないはずのDPCMOSに縦線検出の工夫が凝らしてあったりと
純正と同等なAF性能を持つ互換レンズを作るのはかなり困難かなと思います。
EF同様いずれシグマ、タムロンのROMをコピーした製品が出てくるでしょう。
中華製レンズも円安の影響で高くなってる
少なくとも7〜8年前の純正メーカーの半額前後は似たようなスペックでは期待できない
2030年位までにはキヤノンとニコンについては細かくラインナップ揃えてもらい、ソニーにしか抜け道ない体制は整えて貰いたい
サードパーティの安い製品の逃げ道はソニーで、中高価格帯はキヤノン、ニコンにも来ても良いけど
24mm35mm85mmの単焦点レンズは高過ぎる
50mmでもF1.2はかなり高い
同じスペックでランク分けして出すとか工夫が欲しい
それに70mmとか105mmのF1.8やF2のレンズが欲しい
純正メーカーが出さないなら穴埋めして貰うのは期待したい所