今後、パナソニックが採用するとみられるLUTアプリの機能
今後のパナソニックのカメラにはLUTを自在に適用できるような機能が、各種のカメラに搭載される可能性があるようです。それはマイクロフォーサーズにも搭載される可能性があり、さらに便利になるかもしれません。
- このアプリにはダウンロード可能なLUTのコレクションが含まれている
- それが映画用か静止画用か、どの基本設定が基準になっているか(Vlogやシネマスタンダードなど)が記載されている
- パナソニック指定のLUTや、フィルムメーカー、クリエイターからのLUTもある。そのコレクションはすでに膨大で、フィルムシミュレーションやティール&オレンジエフェクトなどを見つけることができる。
- アプリでは、使用したいLUTを読み込んで整理することができる。その後でカメラに送信し、メニューを開くかわりにLUTボタンを使ってスクロールし、直接呼び出すことができる。
- その後、写真や動画にそれらの機能を設定することができ、Vlog録画では、このLUTで直接動画を録画するか、プロフェッショナルのように視聴用のみに使用してからコンピューターで動画に設定するかを決定することができる。これはLUMIX S5IIやライカSL3、Q3(リアルタイムLUT)に実装されている。
- 新しいアプリを使用して、カメラからアプリに写真を読み込み、コレクションから思いつくLUTを設定して、直接、SNSに投稿することもできる。
- また新しいフィルムフォーマットであるMP4 liteもある。これにより4k動画を一瞬でスマホにダウンロードし、LUTを追加するか、すでにLUTで録画している場合には、直接、SNSに投稿することができる。
パナソニック版のフィルムシミュレーションとも言える便利な機能が、今後のLUMIXすべてに搭載される可能性があるようです。
LUTでは色の調整や色の補正が行えるシステムで、それぞれ様々な画像をより印象的なものにしたり、より落ち着いた色味にしたりなどすることが可能です。
パナソニックはそれらの設定をファイルとして提供しようとしているようです。LUTアプリを使うと、すでにある様々なLUTを選択し、画像や動画に適用させることができるようです。また自分で作り出すことも可能なのだそうです。
そしてこのLUTに関しては二通りの使い方ができるとしています。一つは完全にLUTを適用して、出力される画像に直接適用させてしまうもの。もう一つはEVFや背面液晶に表示されるライブビューだけに適用するものだそうです。後者の場合はLUTが適用されていない通常撮影した画像が出力されるので、それを後からアプリ内でLUTを適用することも可能になるようです。事前にライブビューで確認できるというところが面白いかもしれませんね。そしてアプリから直接、SNSに送信することも可能なようです。
というわけで富士フイルムのフィルムシミュレーションをもっと自由自在に取り扱えるような機能と考えればいいのでしょうか?なかなか面白い機能ですよね。
さらに「アクセサリ会社がLUMIX S9の画像を公開してしまう バリアングル液晶であることが確定」ではLUMIX S9の画像について詳しくお伝えします。
(記事元)43rumors
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