3台目のキヤノンのカメラは何か
キヤノンの謎の3台目の新製品について様々な可能性が取り沙汰されています。どのような製品が発表する可能性があるのでしょうか?
この発売サイクルは、これまで見たことがないもので、キヤノンが今回、どのように物事を進めているのかについては、過去の資料がほとんどない。これはおそらく、過去の主要な製品の大規模な情報の流出が原因だろう。私たちには、それを制御することはできないので、それについて怒ることはない。EOS R5の情報が縦横無尽に飛び交っている様子にイライラする人も多かった。
The Ordinary Filmmakerは新しい情報筋の一人が、キヤノンが今月中に2台のフルサイズカメラを正式に発表すると言っていると報告している。これは情報筋の的中率としてはかなり良いもので、間違いの細かい部分にあることが多く全体像では間違っていないことが多い。
興味深いことに、そのうちの1台はEOS R1ではなく、東京五輪前のEOS R3の開発発表/発売と同様のものを期待している。私たちは皆、公式発表前のオリンピックでEOS R3に関するJeff Cableの報道を楽しみに観察していた。
この情報筋は、実際に予約が可能な2台のフルサイズカメラを発表することを示唆している。なぜなら、EOS R1のためにクレジットカードの使用可能金額を満たしておくことは、おそらく第4四半期になるまで待たなければならないからだ。
私たちはEOS R5 Mark IIとEOS R1以外のカメラについては何も聞いていないが、進行状況を鑑みると、それほど驚くことではない。EOS R5 Mark IIのようなカメラは、愛好家の話題を通じて多くの人々の注目を集めるだろう。
私たちはキヤノンが3台のEOS Rと2台のシネマEOSを認証登録したことを知っている。それらすべてが2024年の第4四半期までに発表されることを期待している。
では、その2つ目のカメラはどのカメラになるのだろうか?私たちはEOS RPの後継機種、おそらくEOS R9を見ることになると推測していた。しかし、私たちがあまり注目していなかった別のカメラが、過去の出来事や販売量に基づいて非常に意味をなす可能性がある。Simonが私に提案したのは「EOS R6 Mark IIIはどうだろう?」というものだった。
(中略)
EOS R6の発表からEOS R6 Mark IIの発表まで846日あった。今年の5月15日に発表されるとすると、その期間はわずか560日になる。これは確かにかなり短期間ではあるが、2020年から2022年の間は「通常」の状況ではなかった。市場は世界のクリエイターの世界で新しいプラットフォームと高い生産品質が登場して、大きく変化した。そしてソニーやニコンの復活といった競争もあった。
(中略)
EOS R6 Mark IIの発表直前には、EOS R6に対して当時としてはかなり大きな割引が設定された。今週みたように、EOS R6 Mark IIに対して500ドルの大幅な割引が適用され、価格が1999ドルに下がった。このようなことは、ブラックフライデーやクリスマスでは普通のことだが、5月の今に?
5台のカメラが登場する可能性
さて、キヤノンのカメラの新製品については情報が乏しく、海外の各所で予想合戦になっています。今回の情報は「噂」ではなく「予想」になりますので、取り扱いに注意してください。
まず流れから説明すると、キヤノンはこれまでミラーレスカメラと思われる製品を3台、シネマカメラと思われる製品2台を認証登録しています。発売するために認証を受けるわけですので、これらのカメラは確実に発表されることになります。筆者の経験上、99%の確率で発売されており、発売されなかった1%はおそらくですがNikon DLだけでした。
というわけですが、そうなるとキヤノンからは数ヶ月以内に3台のミラーレスカメラが発売されることになります。そのうち2台はEOS R5 Mark II、EOS R1になるだろうとみられています。この2台については、EOS R5 Mark IIが5月に発表され、EOS R1が同じく5月に開発発表されると噂されています。
EOS R5 Mark IIは発表なので、パリオリンピック前の発売もありそうですが、EOS R1については開発発表なので正式発表ではなく、正式発表は後日にあり、そして発売は今年の年末あたりになる可能性があるとと噂されています。
そして引用外ですが、キヤノンと秘密保持契約を結んでいる小売店があり、その秘密保持契約の期間が5月で切れるということから、5月に何かしらの製品が発表されるのは間違いないとしています。
では、それ以外のカメラの可能性についてですが、海外のSNSなどではEOS RPの後継機種の可能性が高いのではないかと言われていました。しかし、この記事ではEOS R6 Mark IIIを予想しているようです。EOS R6 Mark IIも極めて短いサイクルで発売されたこともあるし、周りの状況の変化や技術の進化も早いので、2年に1度ぐらいのサイクルになってもおかしくないと考えているようですね。
またキヤノンは新製品の発売の前に旧製品を大幅割引する傾向があるとして、今週から始まったEOS R6 Mark IIの大幅な割引もその可能性を裏付けているとしています。
APS-Cについては、最新機種が多いし、ラインナップが揃っているから可能性は低いと考えられているようですが、実際にはどのようなカメラが発売されるのかは結構謎ですね。どのカメラが発売されるのでしょうか?
- キヤノン
- EOS R5 Mark II 5月下旬発表
- EOS R1 5月下旬開発発表
- 第三のカメラ
- Canon RF35mm F1.4 L USM ~7月発表
- Canon RF24mm F1.4 L USM 10~12月発表
- Canon RF50mm F1.4 L USM 10~12月発表
- Canon RF70-200mm F2.8 L IS USM Z 7~9月発表
- 少なくとも1本のRF-Sレンズ 7~9月発表
- ニコン
- Nikon Z 6III 5月発表予定も延期された?
- Z 35mm f/1.2 S 発表時期不明(レンズロードマップに記載)
- ソニー
- ZV-E10 II 5月発表
- フルサイズカメラ 2024年後半
- フルサイズFXカメラ 2024年後半
- Vlog向けAPS-C用レンズ 5月発表
- 85mm f/1.4 GM II 6月発表
- 24-70mm f/2.0 GM 5~6月発表
- 新しいフルサイズ用レンズ 夏発表
- 富士フイルム
- GFX100S II 5月16日発表
- X-T50 5月16日発表
- XF16-50mmF2.8-4.5 5月16日発表
- 何かしらのカメラ ~6月発表
- パナソニック
- エントリークラスのカメラ 5月発表
- フルサイズのレンズ固定式カメラ 5月発表
- シグマ
- 24-70mm f/2.8 II 5月発表
- ライカ
- D-LUX 8 5月発表
(記事元)CanonRumors
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コメント
コメント一覧 (3件)
現時点では憶測の域を出ないとは思いつつ、本当にR6IIIが出るのなら購入します。
初代R6からは4年経つので、R6IIをマイナーチェンジと見るなら、フルモデルチェンジが今年来てもおかしくはないかと思います。とはいえ、R6IIからは僅か1年半ですが……。
R6への小さな不満の解消ならR6IIで十分ですが、R6系が本当に2年更新になるなら、いつ買うべきか本当に悩ましくなりますねぇ。
出るのはEOS R6Ⅲではなく、R7Ⅱではないでしょうか。
EOS R7は中途半端な仕様で評判がよろしくなく、真の7DⅡ後継を求める声が多々あります。
そして、シグマとタムロンのAPS-C RF-Sレンズの発表。
R7Ⅱだとすれば辻褄が合いますし、オリンピックでサブカメラとして用いるプロもいるかもしれません。
EOS R6IIはR5II購入のために既に売却済ですが、R6IIは必要な全ての技術が詰まっていたと思いますので、敢えてR6IIIにするとしたら、他社対抗で画素数を3300万画素等に引き上げるくらいしか思い浮かびません。R6IIは今も売れているので、画素数増やして値段の引き上げはちょっとな感じです。
記事の投稿者は一体どんな追加機能をR6IIIに期待しているのでしょうかね。