キヤノンEOS 90Dの後継機種は発売されないと噂
再び、キヤノンがEOS 90Dの後継機種を発売しないだろうということを示唆するメールを受け取った。これ以上、xxDの一眼レフは発売されないのだろうか?
情報筋は、キヤノンはEOS 90Dの後継機種を発売しないだろうと明言した。少なくとも一眼レフとしては。このことを聞いたのは最初ではない。明らかにキヤノンは一般消費者向けの一眼レフへこれ以上の投資をする理由はなく、キヤノンは完全にミラーレスに移行したいようだ。この噂に信頼性があるかどうかは確かではない。もしくは、私がただキヤノンにxxDシリーズを終了して欲しくないと思っているだけなのかもしれない。私はxxD一眼レフをEOS 40Dの頃から所有していて、私の考えではキヤノンはxxDのカメラの製造を取りやめないだろうと考えている。
キヤノンの一眼レフの噂について報告されています。記事によれば、キヤノンはEOS 90Dの後継機種を発売せず、そのまま終売になってしまう可能性があるようですね。もちろん、ミラーレスで後継機種が発売される可能性があると思いますが、少なくとも一眼レフでの後継機種が発売されない可能性が高いようです。
EOS 90DはAPS-Cセンサーのフラッグシップモデルとなるカメラで、小型軽量なシステムが欲しかった人には魅力的なカメラだと思うのですが、残念ながら終売になってしまうのでしょうか。ただ、いまではミラーレスの欠点もほぼ解消されつつあり、逆に像面位相差や瞳AF、被写体認識などミラーレスのほうが利便性が高い場面も増えてきているので、これも仕方が無いのかな?という印象です。
レフ機の切り捨ては今後も進む?
今後も一眼レフを使いたいというユーザもいると思いますが、多くの人はミラーレスで事足りたり、ミラーレスのほうがいいと思うでしょうから、今後の一眼レフのラインナップ縮小は必至かな?と思います。
ニコンでは、どうやら廉価なAPS-C一眼レフからも撤退の可能性があり、完全に中高級機へシフトする戦略になっている可能性があります。
また、キヤノンについても同様の噂があり、キヤノンはEFレンズを縮小させようとしているように見えます。
このようにみると、ある一定のレンズや機種は残るかもしれませんが、今後のほとんどの後継機種が発売されない可能性が高く、今後がどうなるのか少し心配になりますね。
特に、ニコンの場合は、フィルムカメラの時代からFマウントを継続していましたので、古いレンズをある一定世代までは使い続けることができました。しかし、ミラーレスに移行してしまうと、ミラーレス用に設計された新レンズはフランジバックが短いので、アダプタなどをかましてFマウントカメラで利用することは物理的に不可能です。
ということは、ここでFマウントレンズの製造が終了となると、もうFマウント用の新レンズを手に入れる術がなくなることになりますので、これはニコンとしても、ニコンユーザとしても歴史的な転換点に来ていると考えることができそうです。つまり、いま発売しているレンズだけしか入手できず、もうニコンからの新レンズは発売されないし、もし所有するレンズが壊れたら代替品は入手できないということになります。
そうなると気になるのはペンタックスですね。ペンタックスは一眼レフのみ作り続ける戦略のようですし、もしそうであれば一眼レフ用のレンズも作り続けることになりますので、一眼レフを使い続けたいというユーザにとってはペンタックスは有力な選択肢になる可能性があります。またペンタックスとしても、ニッチな市場ではありますが市場を独占できる可能性があるので、案外面白いかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (2件)
キヤノンはAPS-Cをどうするのか気になりますね。
EF-MでいくのかRFでもAPS-Cを出すのか。
EF-Sで90D後継機を出すくらいならミラーレスで7D II後継機相当を出してくれたほうがそそられますね。
キヤノンもニコンと同じように廉価な一眼レフは出さなくなると思います。
3月下旬のsankeiBiz記事によれば、2020年のキャノンのミラーレスは100万台強、一眼レフは170万台強という数字のようですから、一眼レフをどのようにするのかは簡単でもないような。ミラーレスが優位に展開している(台数逆転、金額では大差)のは確かですが、一眼レフがどのように受け入れられ続けるのかがさっぱりわからないので、よくわかりませんね。現段階でまだ90Dは古いというほどでもないでしょうし(3200万画素ですし。そしてM6って売れている?)、しばらくは市場の様子を見ていくということになるのでしょう。とはいえレンズが減っていくのを見ると、どうなんでしょう。。。。
PENTAXはK-70後継をどうするのでしょう。もうすぐ5年が経ちますが。