リコー GR IVとGR IIIは何が違うのか!? 公開された開発中の仕様から読み解く

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RICHO GR IV
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GR IVとGR IIIの仕様の主な違い

リコーからGR IVの開発が正式発表されました。あわせて開発予定の仕様も公開されています。この記事ではGR IVの仕様はGR IIIと比較して何が違うのか詳しくお伝えします。

GR IVとGR IIIの主な違い
スクロールできます
GR IVGR III
レンズ18.3mm(換算約28mm)、F2.8~F1618.3mm(換算約28mm)、F2.8~F16
レンズ構成5群7枚(非球面レンズ3枚)4群6枚(非球面レンズ2枚)
ISOISO100~204800ISO100~102400
手ぶれ補正撮像素子シフト方式(5軸補正)撮像素子シフト方式(3軸補正)
内蔵メモリー約53GB約2GB
記録媒体microSDメモリーカードSDメモリーカード
フォーカスリミッター近距離、遠距離、オフ
最短撮影距離(マクロ)約0.06m~0.15m約0.06m~0.12m
無線LAN2.4Ghz、5.2Ghz2.4Ghz
BluetoothV4.2
外形寸法約109.4×61.1×32.7mm約109.4×61.9×33.2mm
重量約262g約257g

基本的な機能はほぼ同じ

リコーからGR IVの開発が正式発表されました。また、現在開発予定のGR IVの仕様も公開されていて、どのような製品として登場するのかも明らかになっています。

そこで現在判明しているGR IVの仕様が、GR IIIと比較してどのように違うのかまとめてみました。仕様的に同じものは記述していませんので、すべての仕様についてはこちらからご覧ください

さて、それでは上記の仕様の主な違いをそれぞれ見ていきましょう。まず、現時点では不明なことがいくつかあります。それがGR IVにはBluetoothに関する仕様の記載がないことです。これは搭載されないことが前提ということなのか、現在検討中の仕様であったり、すべての仕様を公開されているわけではないため記載が省かれているのかといったことは不明です。ただし、リコーはGRシリーズ用のスマホ用アプリを公開するとしていますので、スマホとの連携にはBluetoothが利用されることが多いため、GR IVにもBluetoothは搭載されるのではないかと思います。

そしてフォーカスリミッター機能についてはGR IIIにその機能があるのかどうか筆者が調べた範囲では不明で、GR IVからのオリジナル機能になるかもしれません。

プレスリリースで主要デバイスを一新するとありましたが、確かにレンズ構成が変更されており、完全に新設計されたレンズが搭載されることがわかります。また、標準ISOの数値も多くなっていることから、高感度にも強くなっている可能性がありそうです。

驚いたのはメモリカードで、SDメモリカードではなくmicroSDメモリカードになりました。内蔵メモリーも53ギガバイトまで拡張され、少ない枚数しか撮影しないのならばメモリカードを利用する必要がなくなりそうです。また、メモリカードの容量が足りなくなり、もう少し容量が欲しいというときの予備としても利用できそうです。

WiFiは、これまで2.4Ghz帯のみだったものが5Ghz帯にも対応し、より高速なデータの転送が可能となっているようです。

microSDを利用しているということは、データの転送は有線か無線を前提としている可能性が高く、USB Type-Cを利用しているのはGR IIIと同じですが転送速度が向上し、メモリカードを抜き差ししなくてもデータの転送がより高速で行える仕組みが備わっている可能性があるのかもしれません。

上記の仕様以外に関してはほぼ同じで、まったく違うカメラになるのではなく発売から時間が経過したので、その間に向上した技術を取り入れて順当に進化しているというモデルになるのかもしれません。

というわけで、主な仕様の違いをみてみました。皆さんは公開されたGR IVの仕様をみてどう感じたでしょうか?

(source)リコー

RICHO GR IV

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