発表日や価格
ニコンの次期フラッグシップ機として、Nikon Z9IIに関する様々な噂がインターネット上で飛び交っています。公式な発表はまだですが、現行モデルであるZ9の高性能な機能をさらに進化させると見られており、その内容や発売日、予想される価格を、これまで当サイトで紹介したの有力な情報源や憶測を基にまとめて紹介します。
発表日の噂
Nikon Z9IIの発表時期については、多くの情報筋が2025年後半に「開発発表」が行われ、実際の発売は2026年の初頭になるという見方で一致しています。これはニコンが過去にフラッグシップ機を発表してきた周期とも一致しており、プロスポーツのイベントを意識した開発サイクルである可能性が高いと考えられています。
次の大きな国際イベントであるミラノオリンピック(2026年)に向けた動きとしても、この時期の発表は理にかなっていると言えます。
価格の噂
また、価格については、Nikon Z9の発売価格から引き上げられることがほぼ確実視されています。現行のNikon Z9は発売当時5,499ドルでしたが、Nikon Z9IIは5,999ドル、日本円では85万円〜93万円程度になると予測されています。
この値上げの背景には、いくつかの複合的な要因があります。まず、円安が進行しているため、部品の調達コストや製造コストが上昇していることが挙げられます。また、キヤノンやソニーといった競合他社の次期フラッグシップ機も6,000ドル台になるとの噂があり、市場全体のハイエンドモデルが高価格帯へとシフトしている傾向があります。さらに、Nikon Z9IIに搭載が噂されるグローバルシャッターや次世代プロセッサーといった先進技術は、開発・製造コストが非常に高いため、価格に転嫁されるのは自然な流れと言えるのかもしれません。
Nikon Z9IIの仕様の噂
Nikon Z9IIは、現行のNikon Z9のコンセプトを踏襲しつつ、さらなる進化を遂げると見られています。これまでの噂をNikon Z9の公表されている仕様と比較すると、以下のような点が主な強化ポイントになると考えられます。
センサーについては、現行のNikon Z9が約4571万画素の積層型CMOSセンサーを搭載しているのに対し、Nikon Z9IIも同じ約4500万画素のセンサーを引き継ぐと噂されています。しかし、最大の進化点として、ローリングシャッター歪みを完全に排除するグローバルシャッターの搭載が期待されています。
画像処理エンジンは、Nikon Z9のEXPEED 7から、次世代のEXPEED 8へと刷新されると見られています。これにより、処理速度が飛躍的に向上し、動画や連写性能がさらに強化されると期待されています。
動画性能も大きく進化するとの噂です。Nikon Z9が8K/30pや4K/120pに対応しているのに対し、NikonZ9IIは8K/60pでの撮影が可能になるとされています。さらに、4Kでは200/240pといった超高フレームレートでの撮影に対応する可能性も指摘されています。そして動画性能に関してはREDの機能も搭載されるのではという憶測も流れています。
AF性能も、AIを活用したアルゴリズムで、被写体追尾性能がさらに強化されると予測されています。Nikon Z9の優れた3Dトラッキング性能を、Nikon Z9IIがさらに上回ることが期待できるかもしれません。
その他の機能では、RAWでのプリキャプチャー機能がZ9IIで採用されると噂されています。現行のZ9はJPEGのみのプリキャプチャーに対応していますが、これがRAWにも対応することで、決定的瞬間をより確実に捉えることができるようになります。また、軽量化されたマグネシウム合金ボディや、可動式の液晶モニターが搭載されるとの噂もあります。
これらの情報は、あくまで現時点での噂や予測に基づいています。ニコンからの正式発表で、どのような進化を遂げたNikon Z9IIが登場するのか、期待が高まりますね。
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ニコン
| カメラ | |
| Nikon Z9II | 2025年第4四半期 |
キヤノン
| カメラ | |
| EOS R7 Mark II | 2026年 |
| 1億画素フルサイズカメラ | 2025年 |
| レトロデザインカメラ | 2025年 |
| PowerShot V3 | 2025年後半 |
| レンズ | |
| RF20-50mm F4 PZ | 2025年11月下旬 |
| RF24-70 F2.8 L IS VCM(USM) | 2025年11月下旬 |
| RF300-600mm F5.6 L IS USM | 2025年11月下旬 |
| 見たことのないズームレンズ | 2025年年末頃 |
| RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り | 2025年 |
| RF-S単焦点 | 2025年 |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF14-28mm F2.8 L IS USM Z | 近い将来 |
| RF150-600mm F5.6 L IS USM | 計画中? |
| フルサイズAFレンズをサードに解禁? | 2026年 |
ソニー
| カメラ | |
| 3台の認証を受けたカメラ | |
| α7 V | 2025年11~12月 |
タムロン
| レンズ | |
| 25-200mm f/2.8-5.6 | 2025年秋 |


コメント
コメント一覧 (7件)
さすがにグローバルシャッターはあり得ないと思いますが、既存のセンサーのままなら連写速度とAF向上はまだまだ見込めるのでその辺は改良してくるでしょうね。それと記事内では8K30Pと記載されていますが現状でも8K60P/RAW動画は撮れるので、現状のエンジンでは不可能なH.265等の非可逆圧縮の8K60P動画に対応してくるかどうかでしょうか。超高速フレームレートは単純にセンサー側の読込速度とデータ転送速度に影響されますので4K240Pとかはドットバイドットのクロップ対応とかかもしれません(それでも対応できるかは計算してないので分かりません)
あとはボディ側の放熱対策にも関わってきますが、動画撮影時の同時記録が可能かどうかも気になる部分です。
EXPEED7も限界が見えてるので少なくともEXPEED7単体での更新はないでしょうね。8になるかサブチップ搭載か、ニコンがどう対策してくるのかに注目しています。
Nikon Z9II は動画機能はあまり進化させないと思います。
大きすぎて使いにくいでしょう。
それは Nikon ZR か今後出るかも知れない動画機にまかせる。
グローバルシャッターセンサーは α9 III 用センサーの
高画素版が出来ればニコン用にカスタマイズして
搭載されるかもしれません。(期待薄)
Z9 は最新機種の Z5ⅡやZ50Ⅱ にAFの初動で負けるので
まずはAFの立ち上がりを改善しないといけませんね。
このタイミングでZfのシルバーを発売したり、ZRの発表して10月下旬に発売するとなると年内はもうカメラは発売されないと考えるのが妥当
年内に開発発表はあるにしても、3月に正式発表、4月に発売みたいな流れは想定される
価格については約6000ドルになる可能性は否定しないが、Z9の初値が63万だったので、Z9Ⅱは高くなっても80万円台前半までと推測する
α9Ⅲも79万で発売され、今や70万で買える
一時期の円安はもうなくなり、140円台で半年近く落ち着き、日銀も先日0.5%金利継続すると発表した
アメリカは金利を引き下げる可能性はあり、ぶつかだかで
Z8にRAWプリキャプチャ機能ってありましたっけ?
次のUpdateで搭載ですか??
ご指摘ありがとうございます。
こちらの不手際でRAWキャプチャ機能が搭載されていると記述しておりました。
早速記述を削除いたしました。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
今後とも当サイトをよろしくお願い申し上げます。
被写体認識の強化、あとはプリキャプRAW対応でそこそこ使える機種になるんでは?AFの初速が遅いのはレンズ由来でしょ。リニアモーターのZ400mmF2.8やZ600mmF4では十分パフォーマンスが得られてるし。
問題は捕捉力と被写体を被写体と認識できるかの深層学習が課題だと思う。これがまだまだ大手2社からは周回遅れがみられる。
価格は70万程度に抑えないとユーザーから非難轟々になりそう。このご時世仕方がないけどその辺は理解してもらえないだろうね。
果たして45MPでグローバルシャッターのセンサーは今の技術だとどのくらいの完成度になるのでしょうか。ノイズ・ダイナミックレンジの制約が厳しそうかな。
α9Ⅲの24.6MPでベースISOが250なので、45MPだとベースISOが400くらいになるかも?
ソニーのモバイル用センサーの二層トランジスタ画素の技術をフルサイズセンサーに活かせるならベースISOを下げられるかもしれませんが…