EOS RVの画像からわかること
動画撮影向けのEOS RVと言われるカメラの画像が流出して話題になっています。この記事では、その画像からEOS RVについてわかることについて詳しくお伝えします。
写真をみるとパワーズーム機能のある独自のレンズが付属するように見える(レンズ側面にあるT-Wの文字がそれを示している)し、シャッターボタンにはズームレバーと思われるレバーがある。画像から推測できる手がかりは少ないが、バリアングル液晶のヒンジが見え、標準的なモードダイヤルと、もう一つのコントロールダイヤルがある。カメラの前面の下の隅にあるボタンについては判断が難しいが、どうやらRECと書かれているようだ。
レンズについては焦点距離が少し曖昧なので不明な点が多い。すでに述べたようにパワーズームであることは確かだが、その他の詳細を明確に理解することは難しい。PowerShot V1と同じ焦点距離かもしれないと考えた。それは少なくとも私の考えでは理にかなっていると思う。PowerShot V1は16-50mm相当のレンズがあり、APS-C換算で約10-31mmに相当する。画像を見る限り11-30mmのように見えるので、PowerShot V1に非常に近いかもしれない。また、キヤノンのRF-SレンズのほとんどがRFマウントの直径より小さいことを考えれば、直径がかなり大きなレンズでもある。
デザインは通常のキヤノンのEOSからのかなり急進的なエルゴノミクスの変更で、キヤノンの標準から逸脱しており興味深い。シャッターボタンにはズームレバーがあり、キヤノンが長い間配置していたmFnや録画ボタンが上部には見当たらない。電源ボタンの位置もわからないが、もしPowerShot V1のようにモードダイヤルの周りにあるのなら、また別の位置になる。キヤノンは様々な電源ボタンの位置を持つ大きな回転するダイヤルを持っていて、目隠しでダーツを投げているのではないかと思う。
PowerShot V1の天板をみると、ホットシューのサイズと比較して深さが近いので、PowerShot V1の本体よりも少し深いだけのようだ。ホットシューの横に大きなグリルが見え、本体自体も非常にずんぐりとした印象を受けるので、カメラには何らかの冷却機構があるのではないかと思う。これが「V」の名称に関連している可能性がある。
PowerShot V1のレンズ交換式バージョン?
キヤノンがEOS RVというカメラを計画している可能性があるということで大変な話題になっています。記事によれば、流出した画像からわかることとして、上記のように様々な点について考察しています。
考えてみれば、フルサイズかAPS-Cかも分からない状況なのでいろいろな解釈が可能ですが、廉価なカメラであること、エントリークラスであることを考えるとAPS-Cセンサーなのかもしれません。レンズには確かにT-Wの文字があり、鏡筒の根元あたりが電動ズーム用のリングになっているように見えます。そしてフォーカスリングかコントロールリングのようなものがあるように見えますね。
カメラの左側に何らかの接続されている自撮り棒のようなものが見えますので、カメラの左側にも三脚を取り付けるための穴があるのかもしれません。
それにしてもキヤノンがここにきて急に動画向けのカメラを複数も発表するのは驚きですね。固定レンズ式とレンズ交換式で、ソニーのZV-1やZV-E10、APS-CではNikon Z30を一気に追い抜こうという意思が見えるようです。当然、デュアルピクセルAFを搭載していて、全画素が位相差センサーになっているでしょうから、イメージプロセッサ次第ではものすごい動画向けのカメラとなるかもしれません。
さらに「キヤノン AE-1登場50周年に合わせレトロデザインのカメラを計画中か!?」ではキヤノンのレトロデザインのカメラの噂について詳しくお伝えします。
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- ニッチなカメラ 2025年4月頃
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(source)CanonRumors
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コメント
コメント一覧 (1件)
元の画像から、シャッターボタンと同軸のレバーの文字が見えづらいのですが、
パワーズーム用のレバーなんですね。
PowerShotからのステップアップ層には使いやすいカメラになると思います。
疑問に思うのは、シャッターボタンと同軸のパワーズームればーは、パワーズーム非対応のレンズをつけた時にどんな機能(もしくは他機能の割り当てができるか)になるのか…でした。