ニコンのコンデジが無くなっていく
ニコンが販売しているレンズ固定式カメラ(コンデジ)の販売数がどんどん減少していっています。いまは、どのようなコンデジが発売されているのでしょうか?
それでは、ニコンのホームページで確認してみようと思います。
上記のようにCOOLPIX製品で発売している製品は2台だけになってしまいました(画像クリックで拡大します)。
以前は、ニコンは廉価な機種から高級コンデジ、タフネスコンデジ、現在販売されているネオイチをすべてラインナップし発売していました。しかし、いまでは上記のようにネオイチスタイルのカメラのみの販売となっています。
これまで、スマホに対抗する形でセンサーの大型化、高倍率光学ズーム、タフネスコンデジなどで対抗してきたわけですが、いまはスマホもセンサーが大型化し、複眼化することでズーム性能が高まり、防水性能が向上したおかげで、ちょっとした水濡れぐらいには対応できるぐらいまでに進化しています。
そのため廉価なコンデジはかなり需要が縮小していて、完全にスマホにシェアをとられている格好です。
そのため、ニコンも廉価機から次々と撤退していったわけですが、最終的に高倍率ズーム機、タフネスコンデジからも撤退して、いまはネオイチのみ販売しているという状況です。
レンズ固定式からは完全撤退の可能性も
ところで現在販売されているP1000とP950ですが、価格.comの調査によれば現在販売しているショップはかなり少なくなってきています。現在、在庫があるショップ数は以下のようになっています。
・P1000 11/25ショップ
・P950 19/32ショップ
これは、現在の半導体不足などが影響している可能性もありますが、ネオイチの新製品の噂がまったくないこと、ニコンは中高級機にシフトすると明言していることから、このまま在庫だけ売りさばいて、在庫がなくなりしだいネオイチ市場からの撤退も考えられるのではないのかなと思っています。
そうなるとニコンはレンズ交換式に注力し、完全にレンズ固定式カメラから撤退することになってしまいます。実際にそうなるかどうかは現在のところわかりませんが、もしそうなると一時期は存在感を見せていたCOOLPIXブランドがなくなってしまうということで、少しさみしい状況になってしまいかもしれません。
少なくとも新製品が発売されるとしても、10万円近くするネオイチのみの発売ということになると思います。ソニーのZV-1のような動画撮影向きという可能性もありますが、いまの状況だとニコンからの発売はないのかなと想像しますが、どうなるでしょうか?
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コメント
コメント一覧 (2件)
少し気になって調べてみると、XP140がKムラカメラで販売完了商品になっていました。FinePixが消えるかもしれないですね。
超望遠2000mmくらいまでいけるネオイチだけは続けてほしいですね。
1型センサーでFF換算200-2000mm撮れるネオイチがあったら、M4/3の200-2000mmよりは小さければ需要はあると思います。
超望遠に特化したネオイチ (コンデジ) は他にないので続けてほしいですね。