シグマ 新レンズの特許
概要
【課題】
小型化と軽量化を実現しながら、変倍時の倍率色収差と軸上色収差を抑え、合焦時の高速化が可能でありズーム全域にわたり無限遠から至近まで良好な光学性能を備えた変倍結像光学系を提供する。
【技術分野】
本発明はデジタルカメラやビデオカメラなど撮像装置に用いられる、撮像光学系に好適な変倍結像光学系に関する。
【発明の効果】
本発明の少なくともいくつかの実施形態に係る変倍結像光学系によれば、小型化と軽量化を実現しながら、変倍時の倍率色収差と軸上色収差を抑え、合焦時の高速化が可能でありズーム全域にわたり無限遠から至近まで良好な光学性能を備えた変倍結像光学系を提供することが可能となる。
主な実施例
| 項目 | 広角 | 中間 | 望遠 |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 153.00 | 280.00 | 577.80 |
| Fナンバー | 5.16 | 5.79 | 6.48 |
| 全画角2ω | 15.78 | 8.63 | 4.18 |
| 像高Y | 21.63 | 21.63 | 21.63 |
| レンズ全長 | 292.66 | 330.78 | 377.11 |
| 項目 | 広角 | 中間 | 望遠 |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 102.80 | 188.00 | 388.00 |
| Fナンバー | 4.99 | 6.07 | 6.46 |
| 全画角2ω | 23.64 | 12.94 | 6.23 |
| 像高Y | 21.63 | 21.63 | 21.63 |
| レンズ全長 | 225.00 | 247.12 | 292.00 |
| 項目 | 広角 | 中間 | 望遠 |
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 123.60 | 450.00 | 777.00 |
| Fナンバー | 6.15 | 8.39 | 9.06 |
| 全画角2ω | 19.78 | 5.38 | 3.11 |
| 像高Y | 21.63 | 21.63 | 21.63 |
| レンズ全長 | 292.27 | 344.49 | 388.89 |
超望遠ズームの特許か
【お詫び】この特許はシグマの新レンズの特許ですが、誤ってキヤノンの新特許として記事を公開していました。お詫びして訂正いたします。
シグマが新たなレンズの特許を出願していることが明らかになりました。同じような仕様を省略するとだいたい以下のようなレンズの特許となるようです。
- 150-280mm f/5-6.4
- 100-400mm f/5-6.4
- 120-800mm f/6-9
このレンズはいずれも像高からフルサイズセンサー用の交換レンズとなることがわかります。それでは、どのような特許なのか詳しく見ていきましょう(当サイトの解釈です)。
今回の特許は、フルサイズ向けに最適化された超望遠ズーム光学系について述べたもので、高倍率かつ高画質な望遠ズームを実現するための設計思想が示されています。実施例を見ると、約150–580mm、100–400mm、120–800mm といった現代的な超望遠ズームの焦点域が並び、いずれもフルサイズ対応の像高を確保しながら、全長を抑えた構成になっていることがわかります。
この光学系の特徴は、ズーム全域で色収差を安定させるために、硝材の選択と配置を非常に丁寧に最適化している点にあります。本発明では倍率色収差を抑えるために異常分散ガラスを適切な位置に配置し、短波長側の補正不足を補うことで、輪郭に出やすい色にじみを抑える工夫が施されています。特許文書でも「小型化と軽量化を実現しながら…倍率色収差と軸上色収差を抑え…良好な光学性能を備えた」と述べられており、ズーム全域で破綻しにくい描写を目指した設計であることが読み取れます。
フォーカスについては、専用の合焦群を設けたインナーフォーカス構造が採用されており、ピント合わせの際にレンズ全長が変わらないため、AF の高速化や静音化に寄与します。ミラーレス機の瞳AFや動体撮影との相性も良く、特に超望遠域で重要となるフォーカス速度の確保に有利な構造です。
光学式手振れ補正(OIS)については特許内に明記されていませんが、光学系の中央付近に固定されたレンズ群が存在するため、OIS ユニットを組み込みやすい構造になっています。超望遠ズームという用途を考えると、製品化の段階で OIS が搭載される可能性は高いのではないかと思います。
肝心のレンズの性格ですが、開放F値だけを見ると、実施例はいずれも F5〜F6.5 程度で、いわゆる“明るいレンズ”ではありません。一般的に、F値が暗いレンズは前玉が小さく、製造コストも抑えられるため、低価格帯の製品に多いのは事実です。しかし、この特許の光学系は、F値の割に構造が非常に複雑で、硝材の選択も高度なので、ミドル~ハイレンジの価格帯になるように思えます。
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シグマ 最新情報!
現在噂されている新製品情報
ニコン
| カメラ | |
| フルサイズコンデジ | |
| 認証を受けた新カメラ | 数か月以内(2026年4月時点) |
| Nikon ZR新ファーム | 間もなく(2026年4月時点) |
| Nikon Z8II | 2026年末までに |
| Nikon Z9II | 2026年~2027年 |
| Nikon Z90 | 2026年~2027年 |
| 新製品の認証登録 |
| レンズ | |
| 新シネマレンズラインナップ | |
| 120-300mm f/2.8 | 2026年末までに |
| 85mm f/1.4 |
キヤノン
| カメラ | |
| EOS R6 V | 2026年5月 |
| レトロデザインEOS R8 Mark II | 2026年夏までに |
| EOS R7 Mark II | 2026年内の発売はない |
| EOS R3 Mark II | 2026年 |
| EOS R10 Mark II | 2026年内 |
| PowerShotフラッグシップ | 2026年 |
| レンズ | |
| RF20-50mm F4 L IS USM PZ | 2026年5月 |
| RF24-70mm F2.8 L後継 | 2026年内 |
| RF300-600mm | 2026年5月 |
| RF-S15-70mm F4 | まもなく登場か(2026年4月時点) |
| RF70-200mm F2.8 STM | 2026年 |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF150-600mm F5.6 L IS USM | 計画中? |
| フルサイズAFレンズをサードに解禁? | 2026年 |
ソニー
| カメラ | |
| 2台の認証カメラ(FX、RX100、ZV-E10??) | 数か月以内(2026年4月時点) |
| α6900 | 2026年内 |
| α7R VI | 2026年5月 |
富士フイルム
| カメラ | |
| X-H3 | 2027年 |
| X-T6 | 2026年後半 |
| X-Pro 新型機 | 2026年後半 |
| 1インチセンサーコンデジ | 2026年 |
| 1億画素のGFX | 2026年 |
OM SYSTEM
| カメラ | |
| PEN新製品 |
パナソニック
| カメラ | |
| 新レンズロードマップ公開 | |
| 新製品2台を認証登録 | 数カ月以内に登場か(2026年2月8日時点) |
| LUMIX S1H II | |
| LUMIX GX9後継 | |
| LX100III |
リコー・ペンタックス
| カメラ | |
| 一眼レフ |
シグマ
| レンズ | |
| f/1.2より明るい65mmレンズ | 2026年9月 |
| 15mm F1.4 DC DN | Contemporary | 2026年2月26日 |
| 35mm F1.4 DG II | ART |


コメント
コメント一覧 (2件)
色々な記事、ありがとうございます。他の所でも取り上げられている、また特許記事も確認しましたが、シグマではないでしょうか。
ご指摘ありがとうございます。
こちらの手違いでキヤノンの特許として紹介しておりました。
さっそく修正し、お詫びする文章も掲載いたしました。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
今後とも当サイトをよろしくお願い申し上げます。