EOS R3 Mark IIについて語ろう
元々、EOS R3は「つなぎ」の製品だった。より適切な言葉が見つからないが、キヤノンが本当の1シリーズ・フラッグシップを開発するまでの暫定的なモデルという位置づけだった。EOS R3は、EOS-1D X Mark IIIのようなグリップ一体型の一眼レフに似た外観を持ち、さまざまな分野のプロフェッショナルに非常に人気がある。
EOS R3は、2400万画素の高速読み出しが可能な積層型センサーを搭載し、高度なオートフォーカスと優れた画質を備えている。また、過酷な使用にも耐える構造になっている。発売当時、キヤノンはこのカメラが「真のフラッグシップ」ではないことを明言していた。
EOS R3 Mark IIはどうなっているのか?
この1年の間に、EOS R3の後継機に関する話題が多く出ていた。大半はYouTube発のもので、筆者は特に取り上げてこなかった。グリップ一体型カメラをもう1台出すことに、ビジネス的な意味があるのかは疑問だ。EOS R1は素晴らしいカメラだが、販売台数を大きく動かすような製品ではないのは明らかだ。
唯一、少しは理にかなっていると感じたのは、高解像度ボディとしての位置づけだ。つまり、EOS R5 Mark IIの4500万画素を大きく超えるような解像度を持つモデルということだ。
「ベイビーR1」に意味を持たせるのは難しい。EOS R1から何を削ればいいのか?もし$4,500〜$5,000を支払えるなら、中古市場やリベート期間中に$6,000でR1を購入できる可能性もある。
EOS R3 Mark IIはあり得るのか?
ここ1か月ほど、EOS R3 Mark IIに関する匿名の言及が多く寄せられている。匿名情報が正確な場合もあるが、筆者としては「確認も否定もできない」と言ってくれる信頼できる人物からの情報の方が安心できる。
最新の話では、EOS R3 Mark IIが2026年2月のミラノ冬季オリンピックに登場するというものだ。キヤノンは夏季・冬季オリンピックの前に必ず何かしらの話題を提供してくる。前回のパリ五輪前にはEOS R1の開発発表があり、現地ではプロフォトグラファーの中心的存在となっていた。
相次ぐEOS R3 Mark IIの噂
EOS R3 Mark IIの噂についてCanonRumorsが伝えています。上記は一部を引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
記事では、EOS R3 Mark IIの噂がかなり入ってきているようですが、その中でまともな噂はほとんどなく、確認できるものはないようです。そのため記事にはしていないようですが、最近になってキヤノンの噂がさまざま出ているため、そのことには言及しなければならないと考えているようですね。
ここのところの最新の噂では、キヤノンが最高で3台のカメラを発売する可能性があること、EOS R7 Mark IIの噂がずっと流れていること、キヤノンのレトロカメラの噂が流れていること、Wi-Fi 6を搭載=フラッグシップ級のカメラが登場する可能性があるという情報が流れています。
特にWi-Fi 6搭載のカメラが注目されていて、Wi-Fi 6を搭載しているカメラはEOS R1とEOS R5 Mark IIだけであることから、キヤノンがフラッグシップに近いハイエンドカメラを発売するのではないかという噂につながっています。
このフラッグシップ級のモデルは何かということですが、大容量を転送できること、接続性が高いことから、大きなファイルサイズのものを転送するようなカメラではないかということで、動画向けカメラの可能性を指摘する声もあります。そして、もうひとつはEOS R3 Mark IIの可能性です。
EOS R3 Mark IIに関する噂としては、キヤノンは冬季オリンピックでカメラをテストするのではないかとの噂が流れていて、これがEOS R3 Mark II登場の最も大きな根拠の一つとされています。
EOS R1との違いは記事にもあるように、より汎用性が高いとしている海外サイトが多く、より高解像度のセンサーを搭載することで差別化するのではと考えられており、Nikon Z9やNikon Z8と同等かそれ以上の画素数になる可能性を予想する声もあるようです。
しかし現時点ではもっともらしい噂はなく、発売はまったくの未知数ということになりそうですね。
さらにEOS R3 Mark IIの別の噂を「キヤノン 高解像度EOS R3 Mark IIを開発中 冬季五輪でテスト実施の新情報」で詳しくお伝えします。
EOS R3 Mark II 関連情報アーカイブ !
EOS R3 Mark II 最新情報
キヤノン 最新情報
現在噂されている新製品情報
ニコン
| カメラ | |
| Nikon Z9II | 2026年第1四半期 |
キヤノン
| カメラ | |
| EOS R7 Mark II | 2026年 |
| 1億画素フルサイズカメラ | 2025年 |
| レトロデザインカメラ | 2025年 |
| PowerShot V3 | 2025年後半 |
| レンズ | |
| RF20-50mm F4 PZ | 2025年11月下旬 |
| RF24-70 F2.8 L IS VCM(USM) | 2025年11月下旬 |
| RF300-600mm F5.6 L IS USM | 2025年11月下旬 |
| 見たことのないズームレンズ | 2025年年末頃 |
| RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り | 2025年 |
| RF-S単焦点 | 2025年 |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF14-28mm F2.8 L IS USM Z | 近い将来 |
| RF150-600mm F5.6 L IS USM | 計画中? |
| フルサイズAFレンズをサードに解禁? | 2026年 |
ソニー
| カメラ | |
| α7 V | 2025年12月2日 |
タムロン
| レンズ | |
| 25-200mm f/2.8-5.6 | 2025年秋 |



コメント
コメント一覧 (1件)
キヤノンは、高画素モデルはR5Ⅱで十分と考えていると思いますよ。α1Ⅱ、Z9に十分対抗できますので。
デュアルピクセルでは、4500万画素でも実際の画素数が9000万ですから、現在の技術では6000万画素オーバーのカメラは難しいでしょう。
R6Ⅲが3200万画素になった今、R3系列はひと休みだと思いますね。