キヤノンの新製品の噂
キヤノンが8月末に新製品を発表するという噂が流れています。どのような噂なのか、この記事で詳しくお伝えします。
8月末にキヤノンから主要な製品の発表があると伝えられている。この時期は歴史的に、キヤノンが複数の製品を一斉に発表するタイミングであった。ただし、ここ数年は状況がやや異なっていた。
以前に第4四半期まで発表はないと伝えたが、「および/または出荷」と表現すべきであった。掲示板でこの見落としを指摘してくれた読者に感謝したい。
EOS R6 Mark III
EOS R6 Mark IIIの噂はかなり以前から流れている。EOS R6の後継機は今年中に発表されると、複数の情報筋が一貫して伝えており、6月上旬に最新の噂仕様が報じられて以来、目立った動きは見られない。
EOS R7 Mark II
EOS R7 Mark IIの情報は入手が困難であるが、前機種より上位の市場を狙っていることを示唆する情報が多数存在する。EOS R7の発表価格である1,499ドルを上回るのは確実とされているが、現状ではさらに大きな価格差が生じる可能性もある。2,000ドル未満の価格設定がEOS R7 Mark IIにとっては重要なポイントである。6月前半の情報では、キヤノンのAPS-Cフラッグシップ機からメカシャッターが廃止される可能性が高いと報じられている(未確認情報)。
開発発表の可能性?
両機種の同時発表という情報には依然として疑問が残る。マーケティング的には奇妙な組み合わせである(EOS R7はEOS R10と同時に発表された)。ただし、異なるセンサーサイズの兄弟機という位置づけであれば可能性は否定できない。近年は常識が通用しないことも多く、これが新たな常識となるのかもしれない。今後数週間のうちに両カメラに関する情報が増加すると予想されており、現在、情報収集を活発化させている。
8月末にR6 III、R7 IIを発表か
キヤノンが8月末にEOS R6 Mark IIIとEOS R7 Mark IIを同時に発表する可能性があると、CanonRumorsが伝えています。
噂によれば、8月末までにEOS R6 Mark IIIとEOS R7 Mark IIが発表される可能性があるということのようですが、やや疑問に感じている部分もあるようです。EOS R6 Mark IIIはフルサイズ機、EOS R7 Mark IIはAPS-C機ということで、異なるセンサーサイズのカメラを同時に発表するというのは、これまでの経験則からは考えにくいと指摘しています。ただし、LUMIXのSシリーズのように、筐体がまったく同じで、センサーサイズだけが異なるカメラとして登場する可能性もあるとしており、その場合には異なるセンサーサイズのカメラが同時に発表されても不自然さは少なくなりそうです。
これまで、EOS R6 Mark IIIは年末まで発表も発売もないと伝えられていたようですが、これは言葉足らずであり、「発表も発売も両方ともない」か「発表と発売のどちらかがある」可能性があると訂正しています。通常は発売よりも発表が先ですから、8月末に発表だけが行われ、実際の製品発売は年末になる可能性が高いということになります。
しかし、当サイトでもお伝えしているとおり、キヤノンは10月1日までキャッシュバックキャンペーンを実施しています。対象機種にはEOS R6 Mark IIが含まれており、キャッシュバックキャンペーン中に後継機種の発表がある可能性は非常に低いのではないかと考えられます。その理由については、以下の記事に詳しく記述されていますので、ご覧ください。

一方で、EOS R7はキャッシュバックキャンペーンの対象機種になっていないことから、EOS R7 Mark IIの発表の可能性はあるのではないかと思われます。
また、これとは別の話になりますが、過去に伝えられていた情報に誤りがあったことがありました。以前には、EOS RVという動画向けカメラが登場するという噂が流れていましたが、これは実際にはEOS R50 Vの誤りでした。間違いの理由は、「EOS R V」というシリーズ名を表すバッジがカメラに取り付けられていたため、これを実際の製品名と勘違いしたことで情報が誤って伝えられたものでした。
今回も同様の可能性があるかもしれません。たとえば、以前から伝えられていたフルサイズの動画向けカメラEOS R6 Vや、APS-Cのハイエンド動画撮影向けカメラであるEOS R7 Vが登場する可能性もあるのではないかと考えられます。これであれば新型機種となるため、キャッシュバックキャンペーンとの関係性は薄くなりますし、センサーサイズが異なる機種の同時発表でも違和感は少ないでしょう。
というわけで、想像が膨らむところですが、キャッシュバックキャンペーンの関係から、少なくとも10月末ぐらいにならないとEOS R6 Mark IIIの発表はないと考えられるため、8月末のEOS R6 Mark IIIの発表は、限りなく可能性が低いと思われます。
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ニコン
| カメラ | |
| Nikon Z9II | 2026年第1四半期 |
キヤノン
| カメラ | |
| EOS R7 Mark II | 2026年 |
| 1億画素フルサイズカメラ | 2025年 |
| レトロデザインカメラ | 2025年 |
| PowerShot V3 | 2025年後半 |
| レンズ | |
| RF20-50mm F4 PZ | 2025年11月下旬 |
| RF24-70 F2.8 L IS VCM(USM) | 2025年11月下旬 |
| RF300-600mm F5.6 L IS USM | 2025年11月下旬 |
| 見たことのないズームレンズ | 2025年年末頃 |
| RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り | 2025年 |
| RF-S単焦点 | 2025年 |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF14-28mm F2.8 L IS USM Z | 近い将来 |
| RF150-600mm F5.6 L IS USM | 計画中? |
| フルサイズAFレンズをサードに解禁? | 2026年 |
ソニー
| カメラ | |
| α7 V | 2025年12月2日 |
タムロン
| レンズ | |
| 25-200mm f/2.8-5.6 | 2025年秋 |


コメント
コメント一覧 (3件)
EOS R6 Mark II はまだ売れ筋だからすぐに新型機発売は考えられませんね。
EOS R7 Mark II のメカシャッター廃止も考えられません。
メカシャッターを廃止しなければならない理由が分からない。
メカシャッターは無くて困ることはあっても、有って困ることはない。
キヤノンは R1 から R100 までメカシャッター付きなので今後もこの
傾向は続くでしょう。
ただしグローバルシャッターが実用化されたらメカシャッター無しも登場
するかも。
結局のところ確たる情報の無いHopersしぐさに過ぎませんね、今のところ。
私もメカシャッター廃止は(原理的に不要になるGSを採用しない限り)無いと思います。故障率は下がるかもですが、それによって撮れない場面が増えることを許容するキヤノンではないかなと。メカ不要なほど高速センサーなら電子をデフォで使えばいいだけです。
メカシャッターの故障を気にする層の何割が実際故障に遭遇したのか、メーカーの言う耐久回数を超えたのか、と思います。
私も8月にMarkⅢが発表されるとは思えません。キャッシュバックの最中に発表はないでしょ?
R7MarkⅡとは事情が違うと思います。