EOS R6 Mark IIIの仕様の噂
2025年9月現在、キヤノン「EOS R6 Mark III」に関する様々な噂が飛び交っており、撮影を趣味とする人やプロフェッショナルの間でその発表が間近に迫っているとの期待が高まっています。特に、9月末から10月上旬にかけての発表、そして10月から11月にかけての発売が最も有力なスケジュールとして囁かれています。これらのタイミングが現実のものとなれば、年末商戦に向けて、キヤノンの新たな主力機種が市場に投入されることになります。
現行モデルであるEOS R6 Mark IIと比較して、EOS R6 Mark IIIは多くの点で大幅な進化を遂げると見られており、特にセンサーと画像処理能力の向上は目覚ましいものとなりそうです。
噂されているイメージセンサー
まず、イメージセンサーに関して、EOS R6 Mark IIの2420万画素から、約3000万〜3300万画素への高解像度化が最も注目される点です。この画素数向上は、より精細な描写と豊かな階調表現を可能にし、特に風景やポートレート撮影において活躍してくれるはずです。
当初はEOS R3と同じ積層型センサーの採用も噂されましたが、現在は性能とコストのバランスから、非積層型の新型センサーが搭載されるという見方が優勢です。これにより、高解像度化を実現しつつも、価格の上昇を抑える工夫がなされている可能性があります。
噂されているイメージプロセッサ
画像処理エンジンには、現行のDIGIC Xに加え、パフォーマンスを向上させるための「DIGICアクセラレーター」が新たに搭載されると噂されています。この組み合わせによって処理速度を飛躍的に向上し、高解像度化に伴うデータ処理の負荷に耐えうる能力を持つと考えられます。連写性能も電子シャッターで最大30コマ/秒と、EOS R6 Mark IIの40コマ/秒には及ばないものの、14bit RAWでの30fps連写が可能になるという噂もあり、プロフェッショナルやハイアマチュアのニーズに応える高い性能を発揮すると見られています。
また、AF性能も飛躍的に進化すると期待されています。EOS R5 Mark IIにも搭載されるとされる、AIを活用した高精度な被写体検出AFシステムが採用されることで、EOS R6 Mark IIの高性能なAFをさらに凌駕すると言われています。人や動物、乗り物といった主要な被写体に加えて、より複雑な動作を認識する機能が加わる可能性もあります。例えば、サッカーの選手がシュートを打つ瞬間や、鳥が羽ばたく瞬間など、特定の「アクション」を認識し、追従する機能が搭載されれば、スポーツや野生動物の撮影において、決定的な瞬間をより確実に捉えることができると思いますね。
Ciname EOS C50と間違われていた可能性
噂されている動画性能
動画性能においても、EOS R6 Mark IIが実現した4K/60pを上回る、6K/30p RAWでの動画撮影に対応するという噂が飛び交っています。さらに、4K/120p撮影や、高度なカラーグレーディングに対応するC-Log 2およびC-Log 3の搭載も期待されており、映像制作のプロフェッショナルにも魅力的なカメラとなるかもしれません。これらの機能は、EOS R6 Mark IIと比較して、より高度な映像制作を可能にし、プロの現場でも通用する動画性能を提供することを示唆しています。
噂されている操作性
操作性やインターフェースの面でも変更が加えられる可能性があります。背面モニターは、ソニーのカメラに似た新しい「チルト&フリップ」機構を持つバリアングル液晶になるとの噂があり、これが事実であれば、より柔軟な撮影スタイルに対応できるようになります。ローアングルやハイアングルでの撮影、または縦位置での動画撮影など、様々なシーンで利便性が向上すると思いますね。また、フルサイズのHDMI端子を搭載するという情報もあり、外部モニターやレコーダーとの接続がより確実になり、本格的な動画撮影における信頼性が高まります。
噂されている記録メディア
記録メディアは、現行機と同様にCFexpress Type BとSD UHS-IIのデュアルスロットが継続採用される可能性が高く、高速かつ信頼性の高い記録が可能となると噂されています。これらのハードウェアの進化と機能追加により、価格はEOS R6 Mark IIから5万円ほど値上がりし、40万円台になるのではないかとの見方が強いようです。
Cinema EOS C50の噂と情報を混同か?
先日、キヤノンは待望のシネマカメラ「EOS C50」を正式発表しました。これにより、EOS R6 Mark IIIの噂として流れていた一部の高性能な動画仕様が、実際にはこのシネマカメラの特性であった可能性があるのではないかと指摘する声が海外であるようです。
これまでEOS R6 Mark IIIの噂として語られてきた要素の中には、「3200万画素クラスの新型フルサイズセンサー」や「6K RAW動画撮影」、「C-Log 2/C-Log 3」、そして「AIを活用した高精度な被写体検出AF」といった高性能な動画撮影機能が含まれていました。しかし、これらの噂はキヤノンが今回発表した「EOS C50」の公式仕様と極めて高いレベルで一致していることが判明しています。
特に注目すべきは、両者で噂されていた「約3200万画素のフルサイズセンサー」と「6K RAW動画撮影」、そして「4K/120p」の動画性能です。EOS C50は、まさにこれらの機能を核とした、動画撮影に特化したシネマカメラとして設計されています。EOS R6 Mark IIIが、これほどの動画性能を搭載するとすれば、同じRFマウントを持つEOS R5 Cや、さらに上位のシネマカメラとの棲み分けが難しくなるという矛盾が生じていました。
このことから、EOS R6 Mark IIIの噂として流布していた情報の一部が、実はEOS C50に関する情報であった可能性も考えられます。情報筋がEOS C50の仕様をEOS R6 Mark IIIの噂と判断して、キヤノンが開発している新型RFマウントカメラの情報をリークしてしまった可能性も考えられそうです。
最後に
これらの情報はすべて噂であり、キヤノンからの公式発表を待つ必要がありますが、EOS R6 Mark IIIは、EOS R6 Mark IIの基本性能を大幅に引き上げ、静止画・動画の両面で新たな基準を確立するカメラとなる可能性はかなり高いと考えられそうです。
もしEOS R6 Mark IIIがEOS C50と同じセンサーを採用した場合、動画性能についても同等かそれに近い性能のカメラとして発売される可能性があるかもしれません。
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