EOS RVの流出した画像からわかること期待する性能
EOS RVの流出した画像からキヤノンがどのようにEOS RVを設計し考えているのか、少しずつ明らかになっているようです。EOS RVに対する期待する機能も含め、この記事で詳しくお伝えします。
要約
仕様の予測
現時点では具体的な仕様はわからないが、カメラの流出した画像から、いくつか予想することができる。PowerShot V1の機能との重複が多いと考えている。
イメージセンサー
これはEOS RVに関する最大の疑問だ。一般的な見解では現在の2420万画素センサー(EOS R50やEOS R10に搭載されているセンサー)を再利用するのではないかと考えられているが、私たちはそうでないことを望んでいる。PowerShot V1のセンサーはEOS R7の小型版だと考えている人もいる。もしそうであれば、二つのカメラの間でシナジーがあることは理にかなっている。前述のように両者のカメラに多くの重複があると考えられている。3200万画素の解像度は非常に人気があるソニーのZV-E10の2600万画素やNikon Z30の2090万画素の解像度に対して優位性があるだろう。
EOS R7
EOS R7のセンサーはエントリークラスのAPS-Cミラーレスに搭載されている2420万画素センサーよりも高速な読み出し速度がある。現時点ではキヤノンはすでにセンサーで利益を出しており、製造コストが増加することはないだろう。もし1.4インチセンサーが3200万画素センサーの小型なウエハーであるというのなら、スケールメリットがここでも働いている可能性がある。
アクティブ冷却
流出した画像をみるとEOS RVのアクティブ冷却機能が搭載されている可能性がある。カメラの上部に大きな開口部が見える。これは内蔵マイクではない。PowerShot V1には側面と上部に通気口がある。
動画機能
EOS R7の3250万画素センサーがEOS R10の2420万画素センサーよりも優位であると考えられる分野だ。EOS R7は60pで撮影するときにクロップ無しで4K 60p 10ビット動画をHDR-PQ、C-Log3で撮影することができる。このカメラがEOS R10やPowerShot V1のように4K 60p動画でクロップされるのは間違いだと思う。
EOS RVは静止画撮影に向いているか
EOS M6 Mark IIのサイズに近いカメラを探している写真家にとって多くの魅力があると思う。EVFはないがEOS Mスタイルの本体を切望しているユーザにとっては、このことは重要ではない。EOS RVにボディ内手ぶれ補正があることを期待している。
外付けEVF
ホットシュー取り付けタイプのEVFを期待しており、キヤノンがEVF-DC1を改良していることを願っている。
RF-Sレンズは登場するのか?
もちろん登場する。流出した画像をみるとEOS RVに未発表のレンズが取り付けられている。非常に小型でPowerShot V1の35mm相当の16-50mmをカバーする広角ズームである可能性があるが、まだ確証はない。過去にAPS-C用のパワーズームが登場するという話を聞いたことがあるが、新しいレンズにはパワーズームが内蔵されるようだ。今後の1年間の間にAPS-Cパワーズームレンズが3本登場することを期待している。
EOS RVに期待する機能
EOS RVの流出画像から現在わかっている内容や期待する機能に関する記事が掲載されています。上記は要約になりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、記事では様々な比較検討や画像からわかることが記載されています。まず明らかなことは、EOS RVという名称、新しいレンズが装着されていること、EVFがないらしいデザインであること、録画ボタン、レンズにあるパワーズーム駆動用のリング、カメラのレリーズボタンまわりにあるこちらもパワーズーム駆動用のスイッチ、通気口があるらしいことなどがわかっているとしています。
この通気口に関しては以前にキヤノンが特許を出願していたり、EOS R5 Mark IIで採用されているような、横や下から空気を取り入れて上部に流すという構造をしており、これによりセンサーなどを冷却することができ、長時間の動画の撮影を可能としています。このVシリーズに関しては、ひょっとしたらすべて通気口が設定されている可能性があるのかもしれません。
一番の疑問点はEOS RVの解像度のようですね。単純にEOS R50のセンサーを流用するか、読み出し速度が速いと言われているEOS R7の3200万画素センサーが採用する可能性を指摘しています。実際に計算していないのでわかりませんが、面積比ではPowerShot V1のセンサーはEOS R7の画素ピッチと同じになると指摘していて、EOS RVには動画向けとして3200万画素APS-Cセンサーが搭載される可能性があるとしています。
確かにキヤノンの場合は内製ですので、すでにEOS R7の発売分でセンサーの開発費を捻出できている場合には、材料費だけでセンサーを手に入れることができ、それを利用すれば廉価なカメラとして発売できるというのはその通りかもしれません。
外付けのEVFに関しても誰もが期待する機能だと思いますね。もし静止画撮影もしたいと後から思ったときに、別のカメラを購入するよりは安価でEVFを設定できるのは、ZV-E10やNikon Z30との差別化になると思います。
というわけで、完全に妄想が膨らんでいるわけですが、皆さんはEOS RVがどのような仕様になると思いますか?
さらに「キヤノン “EOS R1の高解像度版はない 高解像度を担当するのは5シリーズだ”」ではEOS R1Xの可能性について詳しくお伝えします。
- ニコン
- Nikon Z9II 2026年2月までに
- Nikon Z5II 2025年5月頃
- 2台の認証登録されたカメラ
- 新シネマレンズラインナップ
- キヤノン
- 最大5台のカメラ8本のレンズ 2025年内
- EOS R6 Mark III 2025年第1四半期
- EOS R7 Mark II 2025年第3四半期
- EOS RV 登場時期不明
- EOS R50 V 2025年2月末までにある可能性
- EOS RC 2025年
- 1億画素フルサイズカメラ 2025年
- レトロデザインカメラ 2025年
- PowerShot V3 2025年後半
- RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り 2025年
- RF-S単焦点 2025年
- EOS R1、EOS R5 Mark IIの新ファーム 2025年2月末まで
- 2本のLレンズ 2025年2月末まで
- RF400mm F2.8 L IS USM、RF600mm F4 L IS USM後継
- ソニー
- ニッチなカメラ 2025年4月頃
- α7 V 2025年6月以降
- 素晴らしいGMレンズ 2025年3月下旬~4月上旬
- 富士フイルム
- GFX100RF 2025年3月
- X-E5 2025年夏に発表/発売
- ハーフフレームカメラ 2025年
- 2台の認証登録されたカメラ
- パナソニック
- 3台の認証登録された製品
- エキサイティングなカメラ 2025年4月頃
- シグマ
- 複数のARTレンズ 2025年内
(source)CanonRumors
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コメント
コメント一覧 (6件)
R10のセンサー使われる可能性高い
R7のセンサー使うと15万は確実に超えるから
多分12〜13万円で設定してくる可能性高いと予想する
パワーズームのレンズキット足して15〜16万が現実的
Canonが他社と違うのは現行機種として既に廉価なAPS-Cボディがあることですね。その為このRVをどの辺の位置付けにするかで全て変わってきそうです。単に廉価な動画機とするのか、小型軽量で本格的なところまで踏み込むのか。単に廉価とする場合ファン内蔵というのは少しあべこべに思えます(本当に上部の穴がファンの廃熱用だと仮定して)。
ある程度本格的な動画を撮るならローリングシャッターも考慮して少しでも早いセンサーを搭載という話もうなずけますし、廉価なタイプのカメラは他に任せてRVはそれよりもワンランク上の価格帯にする可能性もあります。または今後のAPS-C用に新規に開発した高速なセンサーの量産体制をここで整えるかもしれません。もちろん既存のまま安く済ませて幅広く売るという線もあるので、考察するにはまだまだ情報不足ですね。
ただ外付けEVFはないでしょうね~。
このカメラ、マイクロフォンはどうするのかわかりませんね。
ソニーやニコンのように上部に取り付けられてる様子もなく
よく分かりませんね。
背面寄りに3カ所小さい穴のような物が並んでいますが
片側しかないし正面の音声は捉えにくい。
レンズの大きさからセンサーはフルサイズの可能性も
ありそうです。
スチル用も考慮するならマルチアクセサリーシューに
取り付けられるEVFも用意するでしょうね。
元記事の人はやたらevfに拘ってるけど動画機にevfはいらないでしょ
そういうコンセプトじゃない
型番に数字が付いてないのでグレードの予測が難しいですね。様子見として手軽に作るのか、様子見だからこそ色々詰め込んでみるのか、様子見ではなく本気の1品なのか。
既存のRF-Sレンズと違いマウント部から一直線なので、実はフルサイズって可能性も確かに否定はできず。
まぁ順当にZV-E10II対抗ならIBISも外付けEVFも無いでしょうね。
ボディの色や質感を見るに中上級者の要求に応えるようなカメラではなさそうです。
キヤノンはその辺りの切り捨てが特に容赦ないメーカーです。