キヤノンが新センサーを発表
キヤノンが4k動画を撮影可能なグローバルシャッターセンサーを発売していることが明らかになりました。この記事ではキヤノンの新センサーについて詳しくお伝えします。
素子構造 | イメージサイズ | Super 35mm |
---|---|---|
有効画素 | 4288(H)×2398(V) | |
画素サイズ | 6.4μm×6.4μm | |
パッケージ | 170 pin ceramic LCC | |
フィルタータイプ | RGB | |
基本駆動モード | 有効画素読み出し | 4288(H)×2398(V) 12bit 60fps |
キヤノンがSuper35mmのグローバルシャッターセンサーを発売
キヤノンが新センサーを発表していることが明らかになりました。
キヤノンはこれまで様々なセンサーを市場に供給していますが、今回のセンサーが話題になっているポイントは、このセンサーがSuper35mmサイズで、しかもグローバルシャッターを搭載しているところだと思います。さらに、キヤノンがこれまで提供していたセンサーは、主に監視用だったり工業用に利用する目的のセンサーでしたが、今回のセンサーでは「シネマ」用という記述があり、さらに低ノイズ、高速で4k動画を撮影できるということを宣伝していることもポイントとなっています。
キヤノンの説明によれば、高速な信号読み出しが可能で、4k 60pの動画が撮影可能だとしています。しかも、グローバルシャッターですのでローリングシャッター歪みがなく撮影することができ、動画向けということで非常に期待できるセンサーになっているのではないかと思いますね。
キヤノンがシネマ向けとして記述しているセンサーは、このセンサーを含めて2つで、1つはローリングシャッターセンサーなので、シネマ向けとしては現在提供しているセンサーのなかで唯一のグローバルシャッターのセンサーということになります。
こうなると期待してしまうのが、このセンサーがシネマEOSなど動画向けの製品に搭載されるのかどうかといったところになると思いますね。
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(source)キヤノン
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コメント
コメント一覧 (1件)
このセンサーは16:9なのと、シネカメラは高価な分センサーにコストをかけられるので、これがそのままAPS-Cのグローバルシャッター機に搭載されて発売されるということは考えにくいですが、要素技術としては面白そうですね。