Nikon Z30IIの予想される仕様と発売日
Nikon Z30IIの仕様と発売日を予想するという記事が公開されています。この記事では、Nikon Z30IIに関する予想される機能や発売日に関して詳しくお伝えします。
ニコンがNikon Z50の発売からNikon Z30を発表するまでに2年以上かかった。Nikon Z30は2022年6月に発表された。この時間差を考えると、発表からすでに2年が経過していることになる。Nikon Z30のようなエントリーモデルにおいては、4kの録画時間が30分までで、ビデオ撮影機能も限られているため、その機能を最も近い競合機種であるZV-E10と比較すると、カメラは時代遅れに見える。現在の競争の状況を考慮すれば、Nikon Z30 Mark IIは2025年の第4四半期または2026年の第1四半期に登場する可能性があると考えている。その理由を説明しよう。
市場は変動が激しく、競合他社は同じ価格帯でも、より進んだ機能を提供している。例えば、ZV-E10は同じ価格帯で登場しており、無制限の録画、専用の商品レビュー撮影モード、電子手振れ補正、顔優先AE、ヘッドフォン端子などNikon Z30にはない機能を提供している。
(中略)
さて、基本的な質問に移ろう。ニコンはNikon Z30を導入したときと同様のスケジュールや発売間隔を維持するのだろうか?それともエントリークラスの導入間隔を短くするのだろうか?
ご存じの通り、この技術はZ50IIに限定されるものではない。現在のNikon Z50IIに見られるほとんどの動画の機能は7~8ヶ月の間隔を空けた後に、Nikon Z30IIに移行されるだろう。なぜなら、発売から7ヶ月から8ヶ月は、どのカメラメーカにおいてもピークの販売期間と考えられており、この期間が過ぎて販売が減少し始めると、カメラメーカは一般的に異なるユーザをターゲットとするために同じモデルの異なる価格というバリエーションを導入し、市場での存在感を維持しようとしている。
Nikon Z30IIの仕様
- センサーとイメージプロセッサ
- 2090万画素APS-C CMOSセンサー
- EXPEED 7イメージプロセッサ
- 動画機能
- 4kで125分の撮影時間
- UHD 4k 60p録画(クロップモード付き)
- Full HD 120pスローモーション録画
- 60pでのライブストリーミング
- 製品レビューモード
- 10bit内部録画(HDMI経由)
- オートフォーカス
- 瞳と顔の検出性能が向上したハイブリッドAF
- 9種類の被写体検出
- 背面液晶とファインダー
- 3インチ104万ドットバリアングルタッチ式背面液晶(Vlog用に180度開閉可能)
- オーディオと接続性
- 風切り音低減機能付きの内蔵ステレオマイク
- 外部マイク端子
- 録画インジケーター用の新しいタリーランプ
- シームレスな接続を可能とするWiFiとBluetooth
- Vlog機能
- Vlogに最適化されたデザイン
- 自撮り用のコントロール
- 素早く調整できるピクチャーコントロールボタン
- 撮影とメモリ
- ISO 100-51200
- 11コマ/秒の連写
- シングルSDメモリカードスロット
搭載されない機能(Z50IIとの差別化)
- EVFなし(動画撮影やコンテンツ作成に集中させるため)
- 30コマ/秒などの連写機能はZ50II専用
- セミプロへの訴求を維持し、売上げを守るために10ビットのナス部記録はZ50II専用になる可能性が高い
- 対象ユーザ:Z30シリーズは10bit動画の動画加工処理にあまり時間を掛けないブロガーや、カジュアルなコンテンツクリエイターを対象としていて、高度な動画機能よりも使いやすさと手頃な価格を優先している。10bit録画機能を提供することは、この機種のユーザのニーズに合わない可能性がある。
予想されるZ30IIの仕様
Nikon Z50IIの発表で、兄弟機であるZ30とZfcシリーズがどうなるのか、かなり話題になっているようですね。この記事では、Nikon Z30IIの仕様と発売日に関して予想されています。しかし、この記事はいつものNewCameraさんのものです。今回は決して噂ではなく「予想」となっていますが、確度の低い情報を元にしている可能性があるので、このように予想しているんだな程度でご覧いただくことをお勧めいたします。
というわけで見てみると、まずは考えなければならないポイントは以下のようになりそうです。
- Z50IIとの差別化
- 動画機能をどこまで搭載するか
- 発売時期はいつか
Nikon Z30は必ずしも動画を撮影する人のみから人気があり、ランキング上位に入っているわけではないと思っています。つまり静止画向けだとしても安いから売れているという側面もあると思いますので、Nikon Z50IIとどのように差別化するというのは重要かもしれません。
理想的にはNikon Z50IIの人気が落ち着いてから、廉価なカメラとして発売するのが理想でしょうから、上記の記事の通り、少なくとも半年ぐらいは経過してからNikon Z30IIを発売するのが理想だと思います。
動画機能に関しても、最近の旅行などでは被写体を見つけて静止画で撮影するというより、自撮り風にずっと動画を撮影しながら旅行して、それをしかも自分用として保存しておくというような撮影スタイルもあることから、動画編集でゴリゴリに編集してから動画を公開するという人を対象にしなくてもいいのかもしれません。
簡単に切り貼りしてつなぎ合わせ、BGMを乗せることができればYoutubeでも十分ということなら、より簡単に動画を撮影でき、色味はピクチャーコントロールで変更しながら撮影するという方法でも十分な人も多いと思いますので、あんまり難しい機能を搭載しなくても良さそうです。
というわけですが、間違いなくZ30IIは2025年内には発売されると思いますが、問題はZ50IIの売れ行きですね。Z9なみに長期間、在庫がないということになると2026年にもずれ込む可能性があるのかなと思います。一方で、EVFがないことでシェアを奪い合うことはないと考えれば、早期の投入もあるのかもしれません。どうなるのでしょうか?
さらに「EXPEED 7搭載のNikon Z50IIのAF性能はNikon Z9/Z8と同等なのか!?」ではZ50IIのAF性能について詳しくお伝えします。
- キヤノン
- EOS R6 Mark III 2025年第1四半期
- EOS R7 Mark II 2025年第3四半期
- 1億画素フルサイズカメラ 2025年
- レトロデザインカメラ 2025年
- RF200-500mm F4 L IS USM 11月発表(年内の発表はないとの情報も
- RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り 2025年
- RF-S単焦点 2025年
- ソニー
- 予想外のカメラ 2024年10~11月
- 85mm f/1.4 GM II 2024年8月28日の予定だったが遅延の可能性
- 富士フイルム
- 固定レンズ式GFXカメラ 2025年3月発表予定
- パナソニック
- LUMIX S1H II 2024年第4四半期
- LUMIX S1R II 2025年はじめ
- シグマ
- SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary 2025年1月までに
- SIGMA 23mm F1.4 DC DN | Contemporary 2025年1月までに
- SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary 2025年1月までに
- SIGMA 56mm F1.4 DC DN | Contemporary 2025年1月までに
(via)NewCamera
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コメント
コメント一覧 (7件)
順当なところだと思います。
かさ張らないしバックに入れておくかといった感覚で使用される機種だと思います。
あまり機能を盛り込んで価格が上昇したり大きく重くなっては駄目だと思います。
ソースがNewCameraさんなので確度が低いとかの問題ではなく100%創作です。
順番的に言ってZ30Ⅱの前にZfcⅡが出るでしょ
1年早くZfcはZ30より出てるんだから
Z50Ⅱの7〜8ヶ月後に2025/7〜8にZfcⅡ出て、その7〜8ヶ月後に2026/2〜4にZ30Ⅱ出ると考える方が合理的でしょ
もしかしたら、Z30Ⅱ出る迄にZ70が挿し込まれたりするとまた間隔が多少ズレる可能性はあるかも知れないが、それとは別にこの3機種は販売計画立てられてる気はするけどな
今ニコンが新規のカメラで気にしないといけないのはZ9Ⅱ位なもん
Z5Ⅱなんて後回しで良いから
Z8ⅡだってZ9Ⅱ出た早くて1年後で十分な訳で、実際Z9の1年半後にZ8だって出てたんだから
次に出すならZ30Ⅱですよね。
ファインダーがないからZ50Ⅱとは競合しないし。
ZfcⅡは・・・さすがにZ50Ⅱの需要が落ち着ていてからの登場でしょ。
春にZ30Ⅱで、夏にZ5Ⅱ。で、秋にZ7ⅢとZfcⅡ。
これでEXPEED7のラインがそろいますから。
で、12月にZ9ⅡがEXPEED8で登場!
あくまで希望的観測です(^^)
Z9IIが来年、EXPEED8を搭載と仮定して。
EXPEED7待ちはZ7II、Z5、Zfc、Z30の4台ですが、ニコンの発売ペース的にはこのうち1〜2台の更新が上限と思います。
食い合い回避とラインナップ穴埋め的にはZ5IIでしょうか。Z7IIIは8との差別化、ZfcIIはターゲット層のAFへの要求度合い次第かな……?
エンジン進化がイタチごっこなのは宿命として、Z9の後に出たZ30にEXPEED7を積めてたらもう少し楽できたのかな、とも。その場合開発が一層激務化してた疑い濃厚ですが。
Z30Ⅱはかなり先になるのでは?ラインナップ中では比較的登場したばかりですし、V-Log機の場合被写体認識のウエイトは多くを占めないのでしばらくはリーズナブルな動画機として置かれると思います。
次のボディはZ70(仮)かZ9Ⅱだと思いますよ。
EXPEEDの新型を期待する声もありますが、処理能力自体には余裕があるらしいので、Z6ⅡZ7Ⅱに搭載したデュアルEXPEED6のようにデュアルEXPEED7の可能性が高いと思います。
EXPEED7は恐らく新しいことをしようとしても転送量や動画のフォーマット類で上限に突き当たっていると思われるので、EXPEEF7を今後も採用するとしたら他社のAIAFみたいなサポート的なエンジンが必要になるかと思います。ただ転送速度自体を上げてもセンサー自体が送ってくるデータ量に変化が無ければ現状さほど効果は無いと思われるので、Z9IIでも引き続きEXPEED7採用のままAI系プロセッサ搭載かなぁ、と。8k撮影がRAW動画ではなくソニー機みたいに圧縮されると使い勝手も良くなりそうですが、EXPEED7だけでは無理でしょうね…。
もしZ9IIで動画のCFexpressBへの同時記録を採用するなら、上記の転送速度の問題を解決するためデュアルエンジン化も考えられるかと。
Zfcの見た目や操作感に特化した特性を考えると先にZ30IIが更新されるというのは十分考えられます。一方でZfとのAF性能差を無くしてあくまでもZfの小型版として確立させるならZfcIIが必須ともいえます。Z50IIやZ30IIは動画について色々と考える必要があると思いますが、Zfc系は動画撮影時間が制限されても問題は無いのでは?と。(スペック的な見栄えは必要と思われるので短時間・クロップ付きでも4k60p撮影は入れてくると思います)
どちらにしろ来年中にAPS-Cが二機種も出てくるのはちょっと考えづらいので、今後2年ぐらいのスパンで気長に待っていたほうが良いでしょうね。Z9IIは来年出てくるでしょうけど…