キヤノンの広角ズームの特許
キヤノンがフルサイズ用の広角ズームの特許を出願していることが明らかになりました。どのような特許なのかみてみましょう。
焦点距離 20.60 28.40 39.00
Fナンバー 4.10 4.10 4.10
半画角(°) 41.06 34.64 28.01
像高 17.95 19.62 20.74
レンズ全長 95.51 95.51 95.51
BF 12.67 12.67 12.67
焦点距離 23.00 28.70 36.00
Fナンバー 4.10 4.10 4.10
半画角(°) 37.97 34.34 29.96
像高 17.95 19.61 20.75
レンズ全長 95.51 95.51 95.51
BF 14.25 14.25 14.25
焦点距離 26.00 29.61 40.00
Fナンバー 4.63 5.66 6.48
半画角(°) 35.63 33.18 27.09
像高 18.64 19.36 20.46
レンズ全長 99.71 99.71 99.71
BF 20.00 23.48 33.39
焦点距離 22.59 29.55 38.60
Fナンバー 4.10 4.10 4.10
半画角(°) 38.47 33.59 28.25
像高 17.95 19.62 20.75
レンズ全長 95.51 95.51 95.51
BF 8.00 8.00 8.00
焦点距離 21.75 28.28 36.54
Fナンバー 4.10 4.10 4.10
半画角(°) 39.54 34.76 29.58
像高 17.95 19.62 20.74
レンズ全長 95.51 95.51 95.51
BF 8.00 8.00 8.00
キヤノンがフルサイズ用の手振れ補正付きの超広角ズームの特許を出願していることが明らかになりました。具体的な仕様は上記のような実施例になるのですが、まとめると以下のようなレンズになりそうです。
- 20-40mm f/4
- 23-36mm f/4
- 26-40mm f/4.6-6.4
- 23-38mm f/4
- 22-36mm f/4
このようにみると開放f値が一定のレンズが多く揃っていることがわかります。これのレンズは像高からすべてフルサイズ用のレンズだと思われます。既存のキヤノンのフルサイズ用の広角ズームの焦点距離は以下のようになっています。
- RF10-20mm F4 L IS STM
- RF14-35mm F4 L IS USM
- RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM
- RF15-35mm F2.8 L IS USM
- RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM
こうしてみると特許のレンズは比較的低倍率で、20-35mm付近をカバーしていて、現在発売されている広角ズームより広角端の焦点距離が長めになっています。
このレンズはどのような用途で用意されているのでしょうね?RF14-35mm F4 L IS USMがあれば、特許のレンズのほとんどをカバーできると思いますが、より低価格で発売されるレンズということになるのでしょうか?
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コメント
コメント一覧 (3件)
最大公約数的な思想の強いキヤノンだとなかなか似たようなスペックは期待しにくい
だから結局、Lレンズと非Lレンズの区分けしかないから、広角が14mmにならない分、20mmスタートでお茶を濁すのは妥当な線
広角レンズだと焦点距離のスタートラインとF値が大切で、その次は倍率だったり、コーティングや防塵防滴性能になるでしょうね
ラインナップは約40本とハーフターンしてる印象だけど、RF-Sのみならず細かい所を突くとまだ出せるレンズは沢山ある気がする
既出のレンズに気を使いすぎないで、焦点距離とF値の組合せバリエーションに変化を出せば、まだ隙間だらけの印象
そもそも70-300mmみたいな古典的なレンズもないし、今年辺りで5本もレンズ出さないなら、いくら既出のレンズ生産忙しいと云っても一服し過ぎ
R1やR5Ⅱ出すのに合わせて2〜3本は欲しいし、そういうカメラ出す年に全然関係ない様なAPSCの特殊レンズ出すのはタイミングズレてる気がするわ
どうせ来年の今頃R7Ⅱみたいなのが出る可能性は高いんだろうから、それに近いタイミングで良いのでは?
どちらにしても、シグマはかなりのハイペースで未だに新レンズ発表してるから、キヤノンも負けじと頑張って欲しい
26-40mm f/4.6-6.4はRF15-30mm F4.5-6.3 IS STMと同じ筐体に
入れるつもりのようでスナップ用途に良さそうです。
価格も7万円台には収まりそうです。
フルサイズ様RFレンズは10万円未満で16mm~600mmまで
12種とかなりの種類が揃いましたね。(本レンズ込み)
4行目の”様”は”用”の誤りです。
申しわけありません。