キヤノンの大口径標準ズームの特許
キヤノンが大口径の標準ズームの特許を出願していたことが明らかになりました。どのようなレンズの特許なのでしょうか?
焦点距離 24.70 46.61 68.70
Fナンバー 2.89 2.89 2.89
半画角(°) 36.73 24.90 17.48
レンズ全長 171.15 152.40 157.34
BF 22.75 25.47 28.19
焦点距離 28.70 48.44 68.70
Fナンバー 4.12 4.12 4.12
半画角(°) 32.71 24.07 17.48
レンズ全長 156.82 144.40 149.07
BF 23.82 29.31 35.09
焦点距離 21.63 41.64 61.25
Fナンバー 2.89 2.89 2.89
半画角(°) 39.77 27.46 19.45
レンズ全長 171.39 150.09 154.91
BF 22.99 26.93 30.88
焦点距離 24.70 45.60 68.70
Fナンバー 4.12 4.12 4.12
半画角(°) 36.73 25.38 17.48
レンズ全長 162.70 147.01 157.02
BF 14.30 16.90 18.22
キヤノンが新レンズの特許を出願していることが明らかになりました。上記はその実施例の一部で、似たような仕様の実施例を重複として排除すると、だいたい上記のようなレンズになります。
まとめると以下のようなレンズの特許ということになりそうです。
- 24-70mm f/2.8
- 28-70mm f/4
- 20-60mm f/2.8
- 24-70mm f/4
また画角と焦点距離から、それぞれすべてフルサイズ用のレンズの特許になります。
キヤノンにはすでにRF24-70mm F2.8 L IS USMという似たような仕様のレンズを発売しているわけですが、今回の特許のレンズ構成図とまったく異なるため、上記の実施例のレンズは、RF24-70mm F2.8 L IS USMとは別のレンズという可能性が高そうです。
また特許には「安価な構成で・・ズームレンズを提供する」とあることから、ひょっとしたら非Lレンズの廉価な大口径標準ズーム、またはf/4通しのレンズを研究していた可能性が高いのかなと思いますね。
焦点距離に関しては、24mmスタートではなく28mmスタートとすることで廉価にしたり、広角端をより広角にした20-60mm f/2.8という面白い焦点距離のレンズも検討されている可能性もありそうです。
もし廉価なキヤノン純正の大口径標準ズームが発売されたらユーザとしては嬉しいのではないでしょうか?
さらに「キヤノン EOS R1の仕様と価格の噂 2400万画素積層型で価格は100万越え!?」ではEOS R1の仕様に噂について詳しくお伝えします。
(記事元)ipforce
- EOS R6 Mark III 驚異的な高速性、高解像度の万能カメラ
- キヤノン カメラ下位モデル生産の外部委託を検討か
- RF35mm F1.2 特許出願で発売の可能性高まる!? 待望のレンズついに登場か
- EOS R7 Mark II 4000万画素 野生動物向けのカメラとの最新情報
- EOS R6 Mark III これ以上の性能は必要ないと思えるカメラ
- EOS R7 Mark II 4000万画素、積層型で登場を予想する声 2026年前半か
- PetaPixel選出2025年ワーストレンズ・カメラ発表
- EOS R6 Mark III ダイナミックレンジ測定結果公開 α7 Vとの比較
- PetaPixel年間アワード R6 Mark III、SIGMA 300-600mmが受賞
- キヤノン 1.4倍テレコン内蔵 400mm f/2.8、600mm f/4ほかの特許


コメント
コメント一覧 (0件)
廉価版の24-70mmF2.8欲しいな
多分バカ売れすると思うから
日本円で16万ならば
レンズ構成を見るとLレンズと比較するとレンズ枚数は少ないですが
光路を絞ることなく出来ていることから光学的に解像度は犠牲に
してないようです。
最近の傾向から歪曲はデジタル補正に頼っていると思われます。
RF24-70mm F2.8 L IS USMはヨドバシで34万程度しますが20万円台前半で
(10万円台後半なら尚良い)発売されたら売れるでしょうね。