キヤノンがAPS-C用大口径標準ズームを発表する?
キヤノンがAPS-C用の大口径標準ズームレンズを開発中との情報が舞い込んできました。このほか合計で3本のパワーズームが発売される可能性があるとのことです。
この情報をしばらく保留して、許可を待っていたがRF-S 15-60mm f/2.8 USM Zの特許を公開してくれたおかげで、パワーズームシリーズに関する情報を少し公開することができる。
キヤノンは昨年の11月にRF 24-105mm f/2.8L IS USM Zを発表したが、PZ-E2パワーズームアダプターの出荷開始をまだ待っているため、キヤノンがさらにパワーズームレンズをリリースするまでには、多少の遅れがあるだろう。
私たちはすでに何度も報告しているが、キヤノンはインナーズームのRF 70-200mm f/2.8L IS USM Zを恐らく、今後4~6ヶ月以内に発売する予定だ。
また、2本のパワーズームレンズが開発中であると聞いている。そのうち1本はフルサイズ対応の広角Lズームレンズで、もう1本はEF-S 17-55mm f/2.8 USMのRF-Sバージョンとなり、これは多くのAPS-Cユーザが望んでいるレンズだ。
待望のAPS-C大口径標準ズーム
噂によれば、キヤノンが少なくとも3本のレンズを発表する可能性があるとしています。その3本のレンズは以下の通りです。
- RF 70-200mm f/2.8L IS USM(インナーズーム)
- 広角Lズームレンズ(フルサイズ)
- EF-S 17-55mm f/2.8 USMのRF-Sバージョン(APS-C)
そして、この最後のAPS-C用レンズについては、先日、当サイトでもお知らせした特許のなかにある15-60mm f/2.8の光学設計を利用したレンズになる可能性があるのではと指摘しています。

もし、RF-S 15-60mm f/2.8レンズとして発売されたら、換算で24-96mm f/2.8というレンズになり、大口径の標準ズームが欲しいユーザには待望のレンズとなる可能性があるかもしれません。しかも、後付のパワーズームアダプターを取り付けることができ動画対応にもなるとすると、動画を撮影する人にとっても嬉しいのではないでしょうか?
また、このレンズは高倍率ズームで約100mmまでをカバーするレンズとなるため、例えば60-150mm f/2.8というAPS-C用の大口径望遠ズームを発売すれば、これで広角から望遠までf/2.8通しのシステムが完成することになります。2本のレンズで対応できることになって、面白いシステムになるのではないかと思いますね。実際に発売される可能性はあるのでしょうか?
さらに「キヤノン電子の小型衛星がPowerShotで地球の撮影に成功 次はEOS R5!!」では打ち上げられたキヤノン電子のその後について詳しくお伝えしています。
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(記事元)https://www.canonrumors.com/there-are-at-least-3-more-powerzoom-lenses-coming-cr3/
コメント
コメント一覧 (0件)
APS-C用でしたか。SONYのよりも一回り大きく重くなると予想されますね。
ボディはR10だとアンバランスな感じもします。RF-S18-150mm F3.5-6.3が開放から超優秀な解像力だけに、新レンズが一段二段絞って解像するタイプのものだと悩ましいです。