キヤノンの高倍率ズームの特許
キヤノンの新特許が話題をとなっています。今回は高倍率ズームレンズの新特許が出願されています。APS-C用と思われるレンズもあり期待が高まります。
焦点距離 24.72 50.19 101.86
Fナンバー 2.90 2.90 2.90
半画角 41.19 23.32 11.99
レンズ全長 212.40 212.40 212.40
BF 11.98 26.45 21.74
焦点距離 15.45 30.00 58.20
Fナンバー 2.90 2.90 2.90
半画角 41.48 24.48 13.21
レンズ全長 143.99 143.99 143.99
BF 11.90 11.90 11.90
APS-Cセンサー用の大口径ズーム?
キヤノンがレンズの特許を出願していることが明らかになりました。
特許の内容によれば、キヤノンが24-105mm f/2.8、15-60mm f/2.8レンズと思われるレンズの特許を出願しています。24-105mm f/2.8のほうは複数の実施例が記述されているのですが、重複する仕様としてまとめると上記のような仕様の特許になります。
このレンズは焦点距離と画角から考えて、24-105mmはフルサイズ、15-60mmはAPS-Cセンサー用のレンズと思われ、35mmに換算すると24-96mm f/2.8というレンズの特許になるようです。
で、この特許ですが、レンズ構成図からみると、おそらくRF24-105mm F2.8 L IS USM Zの元となった特許です。推測が正しいとすると、このズームレンズは2023年の12月に発売ですが、特許が出願されたのが2022年8月ですので、発売の1年以上前に特許が出願されていたということになりますね。
また同時にAPS-C用と思われる高倍率大口径ズームの特許を出願していたことは興味深いですね。APS-C用のレンズのラインナップは少ないですが、大口径の高倍率ズームで穴を埋めるようにすれば少ない本数でカバーできるので、メーカとしても効率がいいしユーザとしても嬉しいのではないかと思います。
さらに「キヤノン “RFマウントの縛りはない サードメーカとは連絡を取っている”」ではキヤノンはRFマウントに縛りはないと述べていることについて詳しくお伝えしています。
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コメント
コメント一覧 (0件)
15-60mmはフルサイズ用なら大歓迎なのですが。Tamronの17-50mmが非常に使い勝手が良いので。
APS-C用なら、それに見合った高級なカメラが必要ですね。
歪曲その他、デジタル補正に頼る設計のようなのでもう少しレンズを少なく
出来ないのかと思いますね。
せめて20枚未満。
高速AFを達成するためには多くの補正系が必要なのかもしれませんが。
APS-C用15-60mmのレンズ全長は125mmぐらいにはなりそうですね。タムロンの17-70mm F2.8 がもう少し小さくなってほしい(現在119mm)と思っているわけですが、難しいのかと感じてしまいました。シグマの18-50mmは確かにズーム倍率が違うとはいえかなり小さいので、期待できるかとも思ってもいたのですが。とにかくニコンとキャノンともに、もう少しのAPS-Cレンズの充実を期待しています。
広角端15mmから18mm
望遠端45mmから55mm
でF値2.8-4ぐらいの可変で
APS-Cにもフルサイズにも使えるズームがあると嬉しいのですが、どこかから出ませんかね