Nikon Z5II開発者インタビュー
Nikon Z5IIの開発者へのインタビュー記事が掲載されています。どのような経緯でNikon Z5IIは開発されたのでしょぅか?この記事で詳しくお伝えします。
——撮影者の良いパートナーになるカメラですね。ずばり、Z5IIの特徴とは?
大きく3つありまして、1つはAFです。高性能になり、高速連写にも対応しています。Z5のAF追従連写は最大約4.5コマ/秒でしたが、Z5IIでは最大約14コマ/秒にアップしました。これで絶対に逃したくない瞬間を捉えられます。
2つ目は、豊富な画作り機能です。Z6IIIに引き続き、クラウド連携機能の「Nikon Imaging Cloud」に対応しています。またカメラ本体に「ピクチャーコントロールボタン」を搭載し、初心者の方でも気軽に画作りを楽しんでいただけます。
3つ目は暗所撮影能力です。高感度性能が高まり、手ブレ補正も強力です。暗いシーンを手持ちで撮影しても、シャープで美しい写真が撮れるのが魅力です。
暗所性能、AF性能の向上が目標
ニコンへのインタビュー記事が掲載されています。上記は記事の一部を引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さてインタビューではNikon Z5IIがどのような目標をもって開発されたのか説明されています。Nikon Z5IIは夜景のノイズが気になるという要望があったことから、暗所性能の改善と、AF性能や連写性能を高めることが目的となっていたようです。Z5IIでは最大で約14コマ/秒のAF追従連写ができるということで、Z5の4.5コマ/秒と比較してかなり高速化されていることがわかりますね。
さらにAFのアルゴリズムも改善されているそうで、いまのところ最も優れたアルゴリズムがNikon Z5IIで採用されているらしいことがわかります。
メモリカードについてはデュアルSDメモリカードスロットですが、実質的にNikon Z5IIはNikon Z6IIの後継機種と考えられるような順当な進化をしているという感じがしますね。
センサーサイズ | 35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー(フルサイズ/FXフォーマット) |
画素数 | 2450万画素 |
センサークリーニング | イメージセンサークリーニング |
イメージプロセッサ | EXPEED 7 |
手ぶれ補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 |
手ぶれ補正効果 | 中央7.5段 |
高速連続撮影 | 高速連続撮影(拡張):約14コマ/秒 ハイスピードフレームキャプチャー+(C15):約15コマ/秒 ハイスピードフレームキャプチャー+(C30):約30コマ/秒 |
動画撮影 | 最大4K 60p |
シャッター速度 | 1/8000~30秒 |
ISO | 常用ISO 100~64000 |
フォーカスポイント | 273点(シングルポイントAF時)、299点(オートエリアAF時) |
EVF | 0.5型 Quad-VGA OLED、約369万ドット |
背面液晶 | バリアングル式/3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約210万ドット |
メモリカードスロット | デュアルSDメモリーカードスロット |
サイズ | 約134×100.5×72mm |
重量 | 約700g バッテリーおよびメモリーカードを含む |
(source)デジカメWatch
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コメント
コメント一覧 (8件)
発表されましたね。
中身はzfと言われてましたが結構細かく違うところが多いですね。
単純にZfの中身をそのまま搭載したわけではなさそう、というのはボディの造りを見ると何となく分かりますね。Z5系というよりZ6系の印象です。恐らくZfの筐体では無理だったんだろうと思われる機能(例えばN-Raw内部収録等)が搭載されているので、センサー性能を限界まで引き出した感じがします。また一方で当然ながら古い裏面照射型センサーによって動画機能が一部制限を受けていますが、この価格帯のカメラならつっこむところでもないでしょうね。
Z6/Z6IIと同レベルのボディならば剛耐性にも不安はありませんし、実際かなり良さそうです。
ニコンZ50Ⅱにボディ内手振れ補正を搭載せず、フルサイズ機のZ5の後継機にEXPEED7を搭載して「暗所性能の改善と、AF性能や連写性能を高めること」が出来たのでこちらをお買い求め下さいと言うことなのですね。
フルサイズ機の性能向上はニコンにとって無理のないことなので妥当な製品開発だと思います。
Z50ⅡとZ5Ⅱとの重量の差は150g(バッテリー、メディアを含む)、大きさは一回り大きいですが手の出し易い価格設定でZ5Ⅱは人気が出ると思います。
今ならSDカード128GBを付けますよと言う憎いサービスまで付いています。
2月頃の噂記事で「今年出るのは厳しい」なんて大外れな予想をした身ですが、Z5Ⅱの仕様にはかなり驚かされました。
一つ挙げるなら、Z5ⅡはZ6Ⅲと違って「前面・背面・上面カバーにマグネシウム合金」を採用しており(Z5は前面カバーと上面カバーがマグネシウム合金)、それでもZ6Ⅲより軽量という仕上がりな点でしょうか。
気にする方にとってはかなり魅力的な要素ではないでしょうか。
VRロック機構がついているのも好印象ですし、他の要素も踏まえてD750ユーザーを意識しているという話は納得です。
充実した性能ながら価格もいい塩梅で出してきたと思います。
Zfを購入していなかったら間違いなく購入していましたね。
ニコンらしい手堅いモデルチェンジですね。
変に小型軽量化してどこかを削るより、僕はこっちの路線のほうが好感がもてます。
α7cやR8はスナップ向きの軽量機だけど、Z5Ⅱは万能機あるいは主力機って雰囲気がありますね。
ファインダーを覗いて、シャッターを切って、ああニコンだ・・・って感触があったら。
で20万円台前半なら。
これはいっちゃうかもです・・僕は。
今更SDカードを使う気はないので見送り
担当者の説明も白々しく聞こえる
単にZfの中身でガワをすげ替えただけなのに
イチから開発しましたみたいな言い方
本来ならZ6Ⅲに期待された内容
Z6Ⅲが上のランクに行ったので、Z5シリーズが格上げされて正統進化した場合のZ6ⅢがZ5Ⅱに名前変えただけ
あと4年8カ月も待たせるなら、この程度の進化は当然期待される
しかも既にZfで実現してるんだから
コレだとしばらくZfは勿論、Z6ⅢでさえもZ5Ⅱに雪崩込む可能性高くなりそう
多分月産15000台程度
その内日本には2000台程度
4/5からアメリカの関税24%掛かるなら、アメリカには5000台輸出されると予測されるが、ニコンも半年間はアメリカへの輸出止めたらどうなのよ
多分Z5Ⅱは半年間3ヶ月納期待ち予想さるが、アメリカに輸出される内、1000台を日本に回せば納期も1.5〜2ヶ月待ちになるのでは?
他にも中国に2000台、EUに1000台、それ以外の地域に1000台割り振れば対応可能になるし、納期は短くなる
また4月にZ5Ⅱ出すなら、9〜10月には間違いなくZfcⅡも出せる
個人的にはそっちの方が良いし、年明けにはZfのシルバーバージョン出して、4月にZ9Ⅱ出して、9月にZ30Ⅱみたいな展開までは読めるかなぁ
シャッターボタン周りのデザイン(配置)が旧式であったりはしつつも、手を加えるべきところはしっかり入れてブラッシュアップしているのはいいですね。
ノーマルデザインだからこそ使い勝手の良さを追求しているのは好印象。
キャッシュバックキャンペーン中ということもあってどうなるかと思っていましたが、かなり売れるのではないでしょうか。
ニコンの供給力も踏まえると秋頃にZ6Ⅲベースの動画機が出て年末にZ9Ⅱ開発発表という感じでしょうか
今年は開発が少ないという噂があったので少し心配していますが、個人的にはレンズについての続報が待ち遠しいですね。