EOS R1レビュー
キヤノンのEOS R1に関するレビュー記事が公開されています。なかなか興味深いレビューですので、この記事で詳しくお伝えします。
長い間、デジタルカメラの高級機といえば画素数と連写のコマ速をどれだけ増やしてくるか? というところに注目が集まってきた。
だがカメラは性能的に進化を重ね、そういった単純なスペックだけで比べることが難しくなってきた。自動車を最高時速だけで選ぶ人が稀なように、求められる価値観も変化してきているということだ。
EOS R1はカメラメーカーとして数十年にわたって報道や厳しい条件下で結果を残すプロのためにキヤノンが歴代、リリースしてきた「1」を冠したプロ向けモデルの最新型。「スポーツ/報道専用」と見る向きもあるが、ストレスと失敗をなくして撮影と結果に集中したい人であれば1度は手にしてもらいたいモデルだ。
スペックで差別化しないEOS R1
記事では、EOS R1を使用して実際に撮影し、その様子が記述されています。豊富な作例や、詳細な解説もありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
レビューでは画素数はEOS R6 Mark IIと同じで、イメージプロセッサもEOS R1 Mark IIということで、数値で他の機種との違いをアピールするような機種ではないとしています。またEOS R3とそっくりであるが、これはEOS R3を利用していた人にとっては乗り換えが簡単になるため、安心感があるとしています。
しかし、細かなデザイン上の部分で修正されていたり、EVFのサイズやドット数が増えたりなど、確実にスペックアップしている機能もあると評価しています。
そして、最終的な結論としては、もはや数値でカメラを語るのは難しい時代になっていて、失敗の可能性やストレスなく撮影できるカメラであるとして評価していることがわかりますね。
最近は汎用的なカメラをフラッグシップにして欲しいという意見もあるようですが、プロフェッショナルが安心して使えるカメラこそがフラッグシップモデルとも言うことができると思いますので、やはり人によって評価は違うのだろうなとも思いますね。
さらに「EOS R6 Mark IIIにはAIによる被写体の自動フレーミング技術搭載との憶測」ではEOS R6 Mark IIIの予想される仕様について詳しくお伝えします。
Nikon Z 9 | EOS R1 | |
イメージセンサー | 4571万画素 裏面照射積層型 | 2410万画素 裏面照射積層型 |
エリア全域でのクロスAF | - | 対応 |
イメージプロセッサ | EXPEED 7 | DIGIC X + DIGICアクセラレータ |
常用ISO | 64-25600(拡張32-124000) | 100-102400(拡張50-409600) |
フォーカスポイント | 493点 | 1053点 |
メカシャッター | - | 対応 |
動画(最大) | 8K 30p、4k 120p | 6k 60p、4k 60p |
EVF | 0.5インチ 369万ドット | 0.64インチ 944万ドット |
視線入力AF | - | 対応 |
背面液晶 | 3.2インチ 210万ドットタッチ式4軸チルト | 3.2インチ 210万ドットタッチ式バリアングル |
ボディ内手ぶれ補正効果 | 6.0段 | 中央8.5、周辺7.5段 |
連続撮影(電子シャッター) | 20コマ(4570万画素、RAW) 30コマ(4570万画素) 120コマ/秒(1100万画素) | 40コマ(2410万画素) |
メモリカード | デュアルCFExpress Type B/XQDスロット | デュアルCFExpress Type Bスロット |
バッテリー | EN-EL18d | LP-E19 |
シャッター速度(電子シャッター) | 1/32000~30秒 | 1/64000~30秒 |
シャッター速度(メカシャッター) | - | 1/8000~30秒 |
シンクロ同調(電子シャッター) | 1/250秒 | 1/400秒 |
マイク端子 | 対応 | 対応 |
ヘッドホン端子 | 対応 | 対応 |
GPS | 対応 | 対応 |
最大画像サイズ | 8256×5504ピクセル | 6000×4000ピクセル |
測距可能輝度 | -7~19 EV | -7.5~21 EV |
バッテリー寿命 | 700コマ | 530コマ |
WiFi 6G | - | 対応 |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
サイズ | 1340g、149×150×91mm | 1115g、158×150×87 mm |
価格 | 店頭予想約70万円前後 | キヤノン公式108万9000円 |
(source)デジカメWatch
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