今でも2000万画素で十分なのか?
Nikon Z50IIの2000万画素で撮影した画像と、4500万画素で撮影した画像に違いがあるのか、実際に比較している動画が公開されています。この記事では、その動画について詳しくお伝えします。
(18分40秒ぐらいから)
もしあなたが初心者で写真を始めようとしている人、あるいはZ6IIIやZ8に費やすほどの予算がないのであれば、このZ50IIはまさに完璧だと思う。私は正直にいって、これらの安いカメラが劣っているということはなく、それでも素晴らしいものだと信じている。
それでは、この写真に移り、プリントした画像をいくつかお見せしたいと思う。それでは、これらのプリントについての話をしよう。1枚はZ8で、もう1枚はZ50IIで撮影した。私はこのようにするのが好きだ。
これは、特にA3サイズで印刷するときには、大量の画素数は必要ないと言うことを証明している。実際、私はA2サイズ相当で印刷したことがあるが、これは良い例なので、これらを何度も見て、どれがZ50IIなのかを判断しなければならない。
覚えておいてほしいが、私はDXレンズで撮影をした。DXレンズはとても軽量で、私が所有しているフルサイズのSレンズほど品質はよくないと感じるが、これは素晴らしい。これは本当に信じられないぐらい素晴らしい。この写真のクオリティはただただ素晴らしい。
これをならべてみると、これがZ8、これはZ50IIだ。上から下を撮影した写真では違いがわかりにくいと思うが、Lightroomなどで等倍で比較すると、100%で見ると違いがわかる。しかし、実際にはInstagramに掲載したり、印刷したりすると違いはわからない。
違いはわかる。トリミングができるが、2400万画素、2000万画素、4000万画素、5000万画素、6000万画素で撮影しても違いはない。それらの画素数で撮影しても素晴らしい写真は撮影できない。外に出てたくさん歩き、様々な状況で撮影すれば素晴らしい写真は撮影できる。この二つの画像はその良い例だ。全く同じように見える。これがZ8のものだ。これはZ50IIのものだ。
これを並べてみるが、どちらがどちらであるかを覚えておかなければならないので、あまり違いがないことがわかる。ここでは、ほんの少しだけ詳細を見ることができるかもしれないが、この印刷では解決されない。ただし、このサイズになると、これは約A2サイズに拡大されている。つまり、これを2倍に拡大したようなもので、かなり大きな印刷物になる。ほとんどのプリンタでは、これが最大の印刷サイズだ。
違いはレンズの品質によるものだと思うが、画素数によるものもあると思う。これはZ8で、これがZ50IIだ。基本的にはソフトな感じがする。大きなプリントになると、それが解明されはじめる。そうでなければ、A3のプリントでは解明されない。
A3までの印刷、ディスプレイ表示での違いはない
ニコンがNikon Z50IIを発表しました。しかし、その画素数が2000万画素であることに不満を感じている人もいるようです。そのような中で、実際に2000万画素で撮影した写真と、4500万画素で撮影した写真を、実際に紙にプリントして比較してみたという動画が公開されています。上記は最後の結論部分のみを引用したものですので、すべての動画は上記の埋め込み動画からご覧ください。
さて、動画ではA3にプリントした画像を比較しているわけですが、A3サイズで印刷した写真や、スマホやモニターなどで縮小した画像であれば2000万画素と4500万画素の差はわからないとしています。しかし、等倍で観察したり、A2サイズで印刷しようとすると、どちらのプリントがどちらのカメラで撮影されたものなのかわかるようになり、Nikon Z8の4500万画素という画素数が効いてくるようですね。
そして、途中に結論めいたものがあるのでわかりにくいのですが、画素数なんか気にせずに外に出て撮影を楽しめばいい写真がとれるよとアドバイスをしてくれています。
画素数に関する意見は賛否両論ですが、写真を始めようと思っている人や、カジュアルに楽しむ人、家族の写真を撮影したい人や、主にSNSなどに投稿する目的なら2000万画素もあれば確かに十分かもしれません。しかしトリミングへの耐性が欲しいということになると、より多くの画素数があったほうがいいとも言えるので、このあたりは撮影スタイルと鑑賞方法次第でしょうか?
センサーサイズ | APS-Cサイズ/DXフォーマット |
有効画素数 | 2088万画素 |
センサークリーニング | - |
イメージプロセッサ | EXPEED 7 |
手ぶれ補正 | レンズシフト方式 |
高速連続撮影 | 約11コマ/秒 ハイスピードフレームキャプチャ時約30コマ/秒 |
動画撮影 | 最大4k 60p |
シャッター速度 | メカシャッター:最大30秒~1/4000秒 |
ISO | 標準:100~51,200 |
フォーカスポイント | シングルポイントAF: 209点 オートエリアAF:231点 |
EVF | 0.39型 約236万ドット |
背面液晶 | 3.2型バリアングルタッチパネル式液晶 約104万ドット |
メモリカードスロット | SD/SDHC/SDXC USH-II対応 シングルスロット |
サイズ | 約127×96.8×66.5mm |
重量 | バッテリー、 メモリーカード含む: 約550g |
(via)https://www.youtube.com/watch?v=a_6MyUnLGuU
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コメント
コメント一覧 (11件)
アウトプットに両者大きな違いは無いでしょうね。問題は撮影システム全体と実用性を考えた場合ですから。
レフ機でいうとD6って2000万画素ですけどね。
プロ機ですけど^^;
まあフルサイズとAPS-Cの違いはあるとはいえ、トリミング耐性では同じでしょ。
4000万画素超えると、さすがにRAWファイルが重くなるけど、できれば2500~3000万画素欲しいなとは思いますけどね。
しかし、2000万画素でも困りませんけどね。A3までの印刷なら。
よほど大きくトリミングするかA2プリンターを持ってるんですよ~ってことなら、話は変わるかもですけど。
アフロイメージズなどの受付サイズが2000万画素以上なので
商用としても必要な画素数は確保出来ていますね。
自分の撮影スタイルでも基本、トリミングはしないので
必要十分です。
学園祭で全紙(但しフィルムカメラ)での引き延ばしを
学生時代にやっていた経験から鑑賞距離で見る限り何も
影響はないでしょう。
至極当たり前の結論ですね。
ほとんどの人はこういった内容を承知の上で、よりハイスペックなものを欲しがるもんじゃないでしょうか。それが趣味ってもんです。
それと個人的には高画素はデカいプリントに耐えられるどうこうというよりもライカQシリーズのように積極的なクロップ活用で単焦点機をズームができるが如く複数の焦点域で楽しめる余裕があるということの方が物凄く大きいメリットだと感じています。
鳥撮りする人です。 画素数を2600万だの、4000万だの増やすのはけっこうな事なのですが、高感度耐性がやはり厳しいですよね。公園の森の中などは平気でiso5000、1万くらいすぐ上がってしまいます。フルサイズの2500万画素くらいのミラーレスならへっちゃらだけど、Aps-cの2600万画素以上はiso1000くらいからざらつくようで、使いづらいと思います。
D500以来の信頼性のあるセンサーは、初心者にとっても、鳥撮りユーザーにとっても使いやすいと思いますよ。
高画素Aps-c機はもう少し後に作ってくれますよ。
仕事柄というか半分趣味で、A1サイズの印刷はよくやるので、A1印刷可能なプリンターを持っています。
普通に使うのならZ50の2000万画素で十分ですが、大型のポスターや画像を拡大したいときにはやはり高画素機であるZ8の4500万画素の恩恵は感じます。
青空さんの言われる通りで、高画素だとトリミングで複数の画角を作成できます。
スマホがまさにそういう仕様です。
2000万画素自体は十分ですが、望遠側へトリミングする用途ではやや少ないと思います。
EOS R6も初期型は2000万画素でしたが、トリミング耐性が低いという意見が多かったようで、2年で早々に2400万画素のR6Ⅱへ代わりました。
単なる擁護や強がりでしかないと思うますね。キヤノンの場合は自社製造の強みを活かして古いセンサーを改良(画素数増)して使い続ける事ができますが、ニコンはそれができません。ニコンも同じように画素数の多い新型センサーか改良版のセンサーが投入されてたら、画素数を増やさなくていいから2000万画素のままでいいなんて意見は絶対に出てないはず。
高画素の新センサーが出ればトリミング耐性が上がる一方で高感度耐性が落ちて嘆く人が絶対出るでしょうね。
改良版センサーが登場しても新型センサーだと喜ぶ人がいる一方で、相応に上がる値段についていけず買わない人も絶対出るでしょう。
自社製造でない分自由が効きますが、他社と比べても事業規模の小さいニコンがメインでもないaps-c機においてラインナップを増やしていたら単価爆上がりで不採算。
エントリー機として成立するかも怪しい。
あくまでaps-c=エントリー路線の今のニコンにおいて現センサーがベストということでしょう。
もしエントリーモデル以上のapps-c機が登場するとするならNikon×REDのスーパー35カメラが出る時ぐらいでは?
これだったら8k(4000万画素超え)センサーも期待できるかも?
古いフォトコンなどでは、最大プリントはA3ではなくA3ノビですよね。外国じゃ違うのかな?
自分は、横構図で撮った写真でたまに縦構図にトリミングする事が多々あり、
縦構図にトリミングしてA3ノビサイズに、
鑑賞に問題ないとされる200dpiの解像度になるようプリントする場合の計算をしたところ…
自分にとっては2400万画素が最適解なので、自分は2400万画素はほしいですね。
たまに、高画素であれば高感度ノイズが平均化されて目立たないから高画素の方がむしろ高感度ノイズは少ないとかデマを言う人がいますが、
高感度ノイズは全体的に出るから平均化されても、全体的なノイズでディテールが減少するので高画素は高感度に弱いのが、、自分は事実だと思ってます。それを鑑みれば、高画素センサーのカメラのメリットは低感度撮影での解像度とトリミング耐性だけで、L版プリントやスマホの画面でみる限り、画素数は多くなくてもいいと思います。
それでも高画素に拘るプロカメラマンも時々いますよね
特段プリントする訳でもないのに
勿論遠い距離の撮影される方はトリミング耐性必要なので画素数欲しいのは理解出来ますが、必ずしもそう言うケースばかりでない様で
モニターでも8Kモニターはまだ少ないですからね
あっても高額ですし
今後こう言うカメラにもピクセルマルチシフトとかハイレゾショットみたいな機能が付いたり、スーパー解像度みたいなRAW現像がもっと普及すれば状況も変わる気はします
何ならキヤノンが始めたアップスケーリング機能とかキヤノン内だけでもエントリー機種は除いて、ミドル機種迄適用範囲が広まれば画素数競争は沈静化すると思います
あってもフルサイズではα7RⅤの61MP止まりになると予想
それよりAPSCの裏面照射の普及とキヤノンとニコンでF2.8のAPSC標準ズームレンズの登場が必要