RF35mm F1.4 L VCMレビュー
RF35mm F1.4 L VCMのレビューが公開されています。かなり賛否両論があるレンズとしてレビューされているようですが、どのような評価となっているのかこの記事では詳しくお伝えします。
- 長所
- EFレンズよりも30%以上も軽量
- 追加機能を搭載し優れた製造品質
- 高度な防塵防滴性能
- 非常に高速で信頼性の高いオートフォーカス
- 卓越した動画AF性能
- 非常にシャープ
- コントラストが良い
- 良い色
- EFレンズよりもかなり安い
- 短所
- 35mmレンズとしては衝撃的な歪み
- 非常に大きい口径食
- 絞りリングの実装により非常に混乱する
- フレアの問題
- ボケと描写はEF 35mm L IIレベルには達していない
賛否両論あるレンズ
RF35mm F1.4 L VCMのレビュー記事が公開されています。上記は長所と短所部分を引用したもので、より詳細なレビューやサンプル画像がありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
RF35mm F1.4 L VCMのレビューでは、結論部分に、RF35mm F1.4 L VCMはかなり複雑なレンズで賛否両論になることは明らかだとしています。通常、カメラメーカが発売する純正レンズは評価が4.5以上であることが普通だが、このレンズでは評価はまちまちだとしています。
なぜそのように評価が分かれているのかというと、それが上記の短所部分に現れているようです。まずは歪みや口径食がかなり強いことで、補正前提の作りになっているところについて、このような高い価格でしかもLレンズなのに強い補正が必要なことについて指摘しています。またフレアやゴーストについても、光学的に強く高価なレンズでこれほどゴーストがでることは驚いたと指摘していますね。
絞りリングにより混乱するというのは、コントロールリングに絞りを割り当てた場合、動画を撮影すると自動的に絞りリングに絞りの機能が移動しコントロールリングに割り当てた絞りの機能が使えなくなるという問題があると指摘していますね。
というわけで非常にシャープでコントラストも良くAFの性能も良いという長所もあるようですが、いくつかある短所によって賛否両論がいろいろあるというように判断されているようです。動画向けということであれば、特に問題にはならない事柄なのでしょうか?動画はほとんど撮影しないのでよくわかりません。
そして「RF70-200mm F2.8 L IS USM Zの供給不足を告知 LP-E6Pの供給不足は解消へ」ではキヤノンレンズが供給不足になったことについて詳しくお伝えします。
画角(水平・垂直・対角線) | 54°00’・38°00’・63°00′ |
---|---|
レンズ構成 | 11群14枚 |
絞り羽根枚数 | 11枚 |
最小絞り | 16 |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.18倍 |
フィルター径 | Φ67mm(前部)、シートタイプのフィルターを装着可能(後部) |
最大径×長さ | 約76.5(幅)×99.3mm |
質量 | 約555g |
MTF曲線
レンズ構成図
(via)DUSTIN ABBOTT
- さすがキヤノンの旗艦機! EOS R1がヨドバシカメラランキングで1位を獲得
- EOS R1の供給状況の調査 納期は約3ヶ月と判明
- EOS R7 Mark IIではR5 Mark IIのような失敗を繰り返してはならない
- 2025年、キヤノンにはこんなカメラやレンズを発売して欲しい!!
- キヤノン EOS R1、EOS R5 Mark II新ファーム公開 様々な不具合を修正へ
- キヤノン フルサイズ用85mm f/1.8レンズの特許を出願
- ニコン、キヤノン製品発売日順一覧表を更新 2024年のカメラ市場を振り返る
- よくやった!! キヤノンの今年の新製品に失敗はなかった 2024年新製品を振り返ろう
- キヤノン グローバルシャッターのカメラを2025年後半に発売!?
- 一眼レフからミラーレスへの移行はカメラメーカの間違いで失敗だったのではないか??
コメント
コメント一覧 (1件)
具体的に何が複雑なんでしょうか?