株式会社セブンシーズ・パスタは1月15日、フィルムカメラ「YASHICA MF-2 Super」をVILLAGE VANGUARD、GLOBAL・DC、ジョイ、タカナシカメラ、Amazonで販売すると発表した。発売日に関する具体的なアナウンスはないものの、VILLAGE VANGUARDオンライストアでは2021年1月中旬~下旬発送予定となっており、販売価格は税込1万9,800円。
(記事を一部引用しています)
(記事元)https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1300882.html
フィルムカメラYASHICA MF-2 Superが発売
デジカメWatchがYASHICA MF-2 Superの発売について報告しています。
記事によれば、各種オンラインストアでヤシカのフィルムカメラが販売されるようです。発送予定は1月中旬~下旬ということで、販売価格は1万9800円だそうです。思ったより安い価格ですね。そして、いまはもう1月の下旬ですので、順調に販売されていれば、すでに手にしている人がいる時期になるのだと思います。
ちなみにこのカメラの仕様は以下のようになります。
色 :シルバー・ブラック
使用フィルム :35mmロールフィルム
レンズ :Yashica 38mm f3.8
撮影距離 :1.5m~∞
シャッター :機械式シャッター(1/125秒)
フィルムカウンター:機械式加算カウンター
フラッシュ :内臓フラッシュ(スライド式フラッシュ部)
充電時間 :約5秒(新しいアルカリ乾電池使用で約200回のフラッシュ撮影が可能)
有効範囲 :ISO100、ISO200:約2~4m、ISO400:約2.5m~6m
セルフタイマー :機械式タイマー作動時間10秒
電源 :単3乾電池 2本
外形寸法 :約126(W)*74(H)*56(D)
質量 :約210g
生産国 :中国
実は、このカメラはAmazonなどでは2007年から取り扱いされていて、決して新製品というわけではありません。どういうこと?と思ったのですが、今ではこの製品は販売が終了されているのですが、その製品を復活させ販売するためにクラウドファンディングを募ったということが実際の流れのようです。ということは一定の人気があったようですね。
クラウドファンディングだけでなく、実際に一般販売が決定し、そして予約殺到しているということのようです。それがこの記事のキモの部分のようですね。
電池不要のカメラ?
仕様をみるとシャッターは1/125秒で固定となっているようですね。フィルムも一度入れたら変更不可能ですので、あとはレンズの絞りだけで調整してくださいという人を選ぶカメラとなっています。電池が不要というのに電源に乾電池2本という記述がありますが、これはフラッシュ用でフラッシュを使わなければ電池なしで利用できるようです。
フィルムは手で巻き上げるというのを知っている人は、いまだと何歳以上の人になるのですかね?たぶん写るんですが最も売れていた頃を考えると29才以下の人はフィルムは手動で巻き上げるモノという人は知らない人も多いかもしれません。
でもフィルムカメラ独特の粒子感というか、色味があるので、今でもフィルムカメラには一定の需要があるのも事実で、そういう「面倒くさい」カメラを利用して撮影を趣味としている人もいるのですから、わりとカメラ界隈は奥が深いなと思います。
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コメント
コメント一覧 (2件)
このカメラは、フォーカスは固定ですし、絞りも固定みたいですね。だからマニュアルとは呼べないのではないでしょうか。
レンズの品質も、、、このカメラ自体が巻き上げクランクがついた写ルンですぐらいだと思います(それに19,800円ですか・・)
絞りもシャッタースピードも自分で設定できて、機械式、レンズもCanonやNikonの撒き餌レンズぐらいの品質があるフィルムカメラ、どこか作ってほしいですね。
このカメラは固定焦点で絞りもストロボ発光有り無しで2段切り替えですね。
通常はF8固定だったと思います。
早く言えばフィルム交換可能な「写るんです」と同ようなものです。
復刻するなら初代ピッカリコニカ(セルフタイマー付きの後期型)を同じ値段で
出してくれればいいですね。