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キヤノン 米国の関税で発生したコストについて製品を値上げして対応へ

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EOS R7
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キヤノンが販売価格を引き上げ

キヤノンがアメリカの関税の影響を受けた場合、各事業の販売価格を引き上げることによって対応する方針であることがわかりました。この記事で詳しくお伝えします。

キヤノンは24日、2025年12月期連結決算でトランプ米政権の関税政策のマイナス影響が営業利益で340億円に上るとの予想を公表した。同政策で約560億円の追加コストが発生する見込みだが、約430億円分の製品値上げで影響を抑える方針。一方、値上げで販売数量が落ちるとみて売上高では120億円の減少要因となる見通しだ。

米国のみか国内も値上げか

キヤノンが追加関税によるコストアップに対して、製品価格を値上げすることで対応することが明らかになりました。

キヤノンの決算資料によれば、年末まで追加関税率10%(中国の145%)が継続した場合、関税によるコストアップ額を計算したところ、かなり大きなコストアップになることから、各製品を値上げすることで対応するそうです。しかし、まだ先行きがわからないため、今後の状況によっては変更される可能性があるとしています。もし日本が追加関税10%でなく24%だったら、さらにコストアップになることから、かなり値上げ幅が大きくなる可能性があるかもしれません。

決算資料では、すべての製品を値上げする予定なのか、アメリカへ輸出する製品のみ値上げする予定なのかについては触れられておらず、日本国内でのキヤノン製品の価格がどうなるのか非常に心配になりますね。

さらに「キヤノン 関税の影響でEOS R6 III発表を延期!? 製品を一律値上げとの噂も」ではEOS R6 Mark IIの噂について詳しくお伝えします。

(source)ニュースイッチ

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コメント

コメント一覧 (0件)

  • キヤノンはアメリカの損害を何も関係ない他地域のユーザーに値上げという負担のしわ寄せを押し付けるべきでない
    アメリカの関税はアメリカのユーザーに値上げという形で負担させるべきであって、他地域のユーザーは関係ない話
    関係ないのに負担を押し付けるとは筋が通ってない
    アメリカのみ恒久的に30%値上げすれば良い
    それで売上減った分はキヤノンが背負うべき話
    ユーザーは関係ない
    そんなことしてると他地域のユーザーにも売れなくなるだけの話
    結果的にキヤノンは損をする

  • キヤノンの報告書(60ページ余り)を読みましたがトランプ大統領の
    関税の影響についてどこに書いてあるのか見つけられませんでした。
    それよりも為替レートの影響の方が大きいのではと思います。
    輸出はドル建てでしょう。
    (キヤノンの為替レートの基準日は知りませんが)
    実際の所はアメリカのみならず世界で売っているわけだから影響は
    少ないのではと思います。

  • 関税については質疑応答のところに色々書いてありますね。中国工場の生産品はほぼ中国向けで、かつ値上げによる数量減は米国に限って試算しているので、他地域に転嫁するつもりは無いように読めます。また、前倒し出荷の予定も無いとのこと。
    https://global.canon/ja/ir/conference/pdf/conf2025q1j-qa.pdf

    利益への影響は関税が337億、為替が193億なのでそれなりにありますね。それでも対前年からは増収増益ですが。ちなみにレートは150円→142円と8円円高になっています。
    https://global.canon/ja/ir/conference/pdf/conf2025q1j-note.pdf

  • キヤノンがRF75-300mm f4-5.6を発表したという未確認情報あるんだけど本当なの?
    スレ主は聞いたことあるの?
    507gの軽量設計と146.1mmの長さで持ち運びに便利とかネタが上がってんだけど
    CMJのホームページにはまだ出とらん
    EF70-300mmより200g軽くなって、あわや500g切りかけるって神レベル
    500ドルにならんかなぁ?

  • もともとミラーレスの価格が高い上に、これ以上値上げされたら、携帯文化に変えようと思う。

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