Nikon Z5IICが鍵になる可能性
最近になって突然、Nikon Z5IICというデジタルカメラの噂が流れるようになりました。EVFが搭載されるのか搭載されないのか、動画向けのデジカメなのか単なるNikon Z5IIの小型廉価版なのかは、現時点ではわかりません。
考えられるのは、Nikon Z6IIIベースのNikon ZRのように本格的な映像クリエイターに向けた製品になることや、Nikon Z50ベースのNikon Z30のようにVlogなど比較的ライトな動画撮影向けの製品になる可能性があると思います。そして、α7シリーズベースのα7Cシリーズのように、Nikon Z5IIをベースの小型化したカメラである可能性もありそうです。いずれにせよ、噂では軍艦部がないデジカメになると言われており、製品が小型化することは間違いないようです。
近年のカメラ市場を見ると、必ずしも高性能な大型カメラだけが求められているわけではありません。GRシリーズやX100シリーズの人気が続いていることからも分かるように、多くのユーザーが「毎日持ち歩けるカメラ」に価値を見いだしています。また、Nikon Z5IICの噂に対する海外ユーザーの反応を見ても、「40mm F2を付けて持ち歩きたい」「ニコン版α7Cを待っていた」という声も少なくありません。
ニコン自身もこれまで小型化への挑戦を続けてきました。Nikon Zfcはレトロ路線、Nikon Z30は動画向け、そしてNikon Z5IICはコンパクトフルサイズ路線と考えると、ニコンが「性能だけでなく携帯性も重要な価値」と考え始めているようにも見えます。
もしNikon Z5IICがヒットした場合、最も現実的に考えられるのは「さらに小さいレンズ交換式カメラ」の投入ではないでしょうか。
例えば、レンジファインダースタイルのAPS-C機です。現在のNikon Zfcはクラシック路線ですが、もっと実用性を重視した薄型ボディにパンケーキレンズを組み合わせれば、GRシリーズやX100シリーズを検討している層にも訴求できるかもしれません。
しかしZマウントは大口径のマウントだけに、その可能性は未知数です。カメラ本体をマウント口径以下のサイズにすることは不可能なので、マウントサイズより小さいカメラを作るのは難しそうです(マウント部だけカメラの天板からはみ出すようなデザインなら可能かもしれません)。また、マウントをよりカメラの左側に設定しないとレンジファインダースタイルのカメラを作るためのEVF設置スペースを設定するのも難しそうです。それだけデジカメのデザインがキモとなるかもしれません。
フルサイズコンデジ登場の可能性はあるのか
しかし、これを可能とするのが、固定レンズ式フルサイズコンパクトの可能性です。
ニコンはかつてCOOLPIX AというAPS-Cコンパクトを販売していました。しかし当時はスマートフォンの進化や市場環境の問題もあり、大きな成功には至りませんでした。ところが現在は状況が違います。
X100VIは供給不足が続くほど人気ですし、GRシリーズも入手困難な状況が続いています。以前なら「高価なコンパクトカメラは売れない」と考えられていましたが、現在はむしろ趣味性の高いコンパクトカメラに需要が集中しています。
もしニコンが固定レンズ機を出すなら、単純な高級コンパクトではなく、ニコンらしい特徴を持たせる可能性が高そうです。例えば、28mmや40mmの単焦点レンズを搭載したフルサイズコンパクトです。Zマウントにはすでに26mm F2.8や40mm F2といった小型レンズが存在しているため、それらの設計思想を応用することも可能かもしれません。
ニコンには1インチセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラであるNikon DL復活の噂がありましたが、1インチではなくフルサイズである可能性もあるかもしれません。
また、最近のニコンは動画分野への投資も積極的です。RED買収以降、動画機能の強化が続いていることを考えると、静止画専用機ではなく、写真と動画を両立したハイブリッド型コンパクトになる可能性もありそうです。
ただし、現実的にはいきなり固定レンズ機を投入するよりも、まずはNikon Z5IICで市場の反応を確認する可能性の方が高いように思えます。
もしNikon Z5IICが成功し、「小型軽量なフルサイズ機にも需要がある」ということが証明されれば、ニコンは次の一手としてさらに小型なレンズ交換式機や固定レンズ機を検討するかもしれません。逆にNikon Z5IICが期待したほど伸びなければ、そのような新カテゴリーへ投資をすることは慎重になると思われます。
そう考えると、Nikon Z5IICは単なるNikon Z5IIの派生モデルという位置づけではなく、ニコンが今後どの方向へ進むのかを占う試金石になる可能性があるかもしれません。もし成功すれば、長年ソニーや富士フイルムが独占してきた「趣味性の高いコンパクトカメラ市場」にニコンが本格参入するきっかけになるのかもしれませんね。
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Nikon Z5IIC 最新情報
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現在噂されている新製品情報
ニコン
| カメラ | |
| Nikon DL復活? | 時期不明 |
| Nikon Z9II発売延期? | 2027年はじめ |
| フルサイズコンデジ | |
| Nikon Z8II | 2026年末までに |
| Nikon Z90 | 2026年~2027年 |
| 新製品の認証登録 |
キヤノン
| カメラ | |
| PowerShot | 2026年9月 |
| EOS R8 Mark II | 8月25日 |
| EOS R7 Mark II | 2026年内の発売はない |
| EOS R3 Mark II | 2026年 |
| EOS R10 Mark II | 2026年内 |
| レンズ | |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年発表 2027年初め登場 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年発表 2027年初め登場 |
| RF300-600mm F5.6 L IS USM(またはVCM) | 2026年9月 |
| RF500mm単焦点レンズ(おそらく F5.6 L IS) | |
| RF105mm F1.4 L VCM |
ソニー
| カメラ | |
| 現在テスト中の5本のレンズ | |
| 2台の認証カメラ(FX、RX100、ZV-E10??) | 数か月以内(2026年4月時点) |
| α6900 | 2026年内 |
富士フイルム
| カメラ | |
| X-H3 | 2027年 |
| X-T6 | 2026年9月第1週 |
| X-Pro 新型機 | 2026年後半 |
| 1インチセンサーコンデジ | 2026年 |
| 1億画素のGFX | 2026年 |
| レンズ | |
| XF50-140mm f/2.8 R LM OIS WR II | 2026年9月第1週 |
| XF400mm f/4.5 R LM OIS WR | 2026年9月第1週 |
OM SYSTEM
| カメラ | |
| PEN新製品 |
パナソニック
| カメラ | |
| 新レンズロードマップ公開 | |
| 新製品2台を認証登録 | 数カ月以内に登場か(2026年2月8日時点) |
| LUMIX S1H II | |
| LUMIX GX9後継 |
リコー・ペンタックス
| カメラ | |
| 一眼レフ | すでに生産中? |
シグマ
| レンズ | |
| 85mm f/1.2レンズ | 2026年9月 |


コメント
コメント一覧 (11件)
ある程度は売れるとは思うけど、その先が今のところ僕には見えないです。
GRやX100は存在自体に哲学と言うか存在理由が明確にあると思うのです。GRはコンパクトなスナップシューターに特化して可能な限り贅肉を削りながら心臓部はAPS-Cのセンサーを搭載し、スナップを撮ることに特化したモデルですし、X100はファインダーが光学も電子式にもさまざまに変化する唯一無二のファインダーで小型軽量にして、写真を撮ることを虜にする機種です。 ニコンの新型はどんな哲学を見せてくれるのか楽しみです。
ニコワンを早く切りすぎた・・・(;_;)
と思うけどなあ、ニコン。
今の技術で1インチのレンズ交換機。
売れそうに思うんだけどなあ。
そのコンデジもすでにキヤノンがPowershot V1で参入していて、もうそれより下のナンバリングも開発していると明言してたはずなので、今からZ5IICで市場の反応を見てコンデジ市場に参入するとかやっていては遅いのでは。
本気でコンデジ市場獲りに行くならもうそろそろ発表するくらいにしていないと。
ニコンは技術は素晴らしいんだけど、動きや意思決定がいつも遅くて結果損してるように見える。
ニコンは三菱だから財閥系特有の経営判断の遅さとかあるのかな
社長交代の影響かもしれないですが
コンデジを売るかどうかを Z5IIC が売れるかどうかで決める状態だとしたら
組織はリスクを取ることが出来なくなっているということなのでそれ自体が既に悪い兆候の様に感じました
兎にも角にもレンガ型スタイルの機種が求められる流れはありますね。
EVFを使わない人や収納性を重視する人からすると一眼レフスタイルの上に出っ張ったファインダーは邪魔に感じる人が多いと思います。
ニコンは既にZマウントでレンガ型スタイルのZ30やZRを出していますがα7CのようなEVFを搭載したタイプはないんですよね。
Z5IICがEVF搭載か非搭載か、搭載したレンガ型スタイルが求められていると思いますがZマウントでは厳しいのか、レンズ固定式のほうでやるのか注目ですね。
Z5ⅡCが小型軽量でヒットしたら、小さくても良いからZ30にEVF着けてZ30Cを作って下さい 笑
今のニコンにコンデジ製造ノウハウが残っているのか大いに疑問ですが、4月くらいにフルサイズコンデジの噂があったりしたので動き自体はあるのでしょう。
ただしそれと今回噂に上がったZ5ⅡCの販売動向に関係性を見出そうとするのは単なるこじつけでしかないと思います。
Zマウントの小型機と高級コンデジではコンセプトからターゲット層まで、参考にできる要素がありません。
土俵が違います。
Z5ⅡCを出すなら、フルサイズ高級コンデジは不要でしょう。
ソニーのRX1RM3にしても、フジのGFX100RFにしても、最初は話題になるけど、今は即納状態です。極めてニッチなマーケット。
フルサイズコンデジは、フルサイズミラーレスと軽量な単焦点レンズで代替可能です。
ニコンがコンデジを売るとしたら、APS-Cではないでしょうか。Zマウントの大きさが足かせにならず、小型化できます。
可能性は限りなく少ない
殆ど皆無と言って良いレベル
Z5ⅡCの内容見てからで十分じゃないの?
以前の噂に上がっていたフルサイズコンデジはZ5ⅡCと混同したものであって可能性は低いでしょうが、高級コンデジ自体はあり得るのではないでしょうか。
と言っても自分が想定しているのはパナかソニーへのODMですが。