ライブビューに関する特許
【課題】
静止画をライブビュー表示に使用する場合のライブビュー表示の違和感を軽減する。
【技術分野】
本発明は、撮像装置およびその制御方法に関するものである。
【背景技術】
近年、デジタルカメラなどの撮像装置において、記録用静止画の連続撮影とライブビュー画像の表示を両立させたカメラが提案されている。特許文献1には、撮像素子から出力される複数フレームの画像を合成することによりライブビュー画像と記録用静止画の露出差を軽減する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1では、記録静止画の連続撮影時合に、ライブビュー画像と記録用静止画をそれぞれ撮像素子から読み出されるタイミングとライブビュー画像が表示されるタイミングに起因してライブビュー画像に違和感が生じるという課題がある。
本発明の目的は、記録用静止画を連続撮影する場合に撮像素子から画像信号が読み出されるタイミングとライブビュー画像が表示されるタイミングに起因するライブビュー表示の違和感を軽減した撮像装置を提供することである。
違和感を少なくすることが可能か
キヤノンが新たなデジタルカメラに関する特許を出願していることが明らかになりました。連射時のライブビューの違和感を少なくするための特許のようです。どのような特許なのか見ていきましょう(当サイトの解釈です)。
今回の特許は、デジタルカメラで高速連写を行ったときに起きやすい「ライブビューの違和感」をできるだけ軽減しようとする技術について特許であるようです。ミラーレスカメラでは、撮像素子から読み出した映像をそのまま背面モニターやEVFに表示してライブビューを実現していますが、高速連写に入ると、センサーは静止画のための読み出しに集中するため、ライブビュー用の映像を読み出す余裕がなくなることがあります。その結果、表示が止まったように見えたり、ブラックアウトが発生したり、タイミングがズレてカクついたりすることがあり、動体撮影では特に気になる場面が出てきます。
この特許では、そうした違和感を抑えるために、連写中はライブビュー用の映像を新たに読み出すのではなく、静止画として読み出されたフレームの一部をライブビュー表示に転用するという方法が採られています。つまり静止画用のデーターとライブビューの2回読みだすのではなく、静止画用のデーターをライブビュー用に転用しようということのようですね。
ただし、静止画用の画像はライブビュー用よりもデータ量が多く、処理が重くなる場合があります。そのため、必要に応じてリサイズ回路を使い、静止画フレームを間引いたり加算したりして軽量化し、ライブビューと同じ更新周期で表示できるように調整する仕組みも盛り込まれています。こうした処理によって、連写速度がライブビューの表示レートより速い場合でも、表示が破綻しにくくなるよう工夫されているようです。
この特許は高速連写中のライブビューをより自然に見せるための制御方法をまとめたもので、動体撮影の快適さを高める方向の技術といえるかもしれませんね。実際の製品では「ブラックアウトフリー連写」や「シームレスライブビュー」といった名称で活かされる可能性もあり、ミラーレス機の使い勝手をさらに向上させるための基盤技術として興味深い内容になっています。
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