フルサイズRFマウントAFレンズが登場しない理由
要約
本題に入る前に、少し振り返る必要がある。CP+で Photo Trend がキヤノンに行った質問とその回答が重要だ。
質問はこうだ。「サードパーティメーカーはRF-Sレンズには参入しているが、フルサイズはキヤノンが独占しているのはなぜか?」
キヤノンの回答は「フルサイズとAPS-Cを特に区別していない」「外部からそう見えているだけ」というものだった。
この説明に違和感を覚えるか。半分だけ真実を語られているように感じるか。
新たな情報筋によれば、その感覚は正しい。
シグマ内部の議論に近い人物によると、キヤノンは実際にはフルサイズRFレンズのサードパーティ製造を許可している。しかし問題はそこではない。
真実はこうだ。
キヤノンはシグマのフルサイズRFレンズの売上ごとに30%の取り分を要求している。
これが事実であれば決定的だ。30%という数字は決して小さくない。多くのメーカーにとって、利益率30%自体が非常に高い水準だからだ。例えば Apple のような企業でさえ、利益率はおおよそ35〜39%程度である。
そこから30%を差し引かれるとなれば、シグマのRFフルサイズレンズは事実上採算が取れない。シグマも同様に考えており、そのためフルサイズレンズを出していないという話になる。APS-C用については条件が異なる可能性が高い。
なお、この情報は単一の情報源に基づくものだが、内容の整合性や裏付けから信頼性は高いと判断している。ただし情報源保護のため、詳細は公開しない。
この情報を既存の事実と照らし合わせると辻褄が合う。2024年以前はAF対応のサードパーティRFレンズは存在せず、Viltrox などはキヤノンから法的警告を受けていた。そして2024年になってようやく、シグマがRF-Sレンズを5本、タムロンが1本発表した。
RF-Sとフルサイズはマウント径自体は同じであり、物理的には互換性がある。それにもかかわらず「区別していない」と言うのは、言葉遊びに近い。もし本当に30%のライセンス料があるなら、シグマが参入しないのは合理的な判断だ。
結論として、もしこの30%という条件が事実であれば、フルサイズRF用サードパーティレンズが長期間出ない理由として十分に説明がつく。
ライセンス料が高額だから?
RFマウントのフルサイズAFレンズが登場しない理由についてOrdinaryFilmmakerが情報を伝えています。上記は一部を要約したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
まず初めに、この情報は新しい情報筋からもたらされた情報ということで、信頼性がよくわかりません。したがって内容的に間違っている可能性があるので注意する必要があると思いますね。
それでは記事を見ていきましょう。記事では、キヤノンはサードパーティーレンズメーカーに対して、RFマウントレンズを発売する際にライセンス料を求めているとしています。そして、フルサイズとAPS-Cでは、そのライセンス料に差があるのではないかと推測しています。
フルサイズの場合は、利益の30%のライセンス料を求めており、これがネックとなってサードパーティーレンズメーカーはフルサイズのRFマウントAFレンズ(以下、RFレンズ)を発売できないのだとしています。
これが事実であれば、シグマとタムロンがAPS-Cレンズしか発売していないのは、APS-Cレンズのライセンス料が低く採算がとれるからで、フルサイズは価格が高くなるため販売することができないということになるかもしれません。
また、記事ではキヤノンがサードパーティーが発売するレンズについて、フルサイズとAPS-Cで区別をしていないと発言したことについても言及しています。ライセンス料が異なるのでサードパーティーがRFレンズを発売できないのであれば、この発言については確かにその通りだなということになるのかもしれません。
また、ライセンス料が高くてRFレンズを発売できないということであれば、RFマウントは基本的に開放されているということにもなるのかもしれませんね。
しかし、製品価格で30%ならまだしも、利益の30%だったらフルサイズRFマウントを値上げしても純正よりは安くなりそうなので発売できるのではないかと思うのですが、実際にはどうなのでしょうか?
現時点ではまだ確認の取れていない情報なので、このような噂があるんだな程度で見ておいたほうがよさそうですね。
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