平素は、タムロン製品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
弊社一眼レフカメラ用交換レンズ(Di/Di IIシリーズ)の、ニコンZシリーズ(Z6/Z7)への対応予定につきまして、以下のとおりご案内申し上げます。
(*弊社レンズをニコンZシリーズでご使用の際は、別途「ニコンマウントアダプターFTZ」が必要です。)本日ファームウェア配信機種 *アップデート方法についてはこちらをご確認ください。
SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012) ニコン用近日中ファームウェアアップデート対応予定機種 *配信日が決定次第、ご案内いたします。
9月対応予定の機種
70-210mm F/4 Di VC USD (Model A034) ニコン用
SP 85mm F/1.8 Di VC USD (Model F016) ニコン用
100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035) ニコン用今後ファームウェアアップデート対応予定機種 *時期未定のため決定次第、ご案内いたします。
10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD (Model B023) ニコン用
SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013) ニコン用
SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A030) ニコン用
SP 90mm F/2.8 Di MACRO1:1 VC USD (Model F017) ニコン用
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012) ニコン用
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011) ニコン用対応済機種 (最新のファームウェアに更新いただくことで、ニコンZシリーズにご使用いただけます)
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A041) ニコン用
17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037) ニコン用
18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD (Model B028) ニコン用
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032) ニコン用
SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A025) ニコン用
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022) ニコン用以下の機種はファームウェアアップデートの予定はございませんが、
マニュアルフォーカスでのみお使いいただけます。
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09) ニコン用
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007) ニコン用
SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009) ニコン用
SP AF 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model 272E) ニコン用2019年5月以降に発売された弊社一眼レフカメラ用交換レンズのZシリーズへの対応は、「ニコンマウントアダプタ- FTZ」を介してご使用いただくことで、従来の一眼レフカメラで使用できる機能は問題なくご利用いただけます。
一部を除きほとんどで対応予定
タムロンの交換レンズDi/Di IIシリーズのNikon Zシリーズへの対応状況が発表になりました。今回のファームアップで1本のレンズがさらに対応し、Zシリーズで使えるようになったようです。さらに近日中に3本のレンズが、さらにその後の対応予定として6本のレンズが対応するようです。
ただ、残念ながら対応しないレンズも一部あり、そちらはマニュアルフォーカスのみでしか利用できないようですね。そのあたりは残念なところです。
これまでFXマウントで動作していたものが、FTZマウントアダプタ経由だとどうして動作に問題がでてきてしまうのでしょうか?
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互換レンズメーカは実際の仕様を知らない
互換レンズメーカは、例えばニコンから仕様書などを得てそしてレンズを製造しているわけではありません。実際には、例えばニコンのカメラとニコン純正のレンズの間で、どのようなデータをやりとりして調査することで、推測でこんな仕様だろうと想像するようなことをしています。このことをリバースエンジニアリングといいます。
なので、ある程度の仕様はわかるのですが、すべての仕様がわかるわけではありませんし、仕様の詳細が正しいということもわかりません。なんとなく、こうしたらレンズとカメラの間でこういうデータがやりとりされるので、こんな感じの仕様なんだろうと想像することしかできないわけですね。
想定内の状況で使用している場合にはそれで問題ないのですが、Nikon Zシリーズのような新しいカメラにレンズを接続する場合には状況が異なってきます。例えばミラーレス用に何かしらの機能をレンズに仕込んでいた場合、従来の一眼レフとレンズにおけるリバースエンジニアリングでは、ミラーレス用の何かしら別の機能があることを理解することはできません。そのため、一眼レフではしっかり動作してもミラーレスでは動作が不安定になるなどの問題点がでてくるわけですね。
ですが、互換レンズメーカはこのようなことのために、レンズのファームウェアを更新できるようにして、そのような問題を解決しようとしているという具合なわけですが、とにかくアップデートで対応できるというのは嬉しいところですね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://www.tamron.co.jp/news/press_release/20190807.html
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