ソニーの次期主力センサー?
ソニーの2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーの名称が決定したかもしれない、そんな噂が投稿されています。どのような噂なのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
ソニーは数時間以内に、世界初の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー技術を問え際した新しいXperia 1Vを発表する。新しい情報筋が、私にこの情報を送ってきた。
Exmor 古い表面照射型イメージセンサー
Exmor R 通常の裏面照射型(ほとんどの写真カメラ)
Exmor RS 電話用のセンサー(通常の裏面照射型)、電話/カメラ、産業用のDRAM内蔵センサー
Exmor T 2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー
どうやら全モデルと同じ16/24/85-125mmを搭載しているようだ。恐らく24mmだけが新しいテクノロジのセンサーを搭載しているのだろう。
というわけで次のソニーの主力センサーは2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーになるかもしれず、そして、それはExmor Tと呼ばれることになるかもしれないとしています。
ソニーの2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーとは
画素積層型センサーは、ソニーが2021年12月に発表していたセンサーです。こちらのソニーのプレスリリースが詳しいと思いますので、詳細はこちらからご覧ください。
かいつまんで説明すると、下記の画像のように従来はフォトダイオードと、画素トランジスタが横に並んでいたものを、縦に積層させることにより、従来比で2倍の飽和信号量を獲得することができ、ダイナミックレンジの拡大とノイズ低減が可能になるというものです。
これにより高画素化しても画像の劣化が少なくなるようで、特にスマホなど小センサーに期待されていた技術のようですね。
そして、その技術を採用したセンサーの名前はExmor Tと呼ばれる可能性がでてくるようです。
カメラを趣味や仕事にする人にとっては、この技術がカメラにまでやってくるのかどうかというのは非常に気になるところではないでしょうか?これまでの命名規則的には、仮にExmor TSというような名前のセンサーだったら、SなしのExmor Tがカメラ用として販売される可能性があるので、今後の展開が非常に楽しみになると思いますね。
しかしセンサー界隈はいまとても面白いことになっています。例えばパナソニックは新しい有機CMOSセンサーを開発しています。
もっと凄いのはキヤノンで光の粒そのものをカウントしようというセンサーを開発しています。
カメラでシェアを獲得するには、いまはセンサーも同時開発していかなければならないのかもしれませんね。
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コメント
コメント一覧 (2件)
積層型はその構造からS/N比の劣化は避けられませんが画素トランジスタを背後に置き
受光面積を増やせるならば改善されそうです。
スマートフォンの塗り絵のような画質が多少は改善されそうですね。
ソニーもダイレクトデジタルのイメージセンサは開発をしているのでしょうか?
測距センサは出来ているのでイメージセンサの情報が出てきても良さそうな気がします。
ソニーはスマホがレンズ交換式カメラの画質を超えるといった感じのコメントをしていたように思いますが、こうした技術によって先にスマホの画質が上がればレンズ交換式カメラと並ぶか超える画質の写真がスマホで実現するのかもしれませんね。
そうなるとますますレンズ交換式カメラを買う人は減ってしまうように思いますが、いずれにせよセンサー技術の向上は止まらないと思うのでレンズ交換式カメラにも早く搭載されてほしいですね。