高付加価値商品シフトでリストラ成功
ニコンが売り上げそのものが減ってもある程度は収益をだせる体質に変化することに成功したと考えているようです。どのような内容なのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
――主要事業の映像と精密機械は
「映像事業は生産・販売体制の最適化などで損益分岐点を下げる一方、高付加価値品への選択と集中で売り上げ単価が上昇。売り上げが1500億円でも収益が上がる体質になった。今期は、フラッグシップのミラーレスカメラ『Z9』が好調で2300億円の見通しだ。精密機械事業の収益も安定化できている」
さて、記事によれば生産/販売体制の見直しや、高付加価値商品へシフトすることで、売り上げが1500億円でも収益がだせるような体質になったとしています。その上で、今期はNikon Z 9の販売が好調ということで、売り上げの見通しが2300億円になるとしています。
以前は利益率が低かったニコン
ニコンは以前、映像事業で2300億円近い売り上げがあったときでも赤字になっていたようです。
このことから考えると1500億円でも黒字になるというのは、相当のことをしたのだろうと思いますね。
考えればコンデジからはネオイチを除いてすべて撤退。アクションカムの販売も取りやめました。中国工場からの撤退してタイに移管していますし、ブラジルなどでも販売から撤退するなどしています。
いまから考えれば、1インチコンデジのNikon DLの発売中止も、実は中国工場からの撤退や、コンデジからレンズ交換式に注力するためだったと考えると納得がいきます。そのなかでNikon 1のディスコンも同じような流れが始まっていたからかもしれません。
しかしそれでも映像事業が復活しつつあること、利益率も向上し、売り上げが減少しても黒字になっているというのはユーザにとっては安心材料になるのかなと思いますね。
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/a17e034299b50866e286f95ff6cc8f0200ce13a5
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