キヤノン広角レンズの特許
焦点距離 18.20
Fナンバー 2.90
半画角 45.00
像高 18.20
レンズ全長 63.45
BF 12.94焦点距離 14.28
Fナンバー 2.91
半画角 51.88
像高 18.20
レンズ全長 57.50
BF 10.97焦点距離 20.10
IPForce
Fナンバー 2.91
半画角 42.16
像高 18.20
レンズ全長 63.55
BF 14.51
キヤノンが広角レンズの特許を出願していることが明らかになりました。特許では複数の実施例があるのですが、仕様的に近い実施例の重複を削除して引用しています。
この特許をみると、概ね18mm f/2.8、14mm f/2.8、20mm f/2.8というレンズの特許なのではないかと思いますね。そして、バックフォーカスが短いのでミラーレス用か、ビデオカメラ用のレンズらしいことがわかります。
気になるのは像高で、通常、フルサイズですと21mm前後、APS-Cですと14mm前後なので、どちらにしても中途半端です。まあイメージサークル以外の部分がばっさりとまったく光が当たらないということはないので、これはフルサイズ用なのかもしれません。
RF16mm F2.8 STMの特許か?
すでに発売されているレンズの特許かと思って、現在の製品をみてみたのですが、非常に近いレンズ構成のレンズがあることがわかりました。それが、RF16mm F2.8 STMです。引用してみます。
これと特許のレンズ構成図を比較するとかなり近いレンズ構成図になっていることがわかります。
見た目はそっくりです。そのため、これはRF16mm F2.8の特許の可能性が高いのかなと思います。小型パンケーキで廉価な製品ですので、像高も小さくなっていてデジタル補正でなんとか修正しているというようなことなのかもしれません。
もしレンズに詳しい人がいたら、教えていただけると嬉しいです。
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よろしくお願いいたします。
コメント
コメント一覧 (2件)
管理人さんが示した図は14mm F2.8ですが特許の実施例に含まれる16mm F2.8は
既に発売されているRF16mm F2.8ですね。
焦点距離14mm~から20mmまで5種類設計し16mm F2.8だけ製品化したようです。
そうなんですよね、像高をどう考えるのかがよくわからずで奮闘しています。それは、ソニーの新型11mmF1.8のレビューで「歪曲収差を(電子)補正すると周辺部がクロップされ、実質的には2100万画素ぶんのイメージを引き伸ばしている。ただし、収差を補正した状態での焦点距離の画角は正確で、歪曲収差を補正しない場合は9~10mmに相当する画角となる。」と述べているようで、何か気になってしまっています。像高は対角線上での長さだと思うので、樽型の歪曲では対角線上は真ん中の十字部分 ( 田 ) よりは長方形上では広く(多く)映るはずなので(対角魚眼等考えても)、このように電子補正するのは当たり前のような気もしてきているのですが、やはりはっきりとしないです(9-10mmに相当するといっても真ん中十字部分はそれだけ分は写っていない?) と書いてきましたが、あまりうまく伝わらないような。。。なお素人です。
それはさておき、とにかく像高を見てこれはフルサイズ用だとか、これからは判断しづらくなってくるんでしょうか。像高がちょっとぐらい小さくても大丈夫、と言うことで、まあいいんでしょうかね(多分)。