ソニーのミラーレス用レンズをNikon Zで利用可能です。
TECHART、ソニーE→ニコンZ用の電子接点付きマウントアダプター
株式会社焦点工房は、TECHARTのマウントアダプター「TZE-01」を6月に発売する。希望小売価格は税別2万5,000円。2月28日に開幕する「CP+2019」で先行展示するという。
本製品は、ソニーのEマウントレンズをニコンのミラーレスカメラ「Z」シリーズで利用するための電子接点付きマウント付きアダプター。Eマウントレンズの電子制御(オートフォーカス)に対応する。
また、同社の「LM-EA7」や「TCS-04」と組み合わせることで、ライカMレンズやキヤノンEFレンズを使ったAF撮影も可能としている。
付属のUSB DOCKを使用して、ファームウェアのアップデートが可能。
(記事を一部引用しています)
ソニーのEマウントレンズをNikon Zシリーズで利用するためのマウントアダプタを発売するそうです。
ニコンはNikon ZのZマウントを策定したわけですが、そのフランジバックは18mmです。フランジバックはマウント面からセンサーまでの距離です。かなり短いことがわかりますね。そしてソニーのEマウントはフランジバックが18mmです。なので、ニコンのほうが若干狭いわけですが、この差を埋めることができれば、ソニーのレンズをニコンに取り付けて利用できるわけですね。
2mmの差ぐらいなら、なんとかやってくるメーカがあるかな?と思いましたが、あっさり作成可能だったようですね。ちょっとびっくりしました。
しかし、もっとすごいのがオートフォーカスに対応しているということです。何がすごいのでしょうか?
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まずは、その製造設計精度です。たった2mmのところに電子接点を作成し、しかも他社のレンズを動かすための電気信号の変換を行うチップなどを内蔵する必要があります。これをその小さいところに埋め込んだというのがすごいですね。
もう一つは、フランジバックはNikon ZのZマウントが一番短く、それはパナソニック、ソニー、キヤノンよりも短いです。ということは、ニコンはそれらすべてのカメラのレンズを取り付けて利用できる可能性があるということです。となると、ニコンはそれらすべてのミラーレス用のレンズをすでに持っているというようなことと等しいことになりますので、レンズラインナップも一気に充実する感じになりますね。
とはいえ、何かしらの撮影制限があるかもしれませんので、そのあたりはすべての仕様を確認して判断する必要はありそうです。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190227-00000038-impress-ind
コメント
コメント一覧 (1件)
Z50には物理的に干渉してしまい使用不可…ソニーEレンズの薄いやつを使ってみようと思っていただけに残念。