マップカメラデジカメ売り上げランキング
ImpressWatchがマップカメラ売り上げランキングを公開しています。集計期間は2月1日~28日となっています。中古デジカメのランキングやランキングについての解説などもありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
1位:キヤノン EOS R5
2位:富士フイルム FUJIFILM GFX100S
2位:キヤノン EOS R6
4位:富士フイルム FUJIFILM X-E4
5位:富士フイルム FUJIFILM X-S10
6位:ソニー α7C
7位:富士フイルム FUJIFILM X-T4
8位:ソニー α7S III
9位:ニコン Z 6II
10位:ソニー α7 III-ImpressWatch
ランキングによれば、1位はキヤノンのEOS R5が獲得したようです。キヤノンはEOS R6も同率で2位にランクインしていて、絶好調という感じですね。記事には、供給不足が続いていたようですが、2月にまとまった入荷があり、予約待ちが解消したとしています。つまり、初期需要がここにきてやっと解消されたということになるようですね。
同率2位のもう一つの機種は富士フイルムのGFX100Sです。こちらは中判センサーを採用した機種ですが、中判センサー採用のミラーレスというとプロフェッショナル向けという印象だったのですが、かなりフルサイズに近いところまで降りてきている可能性がありそうです。富士フイルムは絶好調で、このほかにも4機種がランクインしていますね。
その後に続くのはソニーです。発売されたばかりのα7Cやα7S IIIが上位に入っており、安定して売れていることが窺えます。
コアなユーザに受け入れられている感じがする富士製品
BCNランキングなどでは上位に多数の機種がランクインすることがない富士フイルムのミラーレスカメラですが、カメラ専門店のマップカメラのランキングとなると、途端に多数の機種がしかも上位にランクインするようになります。このことは、カメラを趣味とする人に富士フイルムの製品はかなり受け入れられているということが言えると思いますね。
言い方は失礼ですが、マニアックな人に対してピンポイントに刺さるようなカメラを製造しているということだと思います。実際にクラシカルなデザインや絵作りなどはとても素晴らしく、こういうカメラだと撮影することが楽しくなるだろうなと思わせる製品が多いですね。そして、APS-Cセンサーなのでレンズも比較的安く、抱負なラインナップがあることも特徴です。
そして残念なのはニコン製品です。ニコンは数を追わない戦略と言っていますが、マップカメラのランキングで上位に入らなければ数を追わないどころか、誰にも買って貰えないカメラになってしまいます。もし数を追わず、高価な高級機種をコアなユーザに購入してもらいたいのならば、マップカメラで上位に入るような製品を作らないとならないのではないかと思います。そして、もしそういう経営戦略ならば、今の富士フイルムの立ち位置をニコンを目指すのが本当なのかな?と思いますね。
そのニコンですが、Nikon Z 6IIが9位にランクインするのがやっと、という寂しい状態になっています。今後の新製品で巻き返すことができるのでしょうか?
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コメント
コメント一覧 (1件)
キヤノン EOS R5、R6 がよく売れていますね。
富士フイルム の製品も2位以降に数機種ありますが富士フイルムの
センサーは分光特性がキヤノン、ソニー、ニコンと異なる味付け
なのでそこが受けているのかも知れません。