ヨドバシカメラ コンデジ売れ筋ランキング
CAPA CAMERA WEBがヨドバシカメラコンデジ売れ筋ランキングを公開しています。集計期間は21年1月下期になっています。
第1位 ソニー VLOGCAM ZV-1G (シューティンググリップキット)
第2位 リコー GR III
第3位 リコー WG-70
第4位 ソニー VLOGCAM ZV-1
第5位 オリンパス Tough TG-6
第6位 ソニー RX100 III
第7位 リコー WG-6
第8位 ライカ Q2
第9位 富士フイルム X100 V
第10位 キヤノン PowerShot SX720 HSCAPA CAMERA WEB
記事によれば、1位はソニーのビデオプロガー向けのカメラとなるZV-1となっています。1位は自撮り棒のようなシューティンググリップがキットになっているタイプで、自撮りはもちろんですが、手持ちで動画を撮影しやすいモデルとなっています。そしてグリップのないタイプが4位にランクインしています。
シューティンググリップキットが1位になっているということは、やはり動画撮影向きのカメラとしてZV-1が売れているのだなということが、よくわかる結果だと思いますね。いまでは静止画撮影よりも動画で残したいと思う人が増えていること、動画配信環境が整っているので自分も動画を配信したいという人が増えていること、ビデオカメラ市場は縮小し製品の投入が少なくなっていること、大きなセンサーによる撮影で他人と差別化したいとなるとZV-1のようなカメラかミラーレスカメラしか選択肢がないこと、などが関係していると思われます。
1インチ高級コンデジ市場は縮小の方向へ?
以前はRX100シリーズなどのようなスチル向けの1インチ高級コンデジが上位にランクインしていたわけですが、最近はコロナ渦で一般ユーザが購入していないからか、特殊な用途向けのカメラが上位にランクインしている印象です。
ネットなどではスチルメイン向けの1インチセンサーのカメラは失敗で、今後は販売される製品も少なくなって行くのではないか?と考えている人も多いようです。確かに、ランキングをみるとビデオ特化か、耐水防塵耐衝撃性能のあるコンデジか、APS-Cセンサーのような1インチよりも大きなセンサーを搭載している、かなり価格が高めのカメラがランクインしているように見えます。
コンデジに関してはスマホの台頭で高級化、大センサー化していったわけですが、様々な補正技術やデジタル処理を利用することで、スマホ画像はよくなる一方です。そうなるとスマホとの差別化ということで、動画性能や、防塵防水性能、1インチよりもさらに大きなセンサーなど、さらなる差別化されている製品が求められているように思えます。
ただ、いまは新型コロナウィルスの影響が買い控えが起きていると考えられます。一般ユーザがコンデジを購入するようになるとRX100シリーズなどはランキングか復活して再び上位にランクインする可能性も高いのかな?と思いますね。
[template id=”4241″]
コメント