ZV-E10 IIはアメリカでは売れていない?
ソニーのZV-E10 IIは価格に性能が見合わずアメリカでは売れていないのではないかという記事が掲載されています。
中国の情報筋E88_888によれば、ZV-E10 Mark IIの販売はアメリカではうまくいっておらず、高い人気を誇るVlogカメラを作り出すという成功した戦略を止めたか、あるいは今回は消費者層に感銘を与えることができず失敗したと言えるという。つまりZVシリーズは消費者に対する効果を失ったということだ。
ZV-E10 Mark IIカメラの価格はα6700にやや近いが、AI処理チップやセンサーシフト方式の手振れ補正がない。さらにα6700で利用可能な動画のフレームレートもサポートしていない。ソニーはα6700の販売を守るためにZV-E10 Mark IIのカメラの多くの仕様に制限をかけた。同時に高価格のためにこのカメラは前モデルのZV-E10を直接的に置き換えることができず、ZV-E10の販売は依然として好調だ。ソニーの戦略は今回は消費者の実際の需要を読み取ることに失敗したようだ。
ZV-E10 IIは失敗?
ZV-E10 IIのアメリカでの販売状況について話題になっています。記事によれば、ZV-E10 IIはアメリカでの販売は好調ではなく失敗に終わっているのではないかと指摘しています。
ZV-E10は発売当時は約7万5000円ほどで販売されていましたが、ZV-E10 IIは14万円前後で販売されており、価格は2倍になってしまいました。α6700は現在の最安値で20万円近いことを考えれば十分に安い価格設定ですが、それでもZV-E10と比較するとかなり割高になっている印象です。
海外ではZV-E10 IIについて、センサー、4k 60p、低照度性能など大幅なアップグレードを望んでいた人にはその失望を理解できるとしていて、他のメーカが動画性能を向上させているなかでは相対的に後退したように感じられるという意見や、価格が仕様に見合っていないのでコスパを悪く感じるという意見があり、価格と性能のバランスが悪くなっているという印象が強い製品となっているようです。
ZV-E10はかなり好調で上位にランクインするほど売れていたわけですが、これは動画性能を求めているのではなく、単にEVFなどの機能を無くして低価格にしたから売れた側面が強いのではないかと言われていました。同じようにNikon Z 30も低価格モデルとして人気となっているようです。
そのため価格が高くなると、他にも様々なカメラが選択肢に入ってくるため自動的に選択肢から外れてしまうということになっているのかもしれません。機能と価格のバランスは難しいものですね。
さらに「ソニーの85mm F1.4 GM IIレンズの画像が流出か Webに誤送信の可能性」ではソニーの新レンズの画像が流出した可能性について詳しくお伝えします。
(記事元)NewCamera
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