シグマ 新レンズの特許
焦点距離 12.33 11.75
Fナンバー 1.46 1.46
全画角2ω 103.29 105.89
像高Y 14.20 14.20
レンズ全長 85.36 85.36
焦点距離 14.58 13.65
Fナンバー 1.46 1.46
全画角2ω 93.79 97.67
像高Y 14.20 14.20
レンズ全長 83.38 83.38
焦点距離 10.67 10.29
Fナンバー 1.46 1.46
全画角2ω 111.30 113.64
像高Y 14.20 14.20
レンズ全長 81.35 81.35
焦点距離 23.49 22.46
Fナンバー 2.20 2.20
全画角2ω 103.71 106.06
像高Y 27.39 27.39
レンズ全長 157.04 157.04
焦点距離 12.17 11.53
Fナンバー 1.46 1.46
全画角2ω 103.96 106.55
像高Y 14.20 14.20
レンズ全長 80.41 80.41
大口径単焦点レンズの特許
シグマが新レンズの特許を出願していることが明らかになりました。上記が実施例で、まとめると以下のようなレンズの特許ということになるようです(当サイトの解釈です)。
| 焦点距離 | レンズ全長 | 特徴 |
|---|---|---|
| 12mm f/1.4 | 85.36mm | バランス型 |
| 14mm f/1.4 | 83.38mm | ややバランス型寄り |
| 10mm f/1.4 | 81.35mm | 最も広角・コンパクト |
| 24mm f/2.2 | 157.04mm | F2.2、大型センサー対応 |
| 12mm f/1.4 | 80.41mm | 最もコンパクト |
新たに公開された特許情報から、大口径広角レンズの設計が明らかになりました。このレンズは、従来の広角レンズが抱えていた課題を解決する、意欲的な設計となっているようです。
今回公開された特許は、F1.46という非常に明るい超広角レンズの設計です。焦点距離は約10〜24mm相当で、画角は最大で111度にも達する超広角仕様となっています。特許には5つの実施例が記載されており、それぞれ微妙に仕様が異なりますが、いずれも大口径広角レンズとして設計されています。
特に興味深いのは24mm f/2.2かもしれません。像高が27mmとラージフォーマットのセンサーに対応しています。富士フイルムのGフォーマットの対角線長が約55mmなので、GFX用のレンズでしょうか?
このレンズの最大の特徴は、フォーカスレンズ群の軽量化にあるようです。明るく広角なレンズは通常、レンズが重くなりがちで、オートフォーカスの動作が遅くなる傾向があります。しかし、この設計では内部のレンズ配置を工夫することで、フォーカスに使用するレンズ群を軽量化し、高速で正確なAF動作を実現しているとのことです。これは特に動画撮影やスポーツ撮影など、素早いフォーカシングが求められる用途で大きなメリットとなりそうです。
通常、F1.46という明るさと超広角を両立させようとすると、レンズが大型化してしまいます。しかし、この設計ではレンズ群の配置や屈折力の配分を最適化することで、比較的コンパクトな設計を実現しています。実施例によっては全長80〜85mm程度に収まっており、この明るさと画角を考えれば、かなりコンパクトな部類に入ると言えそうです。
この特許のレンズ設計は、動画撮影では軽量なフォーカス群による高速・静音AFが有利に働き、星空・夜景撮影ではF1.46の明るさが暗所に強く、広角風景撮影では111度という超広角が迫力ある画を生み出し、Vlog撮影ではコンパクトさと明るさ、AFの速さが活きるなど、さまざまな撮影シーンで活躍しそうです。
SIGMA 20–200mm F3.5–6.3 DG | Contemporary 関連情報アーカイブ!
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コメント
コメント一覧 (2件)
標準って何が標準なんですかね?
ご指摘ありがとうございます。
製品の仕様的に、それぞれのレンズの中間に近く、なにかに特化したものではなかったので、バランス型という意味で標準という言葉を使いました。
ただ何をもって標準と呼ぶのかがわかりにくかったので、文章をバランス型と変更しました。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
今後とも当サイトをよろしくお願いいたします。